見解

中京芝レースは上がり最速馬が3-2-1-0
スローなら普通に前が残るし、外差しというよりは中間くらいが伸びる。
ただ、天気はもう回復しているので内も乾いてくるはず。

展開

逃げ先行馬は多いものの、ハイペースで逃げたい馬がいるか、と言われると意外といないメンバー。
モズメイメイもテイエムスパーダも極端に速い馬ではない。ビクターザウィナーにカットされて終わる気もする。
馬場の回復が読めないのでなんとも言えないが、どんなに速くても33.5前後。
このペースで中京で差せるとしたら内回しだけ。大外回して差せるとは到底思えない。

差し馬がくるとしたら、中団7.8番手か。
馬場的にも、トップスピードよりは残り３ハロンからの持続的なラップが求められそうで、1400mよりのスタミナが要されるレース質になりそう。
スタートして好位先行で番手に位置がつけられて、直線で追い出して上がりを使う展開になりそう。
狙いはここから。
逃げ馬は厳しいが、最後方からの上がり最速は届かないと予想。

予想
◎2 マッドクール
◯14 ママコチャ
△6 ルガル
△16 ウインマーベル
△3 ナムラクレア
△5 トウシンマカオ
×1 ビッグシーザー

マッドクール

スプリンターズＳ２着馬。
５枠からスタートも良く逃げたジャスパークローネの真後ろを取る好騎乗。
スプリンターズＳは速い坂路調教をしていたのに対し、今回は終いに重点を置いた坂路調教だったことも好印象。
馬場は不問のタイプ。
熱中症だったCBC賞以外は中京で馬券外なしで、コース適性は抜群。

ママコチャ

スプリンターズＳ勝ち馬。
スタートがいいし若干かかるタイプではあるものの、スプリンターズＳはそれがプラスになった。
直線ではマッドクールを差し返した。
極端な不良馬場は苦手な気はするが、馬場も乾いてくれば。
欠点が少ない強い馬だと思っています。

ルガル

メンバー中1番成長している馬。
シルクロードＳでは、２着アグリに0.5秒差の快勝。
たまに出遅れるが、基本的に好位先行して内で溜められるタイプで、中京は合いそう。
超ハイペースになったら坂で止まる可能性はあるが、そこまで巻き込まれる可能性の方が低そう。

ウインマーベル

スプリンターズＳでは、２年連続強い競馬をしながらも結果が出なかった。
２年前は伸びない内を通して２着の強い競馬。
昨年は６着だったが先行決着で、最後はしっかり伸びていた。
昨年と同様、大外＋重馬場はマイナスではあるが、阪神カップも阪急杯も強い競馬をした。
完全に復活していると判断しているので、８枠でも。

ナムラクレア

この距離なら世代No.１
平均点が高い優等生タイプ。
絶好枠を引いたものの、スタートは段々良くなくなっている。
馬場が渋るのはプラスだが、ピークはとっくに過ぎているとは思っている。

トウシンマカオ

重馬場も走らないので買わなくていいかなとは思ってはいますが、展開予想をするといいポジションにいるのがこの馬かな、と。

ビックシーザー

１枠１番は抑え。重馬場巧者。
内から差せる馬を探したらここに行き着きました。

マーチＳは、東海Ｓで強い競馬をしたブライアンセンスから、ウェルカムニュース、ペイシャエス、キリンジ、ミトノオーに流します。