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「iPadで絵を描くこと」と「手描き」の違いを3つ

こんにちは。

前回からだいぶ間が空いてしましました。反省。

せっかく始めたので2週間に1回くらいの更新を目指して頑張ります。

自分は今、日中デザイナーをしながら空いた時間でイラストを描いています。イラストはクラウドソーシングで販売したり、知り合いづてで似顔絵を描いたり…
イラストを絡めてもっともっと人の役に立てるようになれたらいいなと思っております。

そんなイラスト。1年前までは全て手書きで描いてました。
デジタルは憧れるけどセッティングの方法が分からなかったり根本的に描き方を変えないといけないとか色々ハードルが高そう…
そんな風に思いながら小さい頃から慣れている手描きでずっと描いていました。
が、昨年6月にiPad proを買ってから描き方が随分と変わりました。
そしてその便利さや表現の幅に、ただただ驚きました。

絵を描くことをもっともっと楽しくしてくれたiPad。

実際に手描きと比較すると、何がどう変わったのか。それを今回は書きたいと思います。(あくまで個人的な感覚なのでどうぞご参考までに)

<個人的に感じるiPadと手描きの違い>
①どこにいても描ける
②iPad1枚ですべて完了
③修正が簡単

①どこにいても描ける

個人的に1番はじめに感じた違いがこれです。
自分は絵を描くことも含めて、とにかく自分の家で作業するのが苦手です。どうしてもだらけて作業が進まなくなってしまい、隙あらばカフェやワーキングスペースみたいなところに入り浸って、周りがmacを使う中、一人スケッチブックに絵を描いたりしていました。
ただどうしても道具が大掛かりになってしまい、ほんとは電車でも描きたいけどなかなか周りの目も気になってうまく作業できませんでした。

それがiPadとApple Pencilだけあれば、どこでもサッと絵が描けるようになりました。思いついた時や、ほんの5分くらい待ち時間があればすぐに描くことが出来るのは大きな魅力でした。

②iPad1枚でぜんぶ完了

①と被ってくる部分があるのと、人によって意見は分かれることだと思うのですが、iPad1枚で作業を全て終わらせることができるのは自分にとって大きな魅力でした。

筆やマーカー、色鉛筆に絵の具や墨…色々な道具を揃えてそれらをどう使って絵を描こうか、と考えることが楽しいという方もたくさんいると思います。

自分の場合は、”なるべくモノを減らしてどこでも仕事がしたい”ということが前提にあったのでiPad1枚あれば描ける、ということが大きな魅力に映りました。

ちなみにそれぞれの手順はこんな感じでした。

【手書きで描いていた時の手順】
1.鉛筆で下書き
2.「トレース台」に乗せてペン入れ
3.色鉛筆や水彩絵の具で色つけ
4.乾かす
5.水彩でまた色付け
6.「スキャナー」で取り込み
7.Photoshopで切り抜き&色の調整

【iPadで描くときの手順】
1.鉛筆ブラシツールで下書き
2.レイヤーを変更して下書きを半透明にする
3.ペンブラシで本描き
4.絵の具ブラシや色鉛筆ブラシで色付け
5.Air dropでデータをPCへ転送

手描きのときは絵を描く道具はもちろん、下書きを写すトレース台やパソコンに取り込む為のスキャナーなど、いろんな道具を使いながら描いていました。
iPadだとそのすべての工程が1枚で済み、描き方がほんとに大きく変わりました。

③修正が簡単

そして実際に仕事として描くにあたって一番助かったのがこれです。
手描きの時は少し修正が入ると
・修正部分だけ別で描いて後でPhotoshopで合成
・Photoshopのみで簡単な修正
・全部1から描き直す

などが必要でしたが、iPadに変えてからは部分的に消して描き直したり、色を変更することも簡単にできるようになりました。
おかげで修正にも即対応することが出来るようになり、作業の量・スピード共に格段に上がりました。


散々iPadいいよ!みたいなことを描きましたが、一応言っておくと自分は手描きで描くことが大好きです。
手描きでしか出せない原画の魅力や線の魅力がありますし、そもそも紙に描くあの感覚は手描きだけのものです。そして外の自然光の下でスケッチをしたりするにはやっぱり紙でないと書けません。

ただ、屋内で手軽にどこでも絵を描きたい、思いついたらどんどん描きたいという方にはiPadはほんとにお勧めだと思います。

もっと使いこなせるようにどんどん使い方を覚えていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。