#不登校は不幸じゃない の元祖!小幡和輝さん、来訪。

本日、さいたま市の岸町公民館にて、#不登校は不幸じゃない 発起人の小幡和輝さん(写真中央)

を迎えて、座談会を行いました。


参加してくれた子どもたち、参加できなかった不登校中のきょうだいや我が子もそうですが、インターネットやSNS、アプリ、ゲームを使いこなし、自分の好きなことや得意なことでしっかり社会とつながっています。


小幡さんからは、
「親御さんは、ぜひ子どもたちと一緒にゲームを楽しんで欲しいですね!」

「好きなことにとことんのめり込んでいくのはすごく大切。その成果を発信することで、人とつながれるし実力も伸ばせる。仲間がいると、笑顔にもなれる。」

「YouTuberとして食べていくのは難しいけど、仕事の宣伝に使ったり、フォロワーが多ければインフルエンサーとして企業と契約したり、YouTubeの活用法はいろいろある。」

「海外の研究では、ゲームの強い人は能力が高いという報告もある。日本は海外も熱狂するようなゲームを作ってるのに、国内では娯楽としての位置づけが何故かとても低い。」

…等々、親世代の大人はへぇ~!と驚くことばかり。


中学生がこんなことを言ってくれました。
「ゲームって、社会の縮図みたいなものだと思うんです。コミュニケーション能力も必要だし、相手の動きを読みながら戦略を練るから、いくつもの作業を同時進行してるし。」

これには、大人たちも唸ってしまいました。
ネットリテラシーは子どものほうが高いと小幡さんも言っていて、実際、私も子どもから教わることばかりです。


「不登校は誰にでも起こりうることで、学校へ戻すこと・再登校させることが必ずしも子どもにとって良いとは限らない。」
何年も前から、文部科学省が繰り返し全国の教育委員会へ通達を出していますが、不登校を批判的に見る社会の雰囲気はまだあって、子どもたち自身も自責の念を抱えています。


学校のシステム、枠組みは、本当によくできているものです。楽しく自発的に通えるなら、是非活かして欲しい。
一方で、現在のシステムが合わずに困っている子どもが増えているのも事実。

2020年からは、教育の方向性も変わります。「普通教育機会確保法」に基づいて、国会でも子どもの学びのあり方を見直して欲しいし、柔軟な社会づくりを私たち大人が頑張らなくちゃいけないと改めて思いました。

さて、来月が本番!
8月18日は全国一斉に#不登校は不幸じゃない が開催されます。少しでも悩んでいる子の力になればと願います。

47都道府県の開催予定はこちらから!

小幡和輝 official blog
https://www.obatakazuki.com/futoko2019

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