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モッズコートの、“モッズ”ってなんだ?

こんばんは。ドラマーのひこです。

さて、個人的に服にアンテナがたっているいま。

どんどん先のことを考えていってるので(服は年間を通してほぼ追加生産ができないそうで、構造上、先物買いをする方が賢明)今年の秋冬はモッズコートとかチャレンジしたいなぁ・・・って思ってました。

そこでふと。

モッズコートのモッズってなんだ??って思った訳です。

その昔、デビュー前からずっとサポートさせてもらってる近藤夏子の現場での話ですが。
日本を代表するドラマー佐野康夫さんが、近藤夏子のライブで叩くという機会がありました。
たしか、そのリハを見に行く為に、わざわざ東京に行ったと記憶しております。

近藤夏子の代表曲で「リハーサル」という曲があるのですが。(ややこしいけど、リハーサルは曲名😅)

こちら、レコーディングは佐野康夫さんで、このMVのドラマーは僕です。

話がそれましたが、見学させてもらったリハーサルの現場に、佐野康夫さんが颯爽とモッズコートを羽織ってやってきていたのです!

読者モデル出身である近藤夏子が、「モッズコートいいですね!それは間違いないやつ」って佐野さんに言っていたのをはっきり記憶しております。

僕は当時、なんで間違いないと言えるのか?そもそもモーズコートがなんなのかすら知りませんでしたが、普通に“カッコいいな”って思いました。

色々知識がついた今、脳内補正がおそらくたくさん入ってますが、、

オーバーサイズで、ガチの軍モノっぽい雰囲気だった気がします。フードがついていたので、おそらくはM51かと。

そんな思い出のモッズコートなわけですが。個人的には買ってみたことはありません。

ガチだとこういう感じですね🤔見たら、「あーはいはい、そういう感じね」ってわかると思います。

それにしても、アメリカ軍が使っていたいわゆる“ホンモノ”が高騰していると聞いてましたが、本当だったようです。。

モーズコートと言われるモノ自体は、アメリカ軍が実際に軍隊で使っていたものを指しますが。

モッズというのは、1950年代ごろのイギリスで起こった、ファッションやライフスタイルなどの総称のことらしいのです。
深夜になると、レアな黒人音楽やR&Bを求めて、クラブに集まっていた当時のロンドンの労働者階級の若者たち。
そんな彼らのことを、モダニストと呼んでいたそうですが、最終的にモッズと言われるようになったとのこと。

こちらの記事がわかりやすかった。

ビシッと決めたスーツの上に、アメリカ軍の軍モノコートを羽織る。というのが、モッズたちの定番スタイルだったそうで。

モッズたちが着ていたコート=モッズコート

ということみたいですね。

モッズをテーマにした映画『さらば青春の光』が79年に公開されると、その影響で日本でもムーブメントがあったらしいです。

この“スーツを着ているのに不良っぽい”って感じで、ふと頭に浮かんだバンドがいました。

伝説のバンドTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTです。

ミッシェルがMステに出た時に、出演予定だったTATOOがドタキャンし、急遽ミッシェルがもう1曲演奏した時の衝撃は今でも覚えています。
歌番組なんてどうせ口パク・アテフリなんでしょ?って思っていたガキには十分な衝撃でした。「ほんとうに生で演奏していたんだ・・」って。

翌日のバンド仲間との会話での「昨日のあれ見た!?」っていう興奮・・・今となっては共感できる方は少ないかもしれませんが、特別な瞬間だったなぁ。


ふと感じた、モッズというキーワードで、いろいろなことがつながったので、ついつい長々と書いてしましました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた。

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