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ささやかだけれど、嬉しかったこと

妊娠38週4日目。もういつ産まれても大丈夫、陣痛待ちの日々。

臨月を迎えてからは、遠出をするのを避けたくて徒歩圏内が行動範囲になっている。そんな最近の私は、NetflixやらYouTubeやら読書やら、主に家時間を満喫しながら生きてます。

そんな物理的に世界が狭くなった私に最近起こった、ささやかだけれど嬉しかったこと。


下の階に住んでいる、女の子のママさんと立ち話をした

今のマンションに引っ越して約1年。我が家の下の階に住んでいるのは幼稚園生くらいの可愛い女の子とパパママのファミリー。たまにすれ違うときに軽い挨拶はするものの、それ以上のコミュニケーションは無く、出産後にご迷惑おかけすることがあるかもしれないし、もう一度ご挨拶に行きたいけど大げさかなぁ!?なんてモジモジしていたのでした。

そんな中、お散歩のために外に出たら、ちょうどお買い物から戻ってきた下の階のママさんとばったり。

「前にお見かけした時にお腹が大きくなってきていて、赤ちゃんが生まれるのねーお話ししたいなーって思ってたの。」「赤ちゃんが生まれたらお買い物に行くのも大変だろうから、気軽にお願いしてもらって大丈夫だからね!」「ご迷惑おかけするかも、なんてそんなこと思わないで!」

夫以外の人との久しぶりの会話がこんなに優しい言葉で、なんだか泣けてきそうになった。下の階にこんな優しい人が住んでいるって、日々じわじわと心を癒してくれる気がする。

なんだか私、たくさん話すと泣けてきそうであまりお話しできなかったのだけれど、次はお名前を聞こう。”○○さんの奥さん”じゃなく名前でお呼びできるように。


すれ違った時に挨拶ができる人が増えてきた

① クリスマスや紫陽花の季節に、近所でリース作りのワークショップが開催されていて、これまで2回くらい参加している。先日、このワークショップの先生と街中でばったり会った。運動会帰りでママチャリに乗った先生は「だいぶお腹大きくなってきましたね!」「あ、これ、うちの息子です!」「また!」と駆け抜けていったのだけど、思いがけない人と思いがけない場所で思いがけず会話できたことは、なんだかとっても愉快だった。

② お気に入りのお菓子屋さんがある。本店はちょっと行きづらい場所にあるから、駅ビルへの出店情報を嗅ぎつけるとすかさず通ってしまう。今日のお散歩の目的地はこのお菓子屋さんにして、お買い物に行ってきました。いつもの店員さん(お互いに顔は認識していると思われる)がいるなーと思いながらお買い物をしていると、「前も来てくださいましたよね」「赤ちゃんの誕生、楽しみですね」と声をかけてくれた。ほんと、ささやかだけれど嬉しい瞬間。


街でばったり会って、会話できる人が増えるって日常生活の幸福度を上げる気がしている。

しみじみ思うけど、私の”幸せ”って人とのコミュニケーションで感じることが多いんだよなぁ。逆に、私にとってのストレスも人とのコミュニケーションから生じることが多いのだけれど、だからこそポジティブなコミュニケーションを取れる人間関係を大切にしていきたいと思った今日この頃。


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