10/5〜10/9 ドル円 トレード戦略

ドル円 month

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月足から見ていきましょう。

9月は長い下ヒゲを付けた陰線を確定させました(白矢印)。
とはいえ、実体は小さく迷いが見えます。

ドル円はこれまでじわじわと下落相場を形成してきました。しかしその動きは月足で見ても相当乱高下させており決して綺麗な下落トレンドとは言えません。

大統領選まではこのような動きが来ると思われますが、警戒しておきたいのは乱高下した下落相場というのは持続できないことが多いので、ここから大きな自立反発が来る可能性もあるということは認識しておきましょう。

そして今月はほとんど上を試さずに下方向へ動いていっているので、これから上ヒゲを作りに来る可能性もあるでしょう。まだ10月は始まったばかりですからね。


ドル円 week

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前回のトレード戦略で引いた仮の緑ゾーンを表示させています。
今週はなかなか下落に転じることができずに陰線のコマのようなローソク足を形成(白矢印)。

前回のトレード戦略でも話しましたが、強い上昇圧力が来た場合はなかなか下落しづらい動きとなります。
今回もなかなか下落が出来ずに最終的にはコマのローソク足となりました。

ではこのコマのローソク足をもう少し細分化して日足で見ていきます。


ドル円 day

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最初は順調に安値と高値を切り上げながら上昇。
しかし陽線と陰線が入り乱れ乱高下相場となり持続できずに仮の緑ゾーンで反発し下落。
黄色ラインより約37pipsほどの強い反発する動きをしましたが日足では陰線となりました。
直近の陽線(白矢印)は力強く上がってきたローソク足なので一発では抜けなかった印象です。

今週はずっと上を試していましたがそれを”否定されて下落”。
日足でも長い下ヒゲ陰線を確定させたこともあり、もう一度黄色ラインを試す動きが来る可能性はあるでしょう。

ここで一度全体的な動きを確認してみましょう。

ドル円 day

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相場は性質上、似たような動きを繰り返すことがよくあります。

例えばこれまでの下落トレンド相場を観察すると、抽象的に見れば2つのアーチを描きながら落としてきていることが分かります。

さらに”黄色の矢印は全て同じ幅”ですが、ある一定の規則性を持った時間軸で値動きを形成していることも分かります。
ただし時間調整が少しずつ伸びていることも分かるので、今回も似たような動きが来るとすれば、ちょうど11月3日の大統領選挙(黄色の縦ライン)に合わせてきそうな感じもしますね。

ただしもちろんこの通りに絶対になるとは限りません。
特に大統領選挙前の10月は相場が大きく荒れる可能性があるので、その辺もしっかり考慮しておきましょう。

ドル円 4h

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4時間足では黄色ラインに反発後、陽線ピンバー形成で迷いを作った後に、しっかり実体を残した陽線を確定させた動きを見るとまぁまぁ強い印象ではあります。

もし黄色ラインを下抜いてきた場合、それでもイエローゾーンの下限あたりで反発するのかなと予測しています。

その理由としては今回上昇する過程で逆三尊を形成しているからです。
この逆三尊はそこまで信頼性の高いものではないと見ていますが、それでも逆三尊のネックラインや中央最安値は比較的強い抵抗帯として機能しやすいので、ここから落としたとしても反発するんじゃないかなと予測しています。

それでも大きく下げた場合は僕は無視しますね。


まとめ

ドル円 day

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非常に面倒くさい相場ですね。
まぁドル円をトレードするなら短期で仕掛けていくのがいいでしょう。

トランプ大統領が新型コロナ陽性となったことで、週明けは大きく窓を開けるかもしれないので警戒しておきたいところです。
ただし最新情報では「改善に向かっている」とも聞くので、すぐに窓を閉めに来る可能性もありそうなので、月曜日は窓閉め狙いのトレーダーが沢山いそうな気がします。わかりませんが。
ちなみに僕は窓閉め狙いのトレードとかはしません。

10月は特に相場が荒れるでしょうから、いないとは思いますがスイング取引とかは絶対に控えておきましょう。
トランプ大統領やバイデンの様々な情報が流れるたびに相場に大小なりの津波が来ると思いますから。
スキャルパーにはもってこいの相場になるとも言えそうですね。

10月も頑張りましょう〜

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