7/16 本日のユーロドル トレード戦略

ユーロドル week

先週はレッドゾーンより上昇していき小ぶりな陽線を確定(白矢印)。
その前の週の大陰線を半分も打ち消せませんでした。

前回のトレード戦略では「上昇していく可能性があるが、その場合はブルーゾーンで強い反発がある」と話しましたが、そのような値動きとなっています。

その背景としては、先月にドラギ総裁が金融緩和措置を示唆しておりましたが、先週にECB理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁はユーロ圏の景気が上向かなければ数週間以内の金融緩和を検討すると発言しました。
この発言を受けてECBは7月25日か9月の理事会で金融緩和に踏み切る憶測が高まっています。


ユーロドル day

日足で見ても天井を固めてきており上値は重い印象。
高値も切り下げてきていますね。

また、今までジグザクと上下に推移していますが、それまでの中でも今が一番天井を固めているような動きもしてきています(緑ボックス)。


まとめ

ユーロドル day

先ほど「ドイツ ZEW景況感指数」の発表がありましたが、あまり良い結果とはならず、冒頭で話した金融緩和がますます高まってきているように思えます。

値動き的にも下落していくような動きをしており、長期的には黄色ゾーンあたりまで落ちていってもおかしくないでしょう。

ただ7月はFOMCでの利下げの可能性も高まっているので、その場合は影響を受けて大きく上昇していく可能性もあるので注意しておきたいところです。

しばらくはレッドゾーンとブルーゾーンの間を推移していきそうですが、目線は下で基本的にはショート狙いでしょうか。


主な抵抗ゾーン


・レッドゾーン(1.14550 - 1.15141)
・レッドゾーン(1.12096 - 1.12260)
・イエローゾーン(1.11180 - 1.11513)
・イエローゾーン(1.09087 - 1.09663)
・イエローゾーン(1.13535 - 1.13737)
・ブルーゾーン(1.10243 - 1.10465)
・ブルーゾーン(1.12796 - 1.13021)

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