7/16 本日のドル円 トレード戦略

ドル円 week

先週は長い上ヒゲを付けて陰線を確定(白矢印)。
前回のトレード戦略では「上昇できたとしても黄色点線あたりで大きな反発がある」と話しましたが、そのような動きとなりました。

その背景としては、パウエルFRB議長の議会証言において利下げの必要性が高まっていると述べ、「適切に行動する」として7月のFOMCでの利下げを確信させるものとしました。

現在はイエローゾーンで反発し、逆三尊を描いていくようにも見えますが、日足を見ていきます。


ドル円 day

上値は相当重いですが、直近でも長い下ヒゲを付けており(白矢印)、そこが意識されて反発しています。

同じ水準で過去の値動きを見ると(緑ボックス)、前回では細かく上下に乱高下していますが、今回の値動きでは(黄色ボックス)大きく乱高下をしており相場環境が変わっています。

そしてさらに白ボックスを見ていくと、上昇した後には陰線で打ち消されていることも分かります。

つまり今の相場はかなりの量のお金が流入している相場であり、しかもマーケット全体では下方向に見ている可能性が高いでしょう。


ドル円 4h

4時間足では若干底固めをしてきているので上昇していく可能性もありそうですが、その場合は黄色点線あたりで上げ止まるか確認します。

形はあまり綺麗ではないので、そこまでの上昇は期待できないのかなと。


まとめ

ドル円 day

目線は下ですがもうしばらくレンジ相場が続く可能性もありそうですが、5分足で見る限りは限定的にでも下落していきそうな動きはしています。

黄色ゾーンあたりは結構ポジションが滞留していると思うので、もし下抜いていったらレッドゾーン近くまで下げてくる可能性も高そうですね。

今夜の経済指標は「小売売上高」「パウエルFRB議長の発言」など控えているので必ずチェックしておきたいところ。

もうレッドゾーンを超えるのは難しいのかなという印象で、基本的にはショート一択で問題ないのかなと思います。


主な抵抗ゾーン

・レッドゾーン(108.502 - 108.756)
・レッドゾーン(107.068 - 107.338)
・レッドゾーン(104.678 - 104.929)
・イエローゾーン(107.846 - 108.028)
・イエローゾーン(105.654 - 105.941)
・ブルーゾーン(106.589 - 106.706)

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