8/31〜9/4 ドル円 トレード戦略

ドル円 week

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今週は長い上ヒゲを付けた陰線を形成(白矢印)。
週初めからは上昇させていましたが、先週トレード戦略でも話したようにブルーゾーンを超えることが出来ずに強く反発させて下落しました。

さて来週はここから続落していくのか気になるところです。
まず注目したいのが、大きく下落したものの先週足の安値(赤ライン)を下抜けずにインサイドしていることです。このような値動きを作った場合によく見られる動きとしては、すぐに続落とはいかずに先週足の高値安値の間を推移したり、続落する前に一旦押し目を作るように上昇していく傾向がよく見られます。


つまり来週の大枠の値動き予測としては、

①先週足の高値安値のなかで推移する可能性
②先週足の安値(赤ライン)を下抜いて続落していく可能性

ざっくりですが来週は上記2つに絞れそうです。
もちろん強く上昇してブルーゾーンを越えていく可能性もありますが、そのような相場が来たら僕は無視してレッドゾーンあたりでショートタイミングを狙うでしょう。


ドル円 day

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直近の日足は大陰線を形成してますね(白矢印)。
これはかなり下落圧力が強いんじゃないでしょうか。
もしかしたら週明けから続落していく可能性もなくはなさそうです。

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まずは先ほど来週の値動き予測した①となる場合の戦略を考えてみます。
まず方向性としては、直近日足で大陰線を形成しており下落圧力が強いのは明らかです。
つまりトレードとしてはショートを軸に仕掛けたほうがリスクは少ないでしょう。

その中でもショート狙い目としては黄色ライン(105.870〜106.072)あたり。この辺りで上値が重く下落優位性が高まってきたらショート仕掛けるチャンスが来るかもしれません。

というか、このラインで落ちる可能性が高いかどうかは、それまでの値動きがどのように推移してきたのかが重要なのです。
例えば、ここから1時間や4時間足ベースで陽線と陰線を乱立させながら上昇ウェッジ(白点線みたいな)を形成して106.072あたりまで上がってくるなら反発する可能性が高まるでしょう。

このように当たり前ですが”値動き次第”なので、一旦はまぁまぁ強い抵抗帯として黄色ラインを意識しておけば良いのかなと思います。

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そしてもう一つの値動き予測②の赤ラインを下抜いて続落していく場合です。

まず、イエローゾーンは強い抵抗帯です。
つまり赤ラインを下抜いたところで一過性の下落となる可能性もあることを認識しておきましょう。
さてもう少し具体的に見ていきたいのですが、日足では説明が難しいので4時間足にして解説していきます。


ドル円 4h

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4時間足では徐々にローソク足の実体が小さくなって下げ止まりの動きが見えますね。
このような値動きになると一旦は反発されることがよくありますが、もしこのまま大きな反発もなく続落していった場合を仮定して考えてみます。

まず来週初めから東京タイムで赤ラインを下抜いていった時は一過性となる可能性が高まるので要注意です。
なぜなら基本的に東京タイムはボラが少ないため、イエローゾーンのような”強い抵抗帯”を抜いていくのが難しい傾向にあるからです。
まぁ先週の強い下落の流れが続いていれば分かりませんが。

またディセンディング(仮の白ライン)のようなパターンを形成する可能性もありますが、値動きが小さいため下落しても一過性となる可能性があります。
ただし下落した後、対して反発もせずにイエローゾーンの中に潜ったままレンジ形成した場合はそこから力溜めて続落していくこともあるでしょう。

つまり現時点では赤ラインを下抜いても一過性となる可能性はありますが、もしショート仕掛けるにしても底ロットで分割エントリーがいいのかなと思います(万が一続落していった時のために)。
この辺りはその時の値動きの優位性で判断していくべきでしょう。


一番理想的な動きとしては、仮の緑ラインのようにしっかり105.870以下で抑えられてレンジ形成後に下落していくような相場を作ってくれたらイエローゾーンを下抜いていく可能性が高まるのかなと思っています。というかショート仕掛けやすいですね。


まとめ

ドル円 day

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まぁ色々書きましたが日足では久しぶりに大きな大陰線を形成しており、もう一段下げてくる可能性は高まっているように見えます。

ただイエローゾーンも強い抵抗帯ではあるので、来週も引き続きイエローゾーンからブルーゾーンの間で推移する可能性も考慮はしておきましょう。

基本的には来週もショートを軸にトレードしていこうと思います。


主な抵抗ゾーン

・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)

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