7/22 本日のドル円 トレード戦略

ドル円 week

先週は上下に長いヒゲを付けた陰線を形成(白矢印)。
上値も重いが底も堅い、しかし目線は下ゆえに陰線として確定した感じでしょうか。

その背景としては米ニューヨーク連銀製造業景気指数や米小売売上高の好結果を受けて一時は上昇していきましたが限定的となります。

前回のトレード戦略で「値動きが綺麗ではないので上昇していく場合は黄色点線あたりで上げ止まるか確認する」と話したようにやはり上昇は続かず、「ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁の発言」や「米のイラン無人機撃墜」などによって一時大きく下落していきました。


ドル円 day

前回のトレード戦略で「イエローゾーンあたりに多くのポジションが滞留している可能性があるので、もし下抜けていく場合はレッドゾーン近くまで下げる可能性が高い」と話しましたが、やはりレッドゾーンまで落としてきました(白矢印)。

つまり逆を言えばこの厚いゾーンを下抜けたことによって、ここから再びイエローゾーンを上抜いていくのは難しいと考えられます。
少なくともすぐには。


ドル円 4h

レッドゾーンで強く反発しましたが、イエローゾーンで陰線ピンバーを確定(白矢印)。
やはり上値は相当重そうです。

さらに反発したところを見ると(黄色ボックス)、底固めする動きも見られないため、もう一度レッドゾーンまで落ちてくる可能性もありそうです。

例えば過去の値動き(赤ボックス)を見ても分かりますが、そこでも底固めが見られないため上昇できずに戻してきています。

相場ではよくこのような現象が見られます。


まとめ

ドル円 day

月末のFOMCに向けて、来週はレッドゾーンからイエローゾーンの間で小動きに推移する可能性もありそうですね。

先ほど話したように基本的に上値は重いですが、トランプ大統領の発言には注意しておきたいです。
また、7/25に開催されるECB理事会では追加緩和に踏み切る憶測が高まっているのでその辺りも注意しておきましょう。

ただし基本的には下目線で、むしろ上昇してもらった方がショートチャンスが巡り嬉しいかなと。


主な抵抗ゾーン

・レッドゾーン(108.502 - 108.756)
・レッドゾーン(107.068 - 107.338)
・レッドゾーン(104.678 - 104.929)
・イエローゾーン(107.846 - 108.028)
・イエローゾーン(105.654 - 105.941)
・ブルーゾーン(106.589 - 106.706)

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