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広い場所と狭い場所、それぞれの長所短所と適したメディックのポジショニング[tf2]

 AsiaFortressCup13も終わりオフシーズンになりましたが皆様どうお過ごしでしょうか。
毎夜のように紅白戦などで盛り上がっている日本TF2の6v6界隈では別のクラスを触る方も増えてきているように見受けられます。
そこで普段やらない人のメディックのポジショニングが見てて怖いことも多々あるので
この際まとめて書こうと思います。

広い場所、狭い場所の定義、そしてマップをアバウトに見る

tf2の5cpマップは多少の大きい小さい複雑簡単はあれど、どれも構造は同じです。

gullywashを上から見て名称付けると複雑に見えますが、広い狭いで見ると

こんな具合。

processも同じように

こんな具合に分けられます。
もっと道を細かく分けることも出来ますがメディックではほぼ使わないので省略します。
というわけで5cpマップはCPとCPの間を2~3本の道で繋いだだけなんです。

ここで広い場所とはCPを含めた高さのある(←ココ重要!)場所を指し、
狭い場所とはそれ以外の道を指します。

それぞれの長所と短所

 広い場所の長所はなんと言っても見晴らしがいい事です。冗談ではなく。
先程上に張ったマップの簡略図のように相手が入ってくる場所が見え、後ろを取られないというメリットがあります。なので広い場所はユーバーを溜めたりしながら留まるのに適していると言えます。
また、プロジェクタイルを視認できる時間が長いので避ける動作にも適しています。
短所としては視線が散らばるので少人数(3人以下)で守るのには適さないと言うことと、相手が入る所にスパムをしっかり入れられないとポジションの差がひっくり返りやすいことです。
また高さと広さがあるため、ソルジャーのロケットを多く使った高いジャンプとスナイパーの有無には気を配る必要があります。

 狭い場所の長所は相手の動きが制限されることです。スカウトに近づかれたとしても飛び回るだけのスペースが少なく、こちらの人数も固まっている分多いので安全に立ち回りやすくなります。
その分、爆発物系のダメージを受けやすく、裏を取られやすいという短所があります。相手デモマンやソルジャーが寄ってくる前に抜けてしまいたいので出来るだけ同じ場所に留まらずにクリアリングを済ませて前に出たいですね。

適したポジションとヒール対象

 前項で長所と短所、と書きながら実は狭い場所にメディックがいる意味って殆どないんですよね。何も見えないし動きが制限されてるからスパムは避けづらいしで別にいいことないです。
なのでメディガンは結構離れた味方にも届くことを利用してユーバーを使う場面でないのなら味方を先に行かせましょう。特に狭い場所から広い場所に出る時が一番危ないのでクリアリングやスナイパーの有無などを聞いてからでも遅くないと思います。

前に出るとしてもヒール対象が間違っていたら味方も安心して前に出られません。
一番ダメージを受けやすい前の人からbuff(オーバーヒール)をかけて前に前に。
狭いところを通る際は体力が足りないと広い場所に出てもいいポジションを取りにいけなくなるので満遍なく且つソルジャーには優先的にbuffをかけましょう。

こんな感じです。gullywash3→4choke入りの例(青線はメインのヒール対象)

広い場所では敵との距離を保つのが容易なので数を減らさない為にもスカウトなどの軽いクラスを中心にbuffをかけつつメインのchokepointにはデモマンを置いてbuffをかけ、そして残りの味方をメディック中心とした扇状に配置するように位置取りましょう。

こんな感じです。process3番前気味にホールド

どちらの場合でも前線が安定する前にメインのヒール対象を死なせてしまうと計画が崩れてしまいます。ヒールの優先順位と接敵する人数の管理もメディックの仕事と言えます。

最後に抑えておきたいポイントをおさらい

広い場所は味方を周りに配置してどっしり構える
狭い場所は行き先を決めてサッと前に進む
これを意識してポジションの強みを活かしましょう!

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