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[182]上海電力がもたらす悪夢~(その89:大家どっとこむ物件 FunFund No.1 狙いは横浜ノース・ドックの監視か)

年初の記事が遅くなりましたが、今回の能登半島地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。被災された方は一日でも早い日常が戻られることをお祈りいたしています。

またもや不動産投資型クラウドファンディングの大家どっとこむで新規物件の募集が登場しました。今回は、株式会社フロンティアハウスが募集する物件を大家どっとこむで扱うという形を取っています。


時事ネタ(SBI証券業務停止)

後ほども説明しますが、上海電力岩国メガソーラなどで協力し、上海電力と協業している伸和工業のプロスペクト乗っ取りに加担したSBI証券です。中国の社団法人「中国投資協会」のブロックチェーン・ビッグデータ産業投資専業委員会戦略投資高級顧問である北尾吉孝がSBIホールディングスおよびSBI証券の会長ですから、中国の日本に対する超限戦(軍事以外も含めてあらゆる手段を使う戦争。謀略・調略も含まれる。)における中心的な役割の一部が北尾吉孝とSBIによるのは間違いありません。

SBI証券がIPOの主幹事をした企業の幾つかは、やはり中国共産党のためと思える行動を取っています。これについては、過去何本かの記事を記載してきました。
今回のこの事件は、SBI証券のIPOにおける一部の闇が出てきたと言えます。
SBI証券が主幹事をした企業は株価を上げて貰った見返りに指示に従わなければならないわけです。

大家どっとこむのお浚い(再掲載+更に追加)

大家どっとこむについては過去の記事で何度も取り上げていますが、過去の記事を読まれたことが無い方も居られると思いますので簡単に説明します。
大家どっとこむはJトラスト傘下のグローベルスが運営している不動産投資型クラウドファンディングです。このクラウドファンディングの物件は防衛省自衛隊関連施設などの重要土地周辺、中国秘密警察周辺などにあります。また、Jトラストは上海電力に協力する企業と繋がりがあります。
大家どっとこむについては、ダイジェスト的にこちらの記事[144]に記載していますので御覧ください。

平井宏治さんが既に幾つもの記事を書かれている通り、上海電力は監視・妨害の目的と見られる米軍や自衛隊の基地周辺を取得し”再エネ”事業を行っています。

その上海電力と協業(上海電力を合同会社の社員に入れ、太陽光発電の保守・運用を担っている)をしている伸和工業がJトラストと共に乗っ取ったのがプロスペクト(ミライノベートに社名変更したのちにJトラストに吸収)であり、乗っ取り後にミライノベートの子会社のグローベルス(元はJトラストの子会社のキーノートをミライノベートの傘下に移動し社名変更)に新規事業として行わせたのが不動産投資型クラウドファンディングの大家どっとこむなのです。
そしてこの不動産投資型クラウドファンディングは、中国共産党の工作拠点確保をするという目的行われたと考えられます。元々は日中友好文化交流促進協会の副会長である青山英男が会長を務めるグロームHDが中心になって進めていたと見られますが、提携していたmaneoマーケットが行政指導を受けたことで頓挫します。そこで、その目的を引き継いだのがJトラストと伸和工業だと見ています。
関連記事[169]

Jトラストの会長である藤澤信義はシンガポールにも住所を持っており、現在は対立しているアジア・パートナーシップ・ファンドの此下益司を通じてUob-Kay Hian HoldingsのWee Ee-Chao(父親の黄祖耀シンガポール福建会館の頭首。秋葉原の中国秘密警察があった日本福州十邑社団聯合総会やNYの中国秘密警察があった長樂公会は何れも福建省の同郷会で、同様の同郷会がシンガポール福建会館)と知り合ったと考えられます。(アジア・パートナーシップ・ファンドとUob-Kay Hian Holdingsはビジネスパートナーだった。同時期に一時的にアジア・パートナーシップ・ファンドとJトラストもビジネスパートナーだった。)

3者の関係


また藤澤信義は伸和工業の西村浩と組んでプロスペクトを乗っ取った際に、藤澤の妻(元宝塚女優の音花ゆり)の両親と妹(女優の相武紗季)を取締役にしているジャパンポケットも使ってプロスペクトの株を取得していました。記事[55]

それでは、工作拠点の象徴的な例として、大家どっとこむの最初の物件について説明します。

大家どっとこむの最初の物件

中華人民共和国大使館別館と隣接する建物が最初の物件という非常に分かり易い位置になっています。更にこの近くにはニューサンノーホテルがあります。

物件No.1とニューサンノーホテルの位置関係

ニューサンノーホテル(ニュー山王ホテル)はご存じの方も居られると思いますが、米海軍の管理下にあるホテルです。月二回の日米合同委員会が開催されていることで知られています。ニューサンノーホテル隣にはフランス大使館もあります。中国大使館から直接やりづらい諜報工作活動の拠点としてはもってこいの位置にあるわけです。

フロンティアハウス

今回、グローベルス(Jトラスト子会社の大家どっとこむ運営会社)と提携して大家どっとこむにて募集をしたフロンティアハウスについても軽く調べてみました。

会社住所:横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい 8F

フロンティアハウス周辺

横浜と言えば中華街が有名ですが、即ち華僑が多い地域ということになります。赤→がフロンティアハウスの位置。赤円がフロンティアハウスから1kmの範囲になります。黄色のアイコンが中国関係です。
華人教会が複数あることからも、2kmの範囲には多くの中国人や中国系の帰化人が住んでいることが分かります。つまり、華僑との関係は少なからずある立地だということになります。
また、フロンティアハウスから1kmほどには、秋葉原の中国秘密警察の有った日本福州十邑社団聯合総会の賛助企業である華而実商事があります。
青で囲った部分は横浜ノース・ドックになります。これについては、後述します。

フロンティアハウスは東京証券取引所TOKYO PRO MARKETに'22/12/28に上場しています。
以下は東京証券取引所で公開されている上場に関する資料です。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/tpm/issues/co3pgt0000002amh-att/co3pgt0000002aoe.pdf

気になる点が一つ。株主事務の会社です。

フロンティアハウス上場資料

アイ・アール・ジャパンは昨年に上記報道のような、買収防衛側の相談をされていたが実は買収側だったというトンデモ事件を起こしています。

また、株主構成は、フロンティアハウスのCEOである佐藤勝彦が100%でしたが、同じく佐藤勝彦が代表であるフューチャーアセットパートナーズに67%を移しています。これは”節税”目的なのか、或いは別の意図があるのかは分かりません。

https://www.frontier-house.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/230821_%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%EF%BC%885528%EF%BC%89_FAP%E7%A4%BE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%B2%B7%E9%9B%86%E8%A1%8C%E7%82%BA%E4%B8%A6%E3%81%B2%E3%82%99%E3%81%AB%E6%A0%AA%E4%B8%BB%E7%95%B0%E5%8B%95%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B.pdf

フューチャーアセットパートナーズは非上場で株主構成が分からないため、ここにチャイナマネーが入っていても支配構造が見えなくなってしまうわけです。
中国が工作を仕掛ける余地は十分にあるわけです。これらのスキームや事件は何だかJトラストを励起させます。

FunFund No.1

それでは物件を見ていきます。
住所:神奈川県横浜市神奈川区浦島丘6番55 PALACE東神奈川1
1棟丸ごとになります。

FunFund No.1物件

この物件から南に1.3kmほどに米軍が使用している横浜ノース・ドックがあります。
米軍の場合、重要土地調査法の運用で誤魔化しが効きにくいのか調査範囲の1kmを超える位置にしていると考えられます。日米合同委員会で米軍にやれと言われたら従わざるおえませんものね。
同じく近く(赤線部分)にはシーラ(Jトラストの藤澤信義、伸和工業の西村浩、SBI証券と共にプロスペクト乗っ取りに手を貸した楽天証券の親会社の楽天が株主。楽天は人民解放軍系で米国規制対象のテンセントの子会社の出資を受けています。)が運営する不動産投資型クラウドファンディングの利回りくんの物件があります。(シーラ直接の物件)

シーラと上海電力から見えてきた中国共産党による日本の不動産取得ネットワークの関係

横浜ノース・ドックの役割

人民解放軍の潜水艦に対する情報収集と調査分析を行うアメリカ海軍の音響測定艦が母港としているのが横浜ノース・ドックになります。

横浜ノース・ドックに接舷する音響測定艦と思われる船体(グーグルマップ)

また、アメリカ陸軍も使用しており揚陸艇なども停泊しています。

横浜ノース・ドックに接舷する揚陸艇と思われる船体(グーグルマップ)

当然ながら中国側が監視や内通者の確保・連絡の対象であるわけです。

複数の拠点で監視する体制

米軍基地周辺は中国側は複数の拠点を取得し、監視する体制を整える様です。

米軍岩国基地の北側飛行ルート上に上海電力岩国メガソーラが設置されていて、問題になっています。また南側にも同様な場所を取得しているとされています。

米軍厚木基地周辺では、日本福州十邑社団聯合総会(秋葉原に中国秘密警察)の賛助企業であるナンセイスチールが厚木基地を東西南北を囲う形に”工場”を配置しています。ナンセイスチールの劉国利社長は、福建省出身です。中国共産党の機関紙の日本版である人民日報海外版日本月刊のイベントには何度も度々顔を出す人物です。また、ナンセイスチールの稻福誠会長は河野洋平が会長を務める日本国際貿易促進協会の理事でもあります。日本国際貿易促進協会はアメリカのシンクタンクであるジェームスタウン財団のレポートで中国統一戦線工作部の影響下にある組織であると指摘されています。

米軍厚木基地(青で囲った部分)を包囲する形で配置されているナンセイスチールの工場(赤矢印)

ナンセイスチールの工場で一番近い物は基地敷地から400m以内になります。

沖縄には狭い範囲に複数の米軍基地がありますが、キャンプ・キンザーや普天間飛行場の近くには日本福州十邑社団聯合総会の賛助企業、国会議院に工作を仕掛ける日本華僑不動産協会野村昌弘理事長夫婦の会社・団体が点在しています。

これらから、利回りくんによる物件と今回の大家どっとこむの物件は連携していることは想像に難しくありません。

とは言え、横田空域や日本各地に米軍基地があることを冷静に考えれば、未だに米軍の占領状態は続いているということです。私も含め殆どの日本人は終戦後生まれですから、その状況が当たり前で気付きにくいわけです。
日米同盟を否定するつもりは有りませんが、自分達の国は自分達で守る。そんな当たり前の国にしていかなければなりません。

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(つづく)
↓関連記事のまとめです。

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