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[173]チャイナフェスティバルIN九州その1

日中友好文化交流促進協会の続きを書こうと思っていたのですが、先回の記事で時事ネタを書こうと思ったら想定外に広がりが出てきました。今回は予定を変更して、このネタで書きます。かなりディープで長い話になりますので2回複数回に分けて発信します。


時事ネタ

事ネタなのに、更に時事ネタですみません。こちらも三木慎一郎さんのツイート(ポスト)からの引用です。

主催とされているJTMホールディングスは国会議員に対して工作を仕掛けている日本華僑不動産協会の理事の一人の山田麗華(帰化人)が代表をしています。
JTMホールディングスの東京オフィスは防衛省から1kmほど、買収した御前崎グランドホテルは航空自衛隊御前崎分屯基地のレーダーサイトまで1.4kmのところにあります。JTMホールディングスについては記事[150][151]にて触れています。

登場人物からして怪しいイベントとしか思えません。

デザイナーの桂由美は主催の日中文化交流連合会の高級顧問をしています。鳩山由紀夫やアグネスは今更言う必要もないですよね。

チャイナフェスティバルIN九州

三木慎一郎さんのツイート(ポスト)で、何となく気になった物がありました。

チャイナフェスティバルIN九州

バックには当然ながら中国共産党が居るわけですが、その手足となっている主催などを少し調べてみようと思ったわけです。
主催・共催・スポンサーの住所を調べていくと、成程と思う繋がりが見えてきます。

主催・共催・スポンサー住所

同一住所毎に色分けをしました。団体数は多く見えますが、実態として同じ組織の看板違いが多いということが見えてきます。ビンコウHDの建物の中に琉球経済戦略研究会が有ったのと同様な構造です。

これらの住所を基にエリア毎に見ていきます。

博多周辺

福岡には中華人民共和国福岡領事館があります。下の広域のマップの左端(下赤矢印部)になりますが、繁華街の博多からは5kmほどと少し遠い位置にあります。恐らく、それを補完するための組織として「江蘇省中小企業日本代表処」(上赤矢印部)があるものと思われます。この組織は、福岡県庁のHPにアップロードされている資料に福岡にある海外の公館として載っています。

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/607364_61023556_misc.pdf

福岡県庁資料より
博多周辺(広域)
博多周辺(中域)

過去の調査で不動産投資型ファンド(クラウドファンディング含む)による不審な物件は、この江蘇省中小企業日本代表処を中心に2km内に分布しているのです。
また、江蘇省中小企業日本代表処と同一住所には九州中資企業協会および日本江蘇工商総会があり、連動して動いていることが分かります。江蘇省・浙江省は上海に隣接しており、上海には青幇(チンパン、せいほう)という中華民国時代の秘密結社がありました。(ほう)は、経済的な互助組織で、同郷会や商工会の様な組織ではありますが、団結力と排他性があるためマフィア的側面もあるわけです。
少し乱暴に言えば、現代版青幇が江蘇省〇〇会のような物です。表看板としての公館が江蘇省中小企業日本代表処で、別看板が九州中資企業協会と日本江蘇工商総会です。同様な組織は東京や大阪にもあり、日本江蘇総会、日本江蘇総商会、日本関西江蘇総商会などです。間違い探しみたいな組織名ですね。これらは記事[104][105][139][140]にて触れています。

当然ながら、幇という性質上これらの組織は連携しているはずです。そこで深刻なのは、記事[104][105]にも書いた法政大学の教授で日本江蘇総会の会長である李磊(Li Lei)教授が江蘇省の統一戦線工作部の幹部と面会し、統一戦線工作部に対し華僑が一丸となって協力するということを大々的に明言しているのです。(詳細は記事[104]参照)法政大学は国防7校とも提携しています。
ということは、博多にある江蘇省中小企業日本代表処の入っている河野ビル(売国河野洋平・河野太郎の河野家と関係があるかは不明)が統一戦線工作部の拠点として機能している可能性は極めて高いと考えられます。
この様な視点で見た時に、今まで謎だった博多のRakutenStayアルファアセットファンドの物件が何故この位置なのかが理解できます。
アルファアセットファンドは穴吹興産が運営している不動産投資型クラウドファンディングのジョイントαによる物件名です。穴吹興産はSBI証券と業務提携し、グループ会社はSBIの資本を入れています。RakutenStayは楽天LIFULLが共同出資して作った楽天ステイが運営する民泊ですが、一部をクリアルの運営する不動産投資型クラウドファンディングのCREALにて資金調達しています。
これらは、いずれも上海電力を起点としたネットワークにあり、防衛省や自衛隊の施設周辺に物件を持ちます。(ネットワーク赤枠部)

不動産投資型ファンドでの上海電力を起点とした重要土地取得ネットワーク

RakutenStayの分かりやすい例で行けば、陸上自衛隊湯布院駐屯地と道路を挟んで建っているRakutenStayです。

自衛隊湯布院駐屯地の隣にあるRakutenStay

CREALによって資金調達したのが、普天間基地の傍にあるSOLA学園。SOLA学園の理事長は人民日報にも取り上げられたことのある野村美崎。その夫の野村昌弘は、衆議院/参議院議員会館近くにある日本華僑不動産協会の理事長です。日本華僑不動産協会は国会議員に対し工作をしています。

IHI本社隣にあるアルファアセットファンドの物件

同様にアルファアセットファンドの分かりやすい例です。多数の防衛装備品を作成しているIHI(石川島播磨重工業)ですが、最たる例でいけばF-35のエンジンに関する事業なども行っています。そのIHIと道路を挟んだ隣に物件を保有しているのです。

また、その傍には国防7校提携していた(現在は大学のHPからは確認できない)芝浦工業大学があります。ただし、’22/3のアーカイブでは、国防7校および兵工7校の北京理工大学と提携していた記録があります。(HP上では’21/11時点の海外協力校とある)

芝浦工業大学の海外協定校('22/3アーカイブ)

そして、芝浦工業大学として受け入れている留学生の比率がアジアだけで無くその他の地域から比較しても一番多いのが中国からの留学生という状況です。

2022年度地域別留学生比率(アジア)芝浦工業大学HPより

以上の予備知識を頭に入れた上で、博多周辺の詳細を見ていきます。

九州中資企業協会、日本江蘇工商総会、江蘇省中小企業日本代表処周辺

住所:福岡市博多区博多駅前 3-10-30河野ビル4F

九州中資企業協会、日本江蘇工商総会、江蘇省中小企業日本代表処周辺(中域)

九州中資企業協会、日本江蘇工商総会、江蘇省中小企業日本代表処のある福岡市博多区博多駅前 3-10-30の河野ビル(右側赤矢印部)から1.5km圏内に楽天ステイ(赤線部)や九州華僑華人連合会(左側赤矢印部)、中国国際航空(福岡支店)などがあります。
また、マップには写っていませんが、南西1.5kmほどには共催のT&Kもあります。
楽天ステイまでには少し遠いので、これらの楽天ステイ300m圏内には華僑・華人の組織があるはずです。(現時点では未発見)
河野ビルにある3つの組織の内、唯一HPのある九州中資企業協会を見ると凄いことに気づきました。赤枠の副会長のところに注目です。

九州中資企業協会より

徐建軍の名前があります。徐建軍は日本南通同郷会の会長で、F2の社長でした。(今年1月に取ったF2の会社謄本では2020/12/31で取締役を辞任しています。よって、このHPの情報は少し古い様です。)
そして、このF2には中国秘密警察が設置されていました。記事は[81][86]になります。

そして、このチャイナフェスティバルIN九州では宮崎県選出の松下新平参議院議員がスピーチしていたわけですが、松下新平は秋葉原の中国秘密警察のあった日本福州十邑社団聯合総会の特別顧問をしていました。
これだけでも、どういった背後があるか良く分かるイベントです。この河野ビルにも中国秘密警察があっても何ら不思議ではありませんね。
この九州中資企業協会の名誉顧問には中国駐福岡領事の律桂軍の名前があり、中国駐福岡領事館はこのイベントの後援をしています。また、会長の李 智は中国国際航空(福岡支店)の支店長ですが、中国国際航空はこのイベントのスポンサーをしています。
余談ですが、副会長の蘇慶が社長を務める株式会社パワーマックスは株式会社FKエナジーに社名変更をしていました。同じく副会長の李峰が社長を務める中利ソーラーホールディングス株式会社、副会長兼事務局長の魏叢智が代表を務める朝日国際株式会社と3社共に太陽光発電関連の事業をしています。副会長で浅川商事株式会社社長の付強は浅川強と名乗っていました。帰化しているのでしょう。

九州華僑華人連合会、フィリアウェルスエンターテイメント(福岡営業所)周辺

住所:福岡市博多区中州中島町 2-3 福岡フジランドビル 7F

九州華僑華人連合会周辺

もう一つの主催である九州華僑華人連合会は、上にある九州中資企業協会の1.5km圏内にあります。その九州華僑華人連合会の1ブロック隣には上で触れたアルファアセットファンドの物件が2カ所あります。偶然とは思えませんね。少なくとも中国人コミュニティーを形成する一端であるでしょうし、匿名性の高さから諜報・工作的な目的が考えられます。
また、川を挟んだ南側にはクラウドファンディングのRENOSYを運営しているRENOSY PLUSの親会社GA Technologiesの福岡営業所があります。GA Technologiesについては、前回の記事[172]にて触れています。連携していると考えた方が良いでしょう。

この九州華僑華人連合会は、共催をしているフィリアウェルスエンターテイメント株式会社福岡営業所の事務所内に設置されているようです。九州華僑華人連合会のHPを見ると同じビルの7Fフィリアまで書いた住所になっているので、フィリアウェルスエンターテイメント内と書くつもりだったのでしょう。

九州華僑華人連合会のHPをパラパラと見ていると知っている顔が出てきました。

九州華僑華人連合会のHPより

Google翻訳による記事のタイトルは「日本中国語教育財団(日本華文教育基金会)、華僑コミュニティの思いやりのある10名に賞を授与」で、この中にナンセイスチール劉国利社長が登場しています。ナンセイスチールは秋葉原の中国秘密警察のあった日本福州十邑社団聯合総会の賛助企業で、媚中売国奴の河野洋平が会長を務めている日本国際貿易促進協会の理事をしているのがナンセイスチールの会長の稻福誠。日本国際貿易促進協会はアメリカのシンクタンクから統一戦線工作部の影響下にある組織の一つと指摘されています。ナンセイスチールについては、記事[94][130]に記載しています。

賞を授与するのは、一種のホワイトウォッシュでしょう。上海電力に協力している伸和工業の西村浩東久邇宮国際文化褒章を授与しているのと似ていますね。この東久邇宮国際文化褒章授与式の記事を書いている株式会社データ・マックスは後ほど出てきます。

なお、九州華僑華人連合会の記事にある日本華文教育基金会は、チャイナフェスティバルIN九州のスポンサーでもあります。この基金会については、後(次回)で触れます。
では、九州華僑華人連合会を設置させているフィリアウェルスエンターテイメントとはどういった会社なのでしょうか?

フィリアウェルスエンターテイメントHPより

中々怪しい感じの事業が多いですね。セキュリティなんてセキュリティホール入れるつもりなんじゃないかと邪推してしまいます。ゲーミングソフトウェアと言っても実態はカジノ関係のようです。
このフィリアウェルスエンターテイメントは、次世代型エネルギー事業について人民日報で取り上げられてしまっている時点で色々と察しです。

また、カジノについては中国とどっぷりな人間と絡んでいます。こちらもデータ・マックス社の記事です。

この記事でインタビューを受けているのが中村龍道という人物。好意的に書かれていますが、中国共産党とズブズブですと自己紹介しているようなものです。

NetIB-Newsより

この人物のインタビューの中で登場するのがフィリアウェルスエンターテイメントの渡邉輝明代表取締役です。

「現在、斜陽産業であるパチンコ・スロット業界の関係者に事業プランを説明しました。しかし、まったく相手にされませんでした。そこで、独自のパチンコ・スロットをゲームとして開発することになりました。開発のコンサルティング総責任者である渡邉輝明氏(フィリアウェルスエンターテイメント(株)代表取締役)と協議を重ねながら、海外開発パートナーと『GORA PACHI』『GORA SLOT』を開発したのです。昨年9月、海外技術者を仲間に加えて開発組織を一元化し、海外パートナー企業と一緒に取り組んできました。そして約6カ月間で、ゲームとデジタルウォレットを連動させた世界初のオンラインゲームモデルが誕生しました」(中村氏)。

NetIB-Newsより

このホワイトウォッシュとも思えるような記事を書いているNetIB-Newsを運営している株式会社データ・マックスですが、これまた面白い場所にあります。
住所:〒810-0802 福岡市博多区中洲中島町2-3 福岡フジランドビル8F
そうです。フィリアウェルスエンターテイメント福岡営業所、九州華僑華人連合会があるフジランドビル7Fの一階上なんです。笑えてきます。PR Timesと同じ役割なんですね。
そして、フィリアウェルスエンターテイメント本社も興味深い場所にあります。

フィリアウェルスエンターテイメント本社周辺

半径500mほどの範囲には多くの日中団体、華僑団体、不審物件、国防7校と提携している大学の関連施設があるのです。統一戦線工作部の対日政治工作の拠点の一つとされている日中協会(政治工作の拠点とされている日中友好7団体の内の一つ。上にある日本国際貿易促進協会も日中友好7団体の一つ。)および日中協会の関連団体の中国留学生友の会がこの付近のネットワークの中心になっているのでしょう。
そう考えると、九州華僑華人連合会のあるフジランドビルが工作拠点の一つでしょう。

中華人民共和国駐福岡総領事館、サードプラネット(ヒルトン福岡シーホーク店)、D&Mコーポレーション周辺

中華人民共和国駐福岡総領事館、サードプラネット(ヒルトン福岡シーホーク店)、D&Mコーポレーション周辺

こちらは中国駐福岡総領事館を中心にしたネットワークだと思われます。少し繁華街からは遠い位置にあるので、繁華街廻りは上の河野ビルやフジランドビルに任せているのでしょう。
チャイナフェスティバルIN九州のスポンサーであるD&Mコーポレーションとは1kmほど。同スポンサーであるサードプラネット(ヒルトン福岡シーホーク店)とは500mほどの位置関係にあります。
D&Mはコーポレーションは介護関係です。

何となく、媚中の野田聖子が中国の老人ホームに日本のお年寄りを送り込むという話を思い出します。野田聖子の地元の方の怒りのブログが有ったのでURLを貼っておきます。

https://www.zennichi.net/b/j-nozaki/index.asp?id=170447&act_lst=detail&page=1

このD&Mコーポレーションの松村貴裕会長は日本九州華僑華人青年会で「日本の福祉事業ビジネス」についての勉強会を行っています。

https://japanoca.com/?p=889

日本九州華僑華人青年会HPより

少なくともビジネスとしての繋がりがあるようです。態々、華僑華人組織に呼ばれているのですから、帰化人である可能性がありそうですね。

残念ながら、サードプラネットと華僑華人との繋がりは分かりませんでした。何故スポンサーになっているかは謎です。

福岡総領事館から川を挟んだ200mほどの所に九州大学西新プラザがあります。

九州大学HPより

九州大学は、国防7校の北京航空航天大学、同じく国防7校・兵工7校北京理工大学と提携しています。その九州大学の西新プラザは、留学生向けの部屋も設置されています。

九州大学西新プラザHPより

地域団体や留学生が使用する目的なので、華僑団体などにも使われている可能性はありそうです。「一般の方は、九州大学の教職員の紹介が必要です。」とあるので、九州大学に何人も在籍している中国人教授や准教授の紹介ということにすれば使えるわけです。宿泊施設まで利用できますから、色々と悪用されているかもしれません。

かなり長くなったので次回に続きます。

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(つづく)
↓関連記事のまとめです。

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