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[181]上海電力がもたらす悪夢~(その88:大家どっとこむ物件No.71~74)

今回は何件か立て続けに募集された大家どっとこむの物件について見ていきます。最近は期間が切れた物件の更新が殆どでしたが、ここ4件については、過去の物件と同じ住所の追加分と新規の場所でしたので取り上げることにしました。


大家どっとこむのお浚い(再掲載+追加)

大家どっとこむについては過去の記事で何度も取り上げていますが、過去の記事を読まれたことが無い方も居られると思いますので簡単に説明します。
大家どっとこむはJトラスト傘下のグローベルスが運営している不動産投資型クラウドファンディングです。このクラウドファンディングの物件は防衛省自衛隊関連施設などの重要土地周辺、中国秘密警察周辺などにあります。また、Jトラストは上海電力に協力する企業と繋がりがあります。
大家どっとこむについては、ダイジェスト的にこちらの記事[144]に記載していますので御覧ください。

平井宏治さんが既に幾つもの記事を書かれている通り、上海電力は監視・妨害の目的と見られる米軍や自衛隊の基地周辺を取得し”再エネ”事業を行っています。

その上海電力と協業(上海電力を合同会社の社員に入れ、太陽光発電の保守・運用を担っている)をしている伸和工業がJトラストと共に乗っ取ったのがプロスペクト(ミライノベートに社名変更したのちにJトラストに吸収)であり、乗っ取り後にミライノベートの子会社のグローベルス(元はJトラストの子会社のキーノートをミライノベートの傘下に移動し社名変更)に新規事業として行わせたのが不動産投資型クラウドファンディングの大家どっとこむなのです。
そしてこの不動産投資型クラウドファンディングは、中国共産党の工作拠点確保をするという目的行われたと考えられます。元々は日中友好文化交流促進協会の副会長である青山英男が会長を務めるグロームHDが中心になって進めていたと見られますが、提携していたmaneoマーケットが行政指導を受けたことで頓挫します。そこで、その目的を引き継いだのがJトラストと伸和工業だと見ています。
関連記事[169]

工作拠点の象徴的な例として、大家どっとこむの最初の物件について説明します。

大家どっとこむの最初の物件

中華人民共和国大使館別館と隣接する建物が最初の物件という非常に分かり易い位置になっています。更にこの近くにはニューサンノーホテルがあります。

物件No.1とニューサンノーホテルの位置関係

ニューサンノーホテル(ニュー山王ホテル)はご存じの方も居られると思いますが、米海軍の管理下にあるホテルです。月二回の日米合同委員会が開催されていることで知られています。大使館から直接やりづらい諜報工作活動の拠点としてはもってこいの位置にあるわけです。

No.71,72

住所:東京都千代田区岩本町2丁目12-8
71は2Fに23.56㎡
72は3Fに23.56㎡
の各1戸ずつ追加されています。今までは従来あった場所の再更新でした。
過去には4Fに3戸、6Fに3戸、7Fに1戸、8Fに2戸を物件として公開していますので、このマンションは1棟丸ごと抑えられている可能性が高そうです。
今一度、この場所を確認してみましょう。

物件No.71,72の周辺

政治家に工作を仕掛ける日本華僑不動産協会の理事である洪韋が取締役のYAK。そのYAKの子会社が北東40mほどの位置にあります。
YAKの工作の一例は以下の三木慎一郎さんのポストの通り。

自民党の衆議院議員である東国幹はシェイシェイ茂木こと茂木敏充の茂木派で日中国交正常化を果たした田中角栄の派閥の流れです。
西に120mには、海外でも温州市の秘密警察が設置されている日本温州市同郷会があります。秘密警察は同郷会・華僑団体に設置されているのはご存じの通りです。ここにも秘密警察が設置されていても不思議ではありません。寧ろ無い方が不思議といえます。
それ以外に日本華僑不動産協会が入居するビル(VORT赤坂見附Ⅱビル)を保有するボルテックスがクラウドファンディングとして不動産投資運用をするVORT神田Ⅱ人民日報海外版日本月刊の編集長である蒋豊が理事を務める日中商務促進会など問題のある組織や物件などがあります。
また、北東600mほどには秋葉原の秘密警察が設置されていた日本福州十邑社団聯合総会、西400mほどには日本華僑不動産協会の理事の一人である山田麗華(帰化人)のJTMホールディングスの子会社Japan Cell Technologyなど挙げたら幾らでも出てくるほど中国人に侵略されている地域と言えます。

No.73,74

住所:東京都千代田区六番町13-1
73、74とで各1戸ずつ取得しています。それでは物件周辺を見ていきます。

物件No.73,74の周辺(広域)

赤→が物件、青で囲ったエリアが防衛省永田町(国会議事堂や議員会館など)、皇居となります。
防衛省までは600m
議員会館までは1.3km
皇居半蔵門側入り口までは1.3km
という位置づけになります。今までは重要土地調査法を意識してか防衛省の1kmを少し超える位置にしていましたが、今回の物件では大幅に近づいてきました。ご存じの通り、重要土地の1km以内が調査対象になるのですが、法律運用すらも気にしなくて良いほど工作が進んでいるということなのかもしれません。

もう少し近くも調べてみましょう。

物件周辺(中域)

1km圏内には、防衛省以外に判明しているだけで以下があります。
寧波旅日同郷会・・・北200mほど
上智大学(国防7校のハルビン工業大学と提携:下図)・・・南150mほど
日本新華僑通信社(中国共産党機関紙の人民日報の海外版月刊日本を発行)・・・東750mほど

上智大学協定校にあるハルビン工業大学(上智大学のHPより)

更に周辺を見てみます。

物件周辺(近域)

北側にある寧波旅日同郷会は”日中友好”をうたう同郷会の一つです。そして、隣接しているのは東京中華学校です。
寧波旅日同郷会のHPはこちら。

寧波市は浙江省の都市の一つで、上海の南側に位置します。上海と寧波は広大な長江デルタの南北にそれぞれ発展していて、中心部同士は凡そ150kmの距離となります。

寧波市の位置

既に多くの同郷会には、所謂中国秘密警察が設置されていました。現在も政府は何の対策もせず、公安関係部門はただ監視するだけの状態なのはご存じの通りです。なお、アメリカやスペインなどの海外では中国秘密警察は捜査されています。
これでどのようなリスクがあるのかご理解頂けると思います。
東京中華学校のHPはこちら。

戦前から存在する老華僑の学校です。戦後は、中華民国(台湾)からも支援されています。
この寧波旅日同郷会と東京中華学校が隣接しているのは偶然では無いと言えます。中国共産党が工作を行っているのは想像に難くありませんね。

また、幾つもの変電所が周辺にあります。これらが示すように、中国共産党にとっては非常に良好な物件であると言えましょう。

最後に

もはやその意図を隠そうとすることは止めたとも思える物件になってきました。現状の岸田政権では中国共産党の飼い犬である林芳正を官房長官に据えるなど、バイデンだけでなく中国共産党にも隷属したことが丸わかりであるだけに、彼らにとっては怖いもの無しということなのでしょうか。そもそもバイデンファミリーに対しても大量のチャイナマネーが流入しているわけですから。
2024年は台湾総統選とアメリカ大統領選という日本の未来にも影響を与える大きな出来事がある年です。良い選挙結果になるように祈るしかありません。

今年一年ご覧頂きありがとうございました。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。

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(つづく)
↓関連記事のまとめです。

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