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[187]つばさの党・黒川敦彦とその背後を考える~東京15区の次の狙いは超党派反グローバリズム運動潰し~

今回は脱線気味ですが、一応前回[186]の続きになります。

先回の内容は、原田優美(劉丹蕻)は中国共産党の諜報機関である統一戦線工作部の人間であることが濃厚というものでした。この事が今回の件とは全く無関係では無いからです。
今回は、東京15区の選挙にて、つばさの党が他陣営に対してテロ的な妨害を行っていることと次のターゲットを考えていきます。


極左暴力集団と中国共産党そしてトロツキストの関係

つばさの党を率いる黒川敦彦を知る上では欠かせない要素が極左暴力集団になります。先ず、この極左暴力集団とは何かを理解する必要があります。

極左暴力集団と中国共産党・トロツキストの関係

極左暴力集団(過激派)については、こちらの警察庁の報告が参考になります。

山口敬之さんの有料動画を見ている方ならある程度御存知の内容です。
日本共産党と中国共産党は1966年に喧嘩別れをしています。これは、中ソ対立の末のソ連側の工作による日本共産党の親中路線修正なのだろうと思います。
一方でトロツキーの思想である世界共産革命(ユダヤ系のトロツキーの政敵であるスラブ系のスターリンは一国共産主義を掲げ、路線の違いで対立。後にトロツキーはスターリンに暗殺される。)を支持する組織が日本トロツキスト連盟になり、それが母体として中核派や革マル派が生まれます。元々は、日本共産党は親中路線だったために、中国との決別により反発した親中勢力が日本共産党と袂を分かちます。(現在は中国共産党と日本共産党は和解しています。)
これが中核派・革マル派を中心とする極左暴力集団(過激派)になります。
2010年のことですが日本共産党の機関紙である「赤旗」ですら、日本共産党と「革マル派」・「中核派」とは関係が無いと言い切っています。(この事は、黒川率いるつばさの党が東京15区の立憲・共産党の公認候補に対しても選挙妨害をしていることと繋がってきます。一種の内ゲバと考えられます。)

この記事の中に興味深いことが書かれていました。

2001年にアメリカでおこった3千人近くの人命を奪った9・11同時多発テロについて、「画歴史的行為」(「革マル派」機関紙「解放」01年9月24日号)などとほめたたえ、テロ勢力との「連帯」までかかげてきました。

赤旗より

これこそが、トロツキストの本質的部分なのかもしれません。トロツキストであるネオコンと9.11の関係(CIAとアルカイダの関係)、そしてこのテロを称賛するという行為は、イスラエルに対するハマス(ハマスとモサド・CIAとの関係)の”テロ”にも共通します。トロツキスト達の自作自演+自画自賛。
話を戻し、中核派や革マル派などの極左暴力集団は
中国共産党に支援されている
根底にあるのはトロツキスト(世界共産革命)
という2つの性質があるわけです。この「中核派」や「革マル派」は、「世界経済フォーラム(ダボス会議)」や「WHO」と置き換えてることもできるのです。
同根であるだけに、世界経済フォーラムやWHO、国連に対して過激行動は取らないわけです。(ただし、反グローバル運動に対するイメージダウンのためのパフォーマンス的行動を起こすことはあります)
極左暴力集団とはこの2つの性質を持つことを覚えておいてください。

黒川敦彦と極左暴力集団

旧N党(黒川らの内紛により現在は無所属)の浜田聡参議院議員が黒川敦彦の人脈について調査したことを報告しています。(2023/6/19)

黒川敦彦が、斎藤まさし(本名・酒井剛)や田中正道と繋がっていることを説明されています。(田中正道は鳩山由紀夫と繋がりがあるかもしれないという情報もありました)
それ以外にも、Xを始めとしたインターネット上で様々な証拠が提示されています。

黒川敦彦と山本太郎
山本太郎、黒川敦彦
山本太郎、黒川敦彦、田中正道

斎藤まさしとは何者か。ジャーナリストの山口敬之さんがれいわ新選組の大石あきこ議員に対する名誉棄損の提訴とともに解説記事を書かれています。その中でれいわと斎藤まさしの関係、斎藤まさしとはどの様な人物かを解説されています。(2022/9)

菅直人、松下れいこらと写る斎藤まさし

この中から一部引用します。

上智大学在学中の1970年代から新左翼の極左活動に参加していた斎藤氏は各種のインタビューや対談で国際テロ組織「赤軍派」への共鳴を公言、「革命一筋。この30年間他に何も考えたことはない」「僕は革命のために選挙をやっている」「目的は革命なんだから、最終的には中央権力を変えなければならない」と述べ、極左思想に基づく政府転覆を目指す意向を隠していない。

1980年代以降は菅直人など旧民主党左派や旧社会党勢力と連携。「市民の党」という左翼政党を率いる傍ら、立憲民主党・社民党などと組んで国政選挙や地方選挙で極左活動家を出馬させてきた

2011年4月に行われた三鷹市議会議員選挙では、代表を務める市民の党から、赤軍派のよど号ハイジャック事件で国際手配を受けている森順子氏の長男・森大志氏を出馬させた

hanadaプラスの山口敬之さんの記事より引用

田中正道はどの様な人物か、端的に表すのがこの写真になります。

田中正道(画像左から2番目)

構造としては、斎藤まさし・田中正道のパペットとして山本太郎と黒川敦彦が居て、左翼には山本太郎、保守には黒川敦彦を当てたわけです。山本や黒川の歌や踊りを使ったパフォーマンスは斎藤まさしから来ているいわけです。

れいわ新選組という政党名についても考えてみます。
山本太郎がNHKの大河ドラマ「新選組!」に新選組の原田左之助役として登場していました。三谷幸喜脚本、主演が香取慎吾であったので、ヒット作品でした。れいわ新選組という団体名は、このイメージを利用した物だと言えます。
ゼレンスキー大統領が政党「国民の僕」に所属しています。これは、ウクライナの国民的ドラマ「国民の僕」でゼレンスキーの演じた高校教師が大統領になるというストーリーを利用したイメージ戦略でした。
ゼレンスキーはネオコンの傀儡ですから、この共通性もトロツキストという性質が生み出したものと考えられます。これらは一種のプロパガンダを利用した方法ですが、プロパガンダはタビストック研究所で研究されたもので、この研究所を設立したロスチャイルド家とトロツキストの関係が根底にあります。

NHK党の山本太郎

2022年の参議院選挙において、れいわの山本太郎を落選させるとして、N党も同姓同名の山本太郎という候補者を立てるという作戦を取りました。この作戦はテロ行為とも言えます。
客観的に考えれば、この作戦はN党にとってはイメージダウンでれいわにとってはイメージアップになります。
極左暴力集団がトロツキストであるという性質を考えれば、斎藤まさしが黒川敦彦に仕掛けさせ、結果的にれいわ新選組に有利になる状況を作り出したであろうということです。これは、トロツキストであるネオコンが度々行う、敵の内通者に攻撃させるという手法そのままです。

黒川敦彦によるNHK党潰し

2022年参議院選挙当時のNHK党の政策・考え方は、
・NHKを壊す(最終的にはNHKのスクランブル放送化)
・消費税を始めとした税金や社会保険料の引き下げ
・防衛費をGDP2%程度への引き上げ
・「敵基地攻撃能力」について国民の命と財産を守るために必要
・憲法改正に積極的
・中国共産党が嫌い(立花党首の考え)
といったものです。ネオコンが嫌がる項目と中国共産党が嫌がる項目がミックスされています。
ここが極左暴力集団に狙われる理由でしょう。特にプロパガンダ組織として戦前からあるNHK(近衛文麿が二代目のNHK総裁。ゾルゲ事件で代表され近衛文麿の周辺に共産主義者が多く存在する。)を壊されるということはトロツキスト・中共側にとっては痛手になります。また、N党をジャックしてしまえば、保守的な考えを持つ人の受け皿を一つ潰すことが出来る上に政党助成金という活動資金も手に入ることになります。

NHK党と原田優美(劉丹蕻)

2022年参議院選での中国からの帰化人である原田優美が立候補する話がありましたが、スパイ疑惑があり立候補を取りやめています。

この立花党首の動画の内容は、以下です。
・原田優美は中国のスパイじゃないかと疑うような事実があった。
・維新の丸山穂高の秘書から紹介があった。(この情報は黒川が握っている様子。立花孝志は当時は黒川幹事長を信頼しきっていて黒川を通して原田優美とやり取りをしている。)
・原田優美の件で炎上している最中に本人と全く連絡が取れない状況であった。その後、何故か弁護士と共にN党に訪れた。ただし、この連絡が取れない理由はネットでの誹謗中傷が嫌でスマホを見なかったという言い分だが弁護士を急に連れてきたのは整合性が取れない。(この弁護士は翁道逵の可能性もありそうです)
・中国共産党が好きか嫌いかという質問を原田優美に対し黒田からと立花本人からも行ったが、即答しなかった。後から、中国共産党が好きか嫌いかは関係ないという回答だった。
・原田優美からの話の前に別の華人からも特定枠を売ってもらえないかという打診があった。これで3回目だった。中国から帰化した人間がN党を潰しに来ているのかと疑ってしまう。

N党は誰でも立候補できるという特殊なシステムなので、そこを突かれた形です。
この件で名前が挙がった丸山穂高氏のポスト。

丸山穂高氏の動画の内容として
・原田優美は高邑勉から、増田という元議員だった丸山穂高の元秘書(動画当時は維新のさいたまの議員の秘書になっている)にN党に紹介して欲しいという流れで紹介を廻した。(高邑勉→増田→丸山穂高→N党への紹介ということらしい)
・高邑は丸山穂高の秘書・元秘書では無い
・増田という元秘書は保守的で中国と関係があるとは思えない
ということです。では高邑勉とはどの様な人物か。

https://twitter.com/sakumariko/status/1531401025558822912

データンさんのポスト(何故かリンクが表示されないので画像です)

がっつり工作されている人物です。

原田優美(左)と黄滙傑(右)のインタビューに流暢な中国語で答える高邑勉(中央)

黒川敦彦が当時はN党の幹事長であった立場から情報をコントロールできる状態でした。そして、N党改め政治家女子48党において黒川敦彦が乗っ取りを企てたことから考えると、次の可能性が高いです。
当初、華人を使ってN党を乗っ取ろうとしていたが原田優美の素性がバレたことで頓挫した。そこで内通者であった黒川による直接の乗っ取りに計画を変更した。

狙われる反グローバル運動

2022年の参院選において、当時はN党に所属していた黒川敦彦による執拗な参政党への選挙妨害がありました。(正に東京15区で行われていることは、この時の繰り返しです)
N党と参政党の政策は一致部分も多いのに何故選挙妨害をしているのか、当時は不思議でした。参政党は反グローバルであり中国共産党とは対峙する姿勢だったことを考えれば、極左暴力集団と繋がりのある黒川の行動原理が分かります。

そして黒川によって次に狙われているのは、超党派で行われる反グローバリズム運動です。

チャンネル桜の水島社長が中心となって集まっている中に黒川敦彦が紛れ込んでいます。これはN党がやられたことと同様、内部からこの活動を壊していく意図なのです。

「おじいちゃんの頃からCIA」を掘り下げる

黒川が歌う「おじいちゃんの頃からCIA」これは本当か?この発言の裏側にある物は何か?
結論的には、この「おじいちゃんの頃からCIA」は部分的に合っています。

先ず、最初に認識しなければならないのは、国家存亡の危機にある戦時下に置いては全ての手段で戦うという現実があることです。残念ながら平時における倫理観とは全く違うということを理解する必要があります。
日本はシナ大陸において蒋介石の国民党と戦っていました。この際、日本は国策としてアヘンなどの麻薬と偽札による敵勢力の弱体化と資金調達を行っていました。
満州にてアヘンを扱っていた陸軍系の民間の特務機関である甘粕機関との繋がりの有った岸信介(当時は満州国国務院総務庁次官)。これには、大平正芳も関係します。大平正芳の中国(厳密には中国人)に対する贖罪意識というのは、ここにあります。そして、この贖罪意識を利用したのが中国共産党になります。宏池会が狙われるのも、池田勇人や大平正芳などの官僚出身が多いために国策として何をしてきたかを知っていて、その弱みに付け入られたのです。特に大蔵省はアヘンなど麻薬販売のお金の動きを把握していたでしょう。その宏池会に対する工作の流れが今に続いているわけです。ただし、戦前・戦中に官僚を経験していない世代の宏池会議員は単にハニトラ・マネトラに掛かっているだけです。
一方、笹川良一の手下である児玉誉士夫によって上海に設立されたのが児玉機関です。こちらはヘロインを扱っていた海軍の特務機関でした。
これら岸・笹川・児玉の3人はシナにおける特務機関の人脈ということになります。そしてCIAに協力し勝共連合や統一教会を作っていくことになります。

大平正芳の贖罪意識の根本がアヘンであることは、保守言論人(特にDSやワクチンに関することを陰謀論とするようなタイプの人たち)は殆ど触れません。非常にセンシティブな内容なので扱うのが難しいということもあるでしょう。門田隆将さんも著書の「日中友好侵略史」ではP169でボヤっと暈して書かれているだけです。
この日本の闇に蓋をする姿勢こそが、中国に対し南京大虐殺や慰安婦という捏造に強く言えない原因にもなっていると思います。(この日本のアヘンや偽札などの闇の部分を引き継いだのが戦争当時は日本だった北朝鮮ということになります。)

しかし、これらのことすら全体構造の中の一部の切り取りでしかありません。何故、A級戦犯である岸・笹川・児玉らが釈放されてCIAに協力することになったのか。この事を考えるには次のことを知る必要があります。
明治維新の背後にはどういう勢力があったのか?高橋是清は日露戦争の戦費を誰から借りてきたのか?日本銀行は誰が出資したのか?渋沢栄一に資本の概念を教えたのは誰か?日英同盟とは何だったのか?
これらが分かると、明石元二郎がロシアで諜報活動をしたときの莫大な資金はどこから出てきたのか(軍備増強に注力し、後に旅順攻囲戦で弾薬調達も厳しかった陸軍が、果たして資金を出す余裕があったのか?そもそも戦費が無くて高橋是清が奔走した)が見えてきます。明石の工作(結果としてロシア革命の地盤づくり)からのロシア革命がユダヤ系のレーニンによって起こったのは偶然なのか?マルクスの縁戚はどういう人物達であったか?
そして、明石元二郎の明石機関が日本の特務機関の源流であることは、当然ながら後の特務機関にも影響を及ぼすわけです。
因みに戦時にはシナにおける諜報拠点として表向きは民間商社の昭和通商があり、アヘンも扱っていました。そして特務機関の里見機関が昭和通商を利用していました。この昭和通商は三井物産・三菱商事・大倉商事が共同出資したものです。三井がロックフェラー、三菱がロスチャイルドと結びつきが強いことから全体像が見えてくるでしょう。
また、中国とアヘンと言えば、アヘン戦争です。アヘンで儲けたのはどういう勢力だったのか。そして、それがグラバー商会と亀山社中、坂本龍馬や三菱を興したに岩崎弥太郎に繋がっていきます。

また、CFR(外交問題評議会)と対になるのがCIAで、CFRのスポンサーがどんな勢力かが分れば、日本の特務機関に関わりの有った3人がCIAの協力者になることも不思議な事では無いのです。これは個人の問題では無く、残念ながら構造問題の方が大きいことです。その児玉もロッキード事件で田中角栄とともに社会的に抹殺されます。ロッキード事件を仕掛けたのはCFRに居たユダヤ人のヘンリー・キッシンジャー(昨年他界)ですから、用済みになったらあるいは一線を越えたら処分するということです。
では岸信介の孫である安倍晋三はどうだったのか。グローバリスト的な政策も多かったわけですが、安倍元首相が暗殺された後の日本を見ていればグローバル全体主義に抵抗していたことが分かります。これこそ、面従腹背だった証左でしょう。そして、安倍元首相が一番熱心に取り組んだのは対中戦略です。

祖父の岸信介に対する中国人達の怨嗟が極左暴力集団に投影されています。
この事と対中戦略に対する怒りにより、黒川敦彦(正確には斎藤まさし達)が執拗に安倍元首相を貶める発言を繰り返すことになったのです。つまり、極左暴力集団のトロツキスト&親中という特性から、「おじいちゃんの頃からCIA」という発言(歌)なのです。


独り言

グローバリストに対する考え方の違いがコンパクトに纏まっていて、良い動画だと思いましたので紹介します。

百田さんとそれ以外の方の考え方の違いが鮮明に分かります。日本保守党自体を否定はしません。政治に関心を持つ人が増えることは良いことだからです。そしてその中から、少しでも多くの人が事実に気づけば良いのです。

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(つづく)
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