前置き

初めまして、ずみです。
こういった文章を書くのは初めてなので呼んでくださる方はお手柔らかに読み進めてほしいと思う。

さて、私の少ないフォロワーの中にもポケモントレーナーがそこそこの数いることは確認している。しかし、対戦にまで手を出している人はほとんどいない。その楽しみ方が間違っているなんて思わないし、むしろそちらの方が健全でよりよい楽しみ方だと思う。しかし、TRPGプレイヤーたるもの自分の好きなシステムの布教は手癖でするものだし、これもその一環だと思って欲しい。この文章でちょっとでもポケモン対戦に興味が湧いてくれれば幸いだ。

本文

真面目な育成論を読みに来た人を振るい落とすためにまず宣言しておくが、シーズン1の最終ランクはマスターの43000位台で、勝率は6割弱であった。
それでもいい人だけ読み進めてほしい。
　さて、前座は終わったのでここからはただのうちの子自慢と洒落込ませてもらう。この先の文章中でHABCDSといった略称や小難しい専門用語も出てくるがあまり気にしないでほしい。

パーティー作成の経緯

事の発端は、とあるゴリラアイコンの友人から「イッカネズミ使えよ」って言われたから。しばらく使ってなかなかの可能性を感じられたため、イッカネズミを主軸にしたパーティーを組むことにした。

多少知識がある人は知っているかもしれないが、イッカネズミの強さは専用技「ネズミざん」にある。

これは、命中90の攻撃を外れるまで最大10回繰り返す技であり、一撃の威力は20なので、最大で威力200となる大技だ。確率に厳しい皆さん方は命中90なんぞそう当たるとも思わないだろうが、持ち物「こうかくレンズ」を用いることで技の命中率が1.1倍になるため、命中99を最大10回繰り返す技となり全弾ヒットする確率は9割を超える。さらに、イッカネズミには夢特性「テクニシャン」が存在し、威力60以下の技の威力が1.5倍される。
要は、命中90の威力300の技を下準備なしで打てるポケモンということだ。
参考までに「はかいこうせん」の威力は150、「だいばくはつ」が250である。

ここまで書くととても強いポケモンに見えるだろう。実際、通れば強い。対策していない相手なら適当に出して「ネズミざん」押してるだけで勝てる。しかし、数多のyoutuberが広めに広めた結果、みんなこのポケモンのことを知っている。そして、対策も難しくない。なんせゴーストタイプっていうだけで「ネズミざん」は無効化され、「ゴツゴツメット」と「さめはだ」には10回当たる前にこっちが倒される。今時のパーティーにはドラパルト、ミミッキュ、サーフゴーといったゴーストタイプがいないことはほとんどないし、特性「さめはだ」のガブリアスも「ゴツゴツメット」を持ったアーマーガアもとても使用率が高い。そしてみんなこの対策方法を知っているため、鬼のようにこいつらが選出される。ドラパルト、ミミッキュ、サーフゴーの3体が出てきた時には逆に面白かった。

そこで思った。イッカネズミがパーティーにいるだけでここまでメタられるのなら、イッカネズミ対策ポケモンをボコボコにできるポケモンで固めれば簡単に勝てるのではないかと考えた。

ポケモン紹介

ここからは個別のポケモン紹介

１．ドドゲザン

選出率ダントツトップのこのパーティーのエース。キリキザンがそこそこ好きで、進化したドドゲザンは使いたいと思っていた。イッカネズミと相性がいいのは偶然だが、強く使えてとても嬉しい。
ちなみに連れ歩きした時の動き方がマジでキモイ（誉め言葉）。最初に見つけた時は小一時間連れまわして遊んでた。かなり愛着も沸いたので今度色厳選しようかな。
ーーーーーーここから対戦勢向けーーーーーーー
ドゲザン
アイアンヘッド
かわらわり
ふいうち
配分
いじっぱり（攻撃↑特攻↓）
H172,A252,S86
とりあえずAに振り切り、60族抜きまですばやさに振り、あまりをHにした。
特性はサイクルパにおいて発動機会の少ない「そうだいしょう」ではなく「まけんき」を選んだ。持ち物は特殊ドラパやサーフゴーに後投げしやすくなる「とつげきチョッキ」。テラスタイプは抜群の格闘と地面を半減以下に抑えられる飛行を選んでいる。イッカネズミに強いゴーストタイプたちを軒並みしばき回せ、600族のドラゴンたちや壁張りにも強い。ふいうちとギロチンでしばらく使い分けていたが、ふいうちの方が使い勝手がいいと思う。困ったらとりあえず選出してた。ガブリアスの「じしん」を素で耐えたりと使っててびっくりする強さがあった、今後も愛用するだろう一匹。みんなも困ったら使ってみてほしい。
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２．ラウドボーン

Twitterのポケモン交換タグで見つけた人に交換してもらった子。親名を自分にしようとも思ったが、貰った時点で御三家としては珍しいメス個体だったのでそのまま起用している。厳つい顔ではあるがフェアリーテラスタルさせるのならメスの方が似合ってると思う。最初の3匹でホゲータを選んだ人はぜひ使ってみてほしい。多分強すぎてびっくりする。
ーーーーーーここから対戦勢向けーーーーーーー
フレアソング
テラバ―スト
あくび
なまける
配分
ずぶとい（防御↑攻撃↓）
H236,B252,S20
素早さはアーマーガア抜き抜き調整。残りは物理耐久
ノーマル技を半減できる鋼タイプに強い炎タイプで、今作の「てんねん」三銃士の1匹。相手の積みポケを牽制する目的が一番であり、選出率はあまり高くなかった。ただ、パーティー単位で重いキョジオーンに対してある程度強く出られるため、無理やり対面させることもあった。あとゴーストなのでイッカネズミとドドゲザンに一貫する格闘を無効にできる。
特に書くことも無いのだが、不利対面でも強引に流すために「おにび」ではなく「あくび」を採用している。
どうでもいいがこの文章を書いているときに性格がわんぱくだったことに気が付いた。これで勝ちを逃した記憶もないから別にいいが、なんか悲しくなった。
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３．マスカーニャ

最初の3匹でニャオハを選んだ人はぜひ使ってみてほしい。とても使いやすくて便利だと思う。かく言う私も御三家はニャオハを選んだ。特別愛着がある訳でもないが旅した仲間が対戦でも活躍してくれるのっていいよね。まぁ親名は私じゃないけど。夢特性個体貰ってそのまま使ってますけど。同じ種族だから別にいいよね！
ーーーーーーここから対戦勢向けーーーーーーー
トリックフラワー
はたきおとす
じゃれつく
とんぼがえり
配分
ようき（素早さ↑特攻↓）
H156,A252,B4,D4,S92
最速ガブリアス抜きで火力に触れるだけ振って余りを耐久に
悪タイプ枠その2。別にゴースト共に対して明確に強いわけではないが、高い素早さから「とんぼがえり」や「はたきおとす」を押すだけでも強い。「きのこのほうし」対策の草タイプのつもりだったが、モロバレルに勝てないためその役割はあまり全うできていない。そこそこ選出はしたが「トリックフラワー」を打った記憶が1、2回しかないため、この枠を別の技に変えてもいいかもしれない。
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４．ロトム（ヒート）

いつの世代も対戦環境にいると言われるポケモン。レッツゴーするとちっちゃくてかわいい。写真では目がガン開きだがいびきをかいていた。
ーーーーーーここから対戦勢向けーーーーーーー
10まんボルト
オーバーヒート
テラバ―スト
ボルトチェンジ
配分
C252D4S252
CSぶっぱ余りD
今回は、フェアリーテラスタルのこだわりメガネで広い範囲に有利を取れる型にしている。こいつがパーティーに入ったのは最後で完全に補完の為に入れたので特に思うところもない。こだわりアイテム持ちだが、トリックを押したい相手もいなかったためフルアタで採用している。これ以上特に言うこともない。
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５．イッカネズミ

軸という名の選出誘導要因。
この子の親は某ゴリラアイコンの人。お前の子はレートで陰ながら活躍しているぞ！
ちなみに過程で色々な人からポケモンを貰っているがほとんど解雇してしまった。次シーズンはその子たちでも頑張りたいね
ーーーーーーここから対戦勢向けーーーーーーー
ネズミざん
かみつく
ちょうはつ
おかたづけ
配分
ようき（すばやさ↑特攻↓）
A180,B156,S172
S100族抜き、Bがノーマルテラスタル鉢巻カイリューの「しんそく」耐え、余りがAとなっている。耐久にガン振りしているが技威力がバカなので十分戦える。ホントに通せれば強い。だが選出率はダントツでワースト。たまーにゴーストもガブもゴツメ持ちそうな奴もいない相手に当たった時に投げてイージーWinをとる程度。ただ、あらゆる型のカイリューに強く出られるという特権もある。たまに選出したとにに「かみつく」の怯みゲーで強引に突破したりしなかったり。サイクルの過程で削れたゴーストに押せる悪技があるのは非常に良い。あと「おかたづけ」は自分で撒いた「ステルスロック」や「みがわり」も片付けちゃうので注意。
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６．ボーマンダ

旅パメンツその２。剣盾ではカイリューを使っていたが、今作は旅で使ったこともありボーマンダを起用した。ちなみに上位帯だとカイリューがめちゃくちゃ流行ってたらしく、意図せず逆張りをしてしまっていた。
正直見た目はガブリアスの方が好きだがボーマンダもめっちゃかっこいいよね。使って再認識した。こんどぬいぐるみを買って行こうと思っている。
ーーーーーーここから対戦勢向けーーーーーーー
げきりん
ダブルウイング
テラバ―スト
りゅうのまい
配分
ようき（素早さ↑特攻↓）
H4,A252,S252
ただのASぶっぱ。耐久は欲しいが火力も素早さも削れないためこのままにしている。
相変わらず「いかく」からの「りゅうのまい」での全抜き性能は健在であり、でんきテラスタルをすることでアーマーガアに勝てたりヘイラッシャに抗えたりする。環境にいるドラゴンの中でもサザンドラやカイリューより早く、ラムのみと「ダブルウイング」のおかげでモロバレルやウルガモスにも強く出られる。また、イッカネズミとドドゲザンの苦手な格闘を受けられるという役回りもありとても強いポケモンだった。
1積みでんきテラバーストでアーマーガアに大体8~9割入り、サイクル中なら問題なく処理できる。ただし、特化ヘイラッシャには3~4割であり、ラウドボーンもしんどいため、「てんねん」もちは別のポケモンで対処する必要がある。ただ、アマガドオーは一匹で崩せるため、ポテンシャルはある。
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まとめ

ポケモンをやってない人にやさしくなさすぎる文章な気がするけど今更書き直すのも怠いのでこのままでいく。
ランクマで使うことで好きなポケモンがさらに好きになったり、特に好きでもなかったポケモンが好きになったりするので、是非とも触ってみてほしいと思う。最初は勝てないかもしれないが、勝てるようになればそれで楽しいし、自分の好きなポケモンを活躍させられるのはとても嬉しい。
今回紹介したパーティーは、マスターランクでもそこそこには勝てるが癖が強いパーティーではあるので、もしランクマに興味を持た人がいたら参考にする程度にとどめて自分なりのパーティーを組んでほしい。今時youtubeにもネット上にも沢山の情報が転がっている。別にこの構築を別にレンタルを出してもよいが勝てる保証はない。

今後も何かあればこういった文章を書くかもしれないが、生暖かい目で眺めてもらうか、TL上でさっとスライドしていただきたい。