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【実は2.5万円】香港の無料往復航空券に潜むワナ

どうも暇人でんです。このnoteを書いている6/26から香港への無料航空券の先着販売や抽選が始まります。タダで海外に行けるーなんて楽しみにしている皆さんを突き落とすような話にはなりますが、コレ、厳密には無料では無いんです。

このキャンペーンで無料になるのは「運賃」です。国際線の航空券にはこの「運賃」の他に、燃油サーチャージ、出国税、空港使用料、予約手数料など運賃以外にもなんか色々とカネがかかります。

それを調べてツイートしたのがこちら。

twitterだと見にくいと思うのでこれらの画像をnoteにも貼っていきます。なお検索条件は、往路2023/9/10、復路2023/9/12、発着空港は関空で検索しています。

香港エクスプレス(LCC)

香港エクスプレスというキャセイ傘下のLCCです。先程もお伝えしましたが、この画像の「運賃」の部分が0円になります。関空からの場合は「21,620円」が必要となります。こちらは先着順になります。

香港航空(FSC)

香港航空はフルサービスキャリアですが、運賃は香港エクスプレスとさほど差は無いようですね。この運賃を除いた「25,240円」が無料航空券では支払いが必要になります。こちらは先着順になります。

キャセイパシフィック航空(FSC)

キャセイパシフィックもフルサービスキャリアですが、さすがに香港航空よりは高いですね。運賃だけで4.3万ですからここが0円になるのは結構大きいんじゃないでしょうかね。こちらは「25,740円」です。こちらは抽選ですね。

その他諸費用

海外旅行に普段から行っていた方からしたら当たり前ですが、有効なパスポートが必要になります。このパンデミックの3年ほど海外に行きにくかったので大人の方でも有効期限が切れてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。10年用のパスポートを発行するとなると1.6万円は必要になり、本籍地から戸籍謄本を取り寄せる費用や役所まで赴く費用がかかります。
あとは空港まで行く費用ですね。私の場合、関空まで1,500円くらいですので、往復で3,000円はかかりますね。
あと最後に現地での費用。ビックマック指数によると、日本は2.83で香港は2.68。日本より飲食の物価はやや安いといえます。またホテルも日本と同じくらいの価格かやや低めといったところでしょうかね。
これらから航空券以外のところでも結構費用はかかりますね。

まとめ

結局、無料航空券と言いながらそれなりに費用はかかります。みんなが必死に2.5万の航空券を無料と信じて食いついているのはうーん…って感じですね。特に先着順の香港エクスプレスは予約でエラーが出まくって嘆いていらっしゃる方を多く見かけました。

私の場合は香港では無いですが、つい先日のタイガーエア台湾のセールでそんな争うこと無くゆっくり悩みながら台北まで往復で2.5万のちょい高い航空券を手に入れられたので、それと比較してワザワザそこまで熱くなって香港に行きたいか?ってなってしまいましたね…

まあでも2.5万で香港は現在の航空券相場からすれば安いですからね。行きたい方はぜひ申しこんでみてはいかがでしょうか?

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