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手術当日。

手術当日は術後の気持ち悪さで苦しんでいたので、術後1日目に当日を振り返り。

手術は朝イチの9時から。
手術室に向かうエレベーターには他の手術する人も乗っていて手術室前もシリアス感なし。
あれよあれよとオペ室に連れて行かれ台の上に乗る。
台の上はひんやり冷たいのかと思いきや、何だか足元はふかふかで暖かかった。
脳波やら心電図の電極パットをペタペタと着けられて、点滴の管から麻酔薬を入れられる。
「起きたら終わってるからねー」
と声を掛けられたと同時にシャットダウン。

「終わりましたよー」の声と共に朦朧と目覚める。本当に寝ている間に終わってしまっていた。寝起きに近い感じで夢でも見ていたように思う。
しかし、視界がクリアになっていくと同時にさっきまでのポワポワした目覚めが嘘のように、もの凄く気持ち悪いことに気付く。
胃の中はぐわんぐわんとよじれ掴まれたように痛くて気持ち悪くて頭もグルグル回る。
最悪の酒酔いのような状態が半日ほど続いて、胃が空っぽの状態でえづくのでとにかく胃がきゅーっとして痛くて気持ち悪い。
術後の痛みは最初だけで点滴でおさまったものの、この吐き気だけは吐き気止めの点滴でもおさまらず、ひたすら辛かった。
スマホも見る気にならずただただ吐き気に耐えていた手術後。

痛み止めを神経ブロックではなく、脊髄からのものにしておいた方がこの症状は出にくかったようで、次は脊髄からのにしようと固く誓ったのだった。

どうやら手術は予定の3時間では終わらなかったようで4時間半かかったらしく、9時前に病室を出て、帰ってきたのは15時過ぎくらい。
筋腫と子宮を下から出したのだが、大きすぎて一発では通らずお腹の中で2個に分断して出したのだそうだ。
レルミナで小さくなったとは言え子宮もろともになると相当な大きさなのだろう。

そう言えば、摘出したものを見せてもらえるのか聞くのをすっかり忘れていたので、次回医師が来たら聞いてみたいと思う。

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