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術後3日目。

昨日の夜もなかなか寝付けず、トイレに起きてしまった4時前から覚醒してyoutube見たりダラダラしながら朝を待つ。
朝日が昇ってくると少し眠くなって寝てしまうのって何なんでしょうね、これ絶対「あるある」やと思う。

夜中に起きた時から下腹がシクシクと痛み出し、気がついたら生理痛の酷くなる前みたいな痛さになっていた。ロキソニンを飲もうかとも思ったけど胃が空っぽなので朝食を待つ。

朝食はおかゆだったんだけど半分も食べられず、温泉卵とヨーグルトだけ食べて薬を飲んで横になる。ウトウトしていると担当医が傷口のテープをペリペリと剥がしにやって来た。
お腹の痛みを伝えると、どうしても子宮を切り取って縫ってるから当分は続くかも…とのこと。1ヶ月くらい続く人も居ると聞かされて、生理痛とはおさらばだぜーっと思っていただけに、続くかも知れないこの生理痛に似た痛さに少しばかり落胆した。
しかし悪いことばかりでもない。まだお腹の痛さがあるので確実ではないが、あの中から引攣れるような何とも言えない腰痛は無くなっている、もしくは軽くなっているように思う。
あと、走るたびに漏れ出しそうな、いや実は漏れていた時もあったあの頻尿も今では懐かしく思えるほどの貯尿量になっている。

今日も午前中にシャワーを浴びたが、傷口のテープなしでもしみたりすることは無かった。絶対しみると思っていたから少し拍子抜けしたのと医学って凄いなと当たり前のことを切々と思った。

午後から主治医の診察へ。
内診とエコー検査があると言うので身構えていたが、医師の公言通り屋久杉の棒よりは痛くなかったので、切りたて縫いたてのお股の傷達が何とか耐えてくれた。
中に血が溜まったりもないし傷の治りも綺麗だから予定通り明日の退院でOKとなったのだ。

取り出した子宮筋腫、子宮、卵管を画像で見せてもらう。言っていたように筋腫は中で分断されていたので2つに分かれていたが、それでもこの大きさが子宮の上に乗っていて椎間板や膀胱を押していたのかと思うとかなりのホラー映像である。そして、卵管にも嚢胞があったようで一緒に取り出されていた。
実物の写真がグロいとか言うよりも、興味津々で画像に食いつきすぎていた私が一番のホラーだったように思う。
そう言えば、診察の前に焼肉屋のメニュー画像をひたすら見ていた記憶が…。
人体って不思議がいっぱいだ。

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