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インタビュー記事は構成やレイアウトが難しい?

私は取材・インタビュー記事の案件に挑戦したくて、リサーチした内容をnoteで発信しつつ自分の知識として落とし込んでいます。

前回インタビュー記事を実際に執筆してみて、難しいなと感じたのは「構成」や「レイアウト」です。今まで受注してきたSEOライティングと、記事の構成やレイアウトが違うなと感じる箇所がありました。

そこで本記事では、インタビュー記事の構成やレイアウトについてまとめてみます。なお、Q&Aの対談形式による記事を想定しました。

インタビュー記事に記載すべき項目

取材するインタビュアーと、取材を受けるインタビュイーが登場するインタビュー記事ですが、主に以下の項目を用意します。

①記事トップのキャッチ画像
②リード文
記事作成の目的、コンセプト、背景情報を述べる
③取材する企業やインタビュイーのプロフィール
ここでは簡潔にまとめる
④見出し
⑤本文
⑥写真
適宜、見出し直下に挿入して、読者を飽きさせない工夫をする

本文に入れたい!読まれる記事にするポイント

・ストーリー性や起承転結を意識する
記事のコンセプトや目的に合わせて、ストーリー展開を広げます。単に質問した順番に書くよりも、起承転結を意識した流れにすると、最後まで読んだときにスッキリしやすいでしょう。
(飲食店の例)お店を始めたきかっけ→お店の魅力や強み→展望やこれから取り組むこと

・エピソードを交える
その人にまるわる具体的な話を入れると、読者がイメージしやすくなります。どのような出来事があり、何を考えたのか、どのような行動をしたのかなど、具体的な話題に触れてみましょう。そのためにはインタビューをする際に、掘り下げた質問をすることが大切です。

・インタビュイーの人柄を伝える
人柄や個性がでる記事は、読者を惹きつけます。話し方のクセや方言をそのまま活かして記事にしたり、印象的なエピソードを紹介したりするのも有効です。また気持ちの変化や背景に触れると、「どのような場面で何を考える人なのか」が伝わるでしょう。

文字や写真のレイアウトはどうする?

掲載媒体によってレイアウトが異なるため、参考記事をもとに作成します。私が前回紹介したのは、「カフェのオーナー様」だったため、カフェを紹介しているインタビュー記事を参考にしてみました。
※お仕事を受けたときは、クライアントの扱う媒体の形式に沿って、レイアウトします

【参考サイト】
「The CAFE」インタビュー/The CAFE 富安祥さん

「The CAFE」インタビュー

上記のレイアウトは、以下のとおりです。
・タイトル
・リード文
・見出し
・写真
・本文
・カフェの情報

そして、各Q&Aは以下のように、記載されておりました。

「The CAFE」インタビュー

基本的なことかもしれませんが、インタビュー記事では「誰が発言した内容か」一目で分からなければなりません。参考サイトではインタビュアーの質問の前に「―――」を入れて、質問している内容だと分かるようになっています。そして、回答者の名前は太字にしていますね。

媒体にもよりますが、SEOライティングでは重要な箇所を太字にすることがあります。しかし今回紹介した参考サイトでは、インタビュイーの名前のみ太字にしており、視覚的にスッキリとして読みやすいなと感じました。

また回答内容は、150~200文字で構成されています。長文だと読者が飽きてしまうため、こちらの参考サイトのように、文字数を調整する必要があるでしょう。

まとめ

インタビュー記事の構成やレイアウトに迷ったら、似たテーマを扱うメディアやWebサイトを参考にします。記事全体の流れや、文字と写真の配置、各本文のボリュームなど、見やすい・読みやすいと思うサイトを参考にしてみましょう。

マガジンはこちら「取材・インタビュー・ライティング

【参考サイト】
インタビュー記事の書き方|基礎編~スキルアップ編「記事を面白くする」コツ
<書き方・レイアウト実例有>インタビュー記事をまとめる10のコツ
インタビュー取材記事が読みやすくなる4つのレイアウト




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