ツヾキユウ

詩を趣味で書いたり書かなかったりする臙脂の近傍の人

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  • オタ活の総括

  • 思索の試作(詩作)

    詩作のみをのせておりますが、アカウント事態があまり詩以外の情報をのせないので、今のところ意義は不明です。

最近の記事

深夜 猫の轢死骸 見開いた眼の 輝板に反射するLEDの 街灯のきらめき。

    • 20230821 NiceParty⤴⤴ vol.2に出ました。

      不肖ツヾキユウ、初めて人前でDJをしました。 このイベントは、元々グーグールルのオタクの有志が集まって行っているもので、そのつながりでお呼ばれしました。 出番前少ないながらも経験が生きて、セッティングはこれまでと比較してスムーズに行けた。(LineとPhonoを間違えて刺していて、音が出ないと首をひねっていたところを箱のマスターに助けてもらいましたが。) 出番が近づくにしたがって明らかにソワソワし出して推理発表時の探偵のごとく歩き回っていた。 Delicacy feat

      • 楽しさと切なさの二律背反(あんちろちー、解散に寄せて)

        お気持ち表明ブログがつまらなく思えて一切根拠のない、個人的実感ですが、一昔前に比べると、アイドルオタクと呼ばれるような人々が自分の好きなグループに対して、Twitterなどの短文投稿プラットフォームではなく、Noteやはてブロなどのブログサービス、もっと言えば数百~数千文字程度のある程度まとまった内容の文章を記録できる媒体にて発表することを目にする機会が増えました。それ自体はとても歓待すべきことというか、やはり様々な人の様々な考えが可視化されるというのはとても意義のあることだ

        • ミンナトモダチ - mizuirono_inu TOKYO VIRUS LOVE STORY Release Party Final Fantasy Nonfictionに行きました

          こんばんは。ツヾキユウです。表題の通り、先日のDJでもかけたmizuirono_inuの2ndアルバムのリリースパーティーにいったので、レポというか、思ったこととかをまとめて行きたいと思います。 西東京、あるいはIPv6で断片化された自室からはじめて聞いたのは一週間前、元々フォローしていた方のいいねでカタカナにも所属している三菱鉄郎さんのツイートを拝見したことから気になってyoutubeのMVでYOUTHを観ました。 初見の印象は、「取っつきにくいな」でしたね。なんかおっか

        深夜 猫の轢死骸 見開いた眼の 輝板に反射するLEDの 街灯のきらめき。

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          7本
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          20本

        記事

          二度目のDJ in Chit Chat Vol.20

          初めに前回、DJを行ったChit Chatにもう一度お呼ばれしまして、不肖ツヾキユウ、再びDJをやりました。前回はロシアのニューウェーブをかけていたのですが、今回はご時世的に難しいということで(もちろん音楽に罪はないですが、私の語学的理解が不十分なので、無知に由来して不本意なメッセージを出すことになってしまうのは避けたいという気持ちがありました。)、今回はインターネットアングラをテーマに何となく組み立てていきました。 今回、なんとうれしいことに、配信のアーカイブが残っており

          二度目のDJ in Chit Chat Vol.20

          十日目20200121

          仕事のトラブルに対処していたら夜中の三時を過ぎていたので九日目は消えました。 十日目なので、内山さんのレビューと突き合わせてみた。 まず、自分の発言で「10日一曲ずつぶつ切りで感想を書いていくのはミスマッチでは?」と書いていたけれどまったくそんなツイートではなかったのでここで修正します。すみませんでした。 まず、聴き方が浅いという批判に対して、今回の試みが答えになっているのかどうかについては疑義が残る。10日かけて聞き込んで出力されるものは10日聞き込んだだけのものでしか

          十日目20200121

          八日目 20220119

          八日目にして、ウィキペディアの記事を参照する。まず、各曲の簡単な説明文は以下の通り、これまでの感想と比較してみると、どうやら自分の感想はそんなに外れたものではなさそうといったところ。モチーフの類似性などは特に踏み込んで描写されていないが、まあそんなものだろう。 スピーク・トゥ・ミー - Speak to Me (Mason)ニック・メイスンによるテープ・コラージュの作品。アルバムの導入部分となる。 生命の息吹き - Breathe (Gilmour, Waters, Wr

          八日目 20220119

          七日目 20220118

          今日は歌詞を見ながら聞いてみようと思う。 Speak to Me 自分は狂っているという独白から始まっていたようだ。ただ、その狂気は自分のみならず、他の大多数の人もそうであるといっているが、それを説明することは難しい。何なら正気であるとしても。 全体のテーマの掲示にあたるのかなと思っている。題名のSpeak to Meからすると、YouはIと同義なのかもしれないと思った。自分が狂っているという自認が説明しがたく、仮にこのメタ認知が正常だとしても「それ」を言葉に出来ない焦燥感

          七日目 20220118

          六日目 20220117

          今日は聞かない。 一昨日サボっておいて何だけれどもこれは逃避ではなく、能動的不聴とも言うべき行為である。 補集合を通じて境界を見つめるのだ。 私はこの前に彼女に対して行った要求を自分で満たせたのかについて薄々考えていたが、自分にとってみてもただ向き合うことの何と難しいことかを実感する機会となった。 自分にとってサイケデリックっぽい文脈の理解度の低さが、雑なカテゴライズで逃げている部分を招いている。長々しくて仰々しいオルガンやギターのソロをちゃんと語る術を持っていないのが丸見

          六日目 20220117

          五日目 20220116

          いつもより早く寝てしまい、1日分更新が飛んでしまった。その点ではあの娘は休まずやったので、こっちのビハインド。 いわゆるサイケデリックロックと呼ばれる文脈を受けているという雑な理解に基づき、本邦で合法的に入手並びに嗜好可能なドラッグであるアルコールを摂取した状態で聞いてみる。(ウィスキーをダブルで飲んだ。) Breathe (In The Air)でRun, rabbit runとか行っているのが聞き取れた。そして次の曲がOn The Runであることを考えると、三曲目は

          五日目 20220116

          三日目 20220114

          ここでネタバラシをしておくと、私は10日間を以下のように使うつもりである。 一日目、素朴に聞く 二日目、少し各論的に聞く 三日目(今日)、散歩しながら聞く 四日目、家のスピーカーで聞く 五日目、飲酒して聞く 六日目、一旦休む 七日目、歌詞を見ながら聞く 八日目、wikiを見ながら聞く 九日目、あの娘の感想と比べながら聞く 十日目、今一度聞く という訳で、早速九時半にイヤホンとスマホを持って家を飛び出してみた。 寒い冬なのは失敗かもしれない。楽曲としては輪郭を意図的にぼや

          三日目 20220114

          二日目 20220113

          時間感覚が薄い聞き方をしてしまったので、一つ一つのまとまりに注目してもう一度通しで聞き直す。 一曲目、アルバムのオープニングトラックはインターフェイス的役割が大きいので、大体ガツンと来るもの(なぜかアクモンのBrianstormを想起した)か、アブストラクトなもの、Skit的なものかの二択のイメージがある。(そして反例もたくさんある。)これは後者。 二曲目、もったりしたビートでブルース的なオルガンってこういうことかと思いつつ、Grapevineとかをよく聞いていた中学二年の五

          二日目 20220113

          初日 20220112

          通しで聞く。曲間をシームレスに繋ぐ構造。時間感覚を狂わせるような音像で、気づいたら二、三曲進んでいることがあった。 10日一曲ずつぶつ切りで感想を書いていくのはミスマッチでは? →こういう後だしジャンケンはよくない。反省 基本つながってたけど、ある一ヶ所で曲が切れた。 A面/B面かな? 素朴な感情としては、ある種のシンフォニー的指向を感じた。学生時代に知人がメンバーとしてやってたオーケストラの聴取体験に近い。 好き嫌いベースの話をしてしまえば、今のところ別に好きではな

          Re: Review ~ 内山ディスクレビューに対する大人げない苛立ちの煮凝り

          TL;DRRAYというアイドルグループの内山 結愛さんのディスクレビューは、直感的・観念的感想に重きを置きすぎていてシンプルに読みが浅いので、そこは改善してほしい。 一方で、コンテンツの受益者たるオタクは、これを「おじさんに媚びた企画」ではないということに言葉を費やしているが、むしろ構造的にはその媚びてなさをもって安心して承認欲求的なものを慰撫するために牽強付会しているようにしか見えない。 「好き」は何にも優先され、それが前面に出ている文章こそが素晴らしいというイデオロギ

          Re: Review ~ 内山ディスクレビューに対する大人げない苛立ちの煮凝り

          はじめてのDJ in Chit Chat Vol. 17

          初めに 不肖ツヾキユウ、この前の2021/11/21にDJをはじめてやりました。 きっかけは、ライブ現場で仲良くなった方が月に一回定期的にオンラインでLive DJをするイベントをやっていて、参加してみないかという声がかかったことによります。そこから、5万ちょいのPCと4万弱のコントローラを買って、ちょこちょこ練習を行い、いよいよ本番を迎えたわけですが、ただ残念ながら配信アーカイブが諸事情により残せなかったので、備忘録がてらここに曲順や自分の思ったことを書いていこうかなと。

          はじめてのDJ in Chit Chat Vol. 17

          PANICSMILEを最近聞いている。

          先月、PANICSMILEの新しいアルバム「PANICSMILE」が出て、自分は高校2年あたりに出会ってから愛聴していたので例にもれず購入し、ここ最近はずっと聞いています。 変拍子なんだけど、石橋・ジェイソン・保田・吉田(敬称略)の時期に比べていわゆるコンテンポラリーな文脈というより、パンク・ニューウェーブの「くずし」の美学みたいなものの方が前面に見えていて、好きです。 収録曲の中では、初期っぽい「Sleep Time」、たぶん〇ニクロや過度な工業化社会へのアンチを歌う「

          PANICSMILEを最近聞いている。