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あめのひのちいさなせかい…

恵みの雨の言葉がある様にダムや湖、植物や農作物に雨は欠かせない。けれど雨が2、3日続くとお散歩に行けなくてワンコも退屈してストレスが溜まる。
午前中、ちょっと雑貨や食料品等を買いに行きカフェで束の間の読書。
そうやって私自身は自由に出かけられるけれど
ワンコは私が連れ出して見せる風景が世界の全てなんだなと改めて思う。 

一緒に過ごせる限られた小さな世界

小さな街の商店街、ペットショップやその日の気分で立ち寄るカフェやカフェバー、緑道に隣町の緑溢れる大きな公園。
月1回の成犬パーティやトリミング、そして年に2、3回日帰りや一泊で江ノ島やペットと泊まれる隣県の温泉に行く。
きっと彼が見る世界はその範囲内。

ワンコの目にはどう映るのかな?

些細な事だけれど、その事を改めて考えて以来雨の日はワンコを抱きかかえて東と西のベランダから外の風景を見せる様にしている。
湿度の高い湿った空気を感じたりパラパラだっありザァザァだったりする雨音を聞かせて

"ねぇ、今日は雨だね?お部屋で遊ぼ?"

と話しかける。
視力は良くないけれど聴覚嗅覚に優れている
ワンコはきっと何かを感じ取っている筈?
しかも元々ちょっと小雨が降るだけで、或いは
風が吹くだけで立ち止まって歩かなくなるタイプ。
(ワンコの数だけ幸せの形があるのでお家大好き、お出かけ苦手な子や病気等心配な子はお家一番で良いと思います😊)
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動物達に限らず人間もそうかなと思う。
どんなに外国を旅した人もその国や地域の全てを見聞きしたり理解する事は不可能。

私達の暮らすこの広い広い世界の限られた範囲で人や物、環境と折り合いをつけながら何とか自分の道を歩いて行くのかな? 

ワンコがウチに来る前はドイツやイギリス、台湾、香港、韓国、バリ島等旅行した。
沢山の一期一会や初めての味覚、日本では見られない自然の美しさや厳しさ、ヨーロッパの荘厳な寺院やお城に感動して涙溢れたりも…

↑香港島から九龍側の風景、フリー画像お借りしました

ワンコがいる今、何処かに出かけて新しいものとの出会いや未知の世界を知る機会は少なくなり、行動範囲は狭くなった…
代わりにかけがえのない小さな天使が与えてくれる喜びはこの上なく尊い…

ありがとう!

彼の小さな世界をずっと守りたい…

ワンコと乗れるメリーゴーランドがある遊園地

ワンコ君、きみは今幸せですか?

*読んでくださった方、いつもありがとうございます