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かぼちゃのおれんじとあきまつり…

もうお祭りはないと思っていたら…たまたま見かけたポスターで秋祭りがあると知った。
わんこ浴衣3回目の出番が来たよ。
わんこは女の子服着せられて嫌かも知れないが…?
ちなみにアレルギーがあってパピーの頃からお洋服を着ているので服を着るのは好きみたいだ。

子どもの頃、お祭りや遊園地に連れて行って貰った事がほとんどないので憧れがあったんだ。
高校生まで門限がめちゃ厳しかったので、家を出た大学1年生からお祭りや花火大会によく行った。
綿菓子、焼きそばやたこ焼き、普段はほとんど食べない物を食べたり太鼓や笛の音色、東京音頭にドラえもん音頭を踊ったり、漆黒の空に花火、真っ暗な空の下、そこだけ赤々と人工的にぽっかり現れた屋台の並ぶ異次元空間。
しかも限られた短い時間だけ…

*煌々と明かりを灯して様々な屋台が並ぶ、いい雰囲気

どちらかと言うと賑やかな事が好きではないタイプ。カフェでわんこを膝に乗せてコーヒー飲みながら読書が至福の時。
けれど花火大会やお祭りの後の後ろ髪を引かれる様な寂しい感じが堪らなく好きだ。
精神的どえむだからか解らないが、帰り道のつい振り返ってしまう様な名残惜しさがいいんだ…
もっともっと非現実感を味わいたいのにもう終わり…?みたいな刹那な感じ。
これが毎週末開催されていたら、もしかしたらあまり魅力を感じないのかも知れない、どうかな?
しかも神社の境内で開催される神事である事も特別感がある…

*浴衣着てこう言うのをぶら下げて楽しみたかった

せっかくなので神社参拝をして津軽三味線の演奏や歌を聴いて、たこ焼きを食べたりした。
長く続いている流行病下で4年ぶりの開催との事。
地元の小さな神社ではあるが、室町時代から脈々と500年以上も続いている由緒正しい鎮守様。
しかもわんこにも優しくペット守りを授かったり一緒に参拝出来るのも嬉しい。
今回もプードル、柴犬、チワワさんに会えた。

もう町にはオレンジ、紫や黒のハロウィングッズがお店の店頭に並んでいたり、お花屋さんには大小様々な顔が描かれたかぼちゃが飾ってある。
あちらもキリスト教の神事だ。
そもそも海外志向が強くて日本よりドイツイギリスフランスが好きで海外に住みたいと思い続けていたんだ。(ちなみに大学もミッション系)
なのに神社参拝が趣味って今も不思議な気がする…
可愛いのでついハロウィングッズを買ったりかぼちゃのプリンを食べたくなるが、やはり日本の秋祭りは本当に感慨深い。

*ハロウィングッズが仲間入り🎃

やがて時は過ぎて後ろを振り返りながら帰路に着く。ねぇ、わんこ君、また来年だね…?

初秋も良くない時も良い時も更に更に積んどく

*皆さま、どうかご安全にお過ごしください