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強みは弱み

 以前、当時史上最年少で東証一部上場(25歳)を果たした、リブセンスの村上社長が日経ビジネスのインタビューでこのように言っていました。

「企業が大手になる過程で蓄積してきた資産は負債にもなり得る。ベンチャー企業はそうした資産を負債に変えてしまうような逆を突くビジネスモデルで大手に挑むべき。どんなビジネスモデルも成功していく過程でどこかしら脇が甘くなる」

大企業が大企業たりうるのは、やはりその分野で大成功をしているからであり、当然、どこにも負けない自社の強みであるからこそだと思います。

しかし、強みと弱みは紙一重です。
最強の営業部隊が、見方を変えれば販管費率の高い小回りの利かない組織を作っていたり、全国津々浦々張り巡らされた代理店網がネット販売の足かせになっていたり・・・と。

まず中小企業は何より強みを磨くことから始めなければなりません。
しかし一方で強みは弱みにもなりうるということを念頭に置きながら
日々進歩し続けないといけないということ肝に銘じておかなければならないでしょう。

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