1998年3月10日発売
ASKAソロシングル
『Girl』
発売から、23周年になります。

(1998年2月号会報TUGofC&Aより)
この楽曲(『Girl』のこと)はロンドンで
レコーディングされたものだが、ガットギターが
多用され、前々昨『ID』にも通じる異国の匂いを
感じされる。たぶん、聴いた人の誰もが思わず
いいことだろう。
「ああ、ASKAらしいメロディーだ」と。

～省略～

「まず、この歌を聴くとジーンとするよねって
いう歌を作りたかった。みんながどういう反応を
してくれるかわからないけど、自分としては、
この年齢に応じた恋愛観というところで
書いてみたかった。今、“きみのすべてを”みたいな
歌詞を書いても背中がかゆくなるような気がするし、
そういうものではなく、受け止める側が歌い手側を
すんなりと受け止めてもらえるようなものを書いた
つもりです。この思いはアルバムの詞にかかっている
今も言えて、創作であっても“本当の匂いがする”
ようなものを書いている最中です」(ASKA)

ここで歌詞を書いてみると、
ASKAさんの言っていることがわかると思います。

✏️「いつかきっと 終わるけれど
✏️悲しむのは 最後でいい」と

これは歌い出しの歌詞です。
ここだけで、
「えっ！どういうこと？ハッピーエンドにならないの？」
という不安と覚悟と諦めみたいな気持ちになります。

そして歌詞を進めると、

✏️こんなに抱き合っても 背中は寒いね
✏️僕には君が落とす涙の
✏️温もりを感じることしかできなくて

ここでは、
「愛し合っているのに、
どうして背中が寒くなるのだろう」
抱き合う姿を想像しても、
逆に寂しい映像に見えてきます。

2番の歌詞には、

✏️君は何も望まないから
✏️僕の胸は 氷のように
✏️きしんでいる 音をたてる

ここは自分に刺さりますね。
「君は何も望まないから」
と言われても、望み方や甘え方を知らないのです。
長子の子供は、いつも我慢することを強いられますよね？
だから、相談下手であり、弱みを見せるのが苦手であり、
見せ方がわかりません。

『Girl』のストーリーとは関係ないお話になりましたが、
この「君」は、なぜ望まなかったのでしょうか？
過去望んでみたけど、すれ違いや誤解や彼を思って
望むことを封印してしまったのでしょうか？

そして、
次のサビの歌詞

✏️このままこの時間に とり残されたいね
✏️愛ならどこにあってもいい
✏️言葉のなかにでも 涙のなかにでも

歌後半の歌詞には、

✏️君と僕のどちらが先に
✏️雨の中の旅に出るのか

✏️そのときの君も そのときの君も
✏️とても奇麗だと思う

やっぱり、このストーリーは、
ハッピーエンドではない様子！
何だかとっても複雑な心境になります。

ふたりのはじまりは情熱的であってほしいと、
せめてもの願いを思いながら、
雨の中で離れていくだろうふたりの姿を
想像します。

と・・・、
こう書くとCHAGE&ASKAの『You are free』を
思い付いてしまいます。


少し余談ですが、
歌詞の「とても奇麗だと思う」

2017年10月17日発売
Blu-ray
『ASKA Too many people
Music Video＋いろいろ』

この映像の中に、
ASKAさんが散文詩を朗読しています。
散文詩のタイトルは『美しく』

散文詩を少し書いてみます。

✏️その時思ったな
✏️「きれい」という表現は、
✏️瞬間の言葉じゃないかって
✏️そんな瞬間のために歩いて来たのかって

『Girl』の「とても奇麗だと思う」は、
その瞬間だけで、
どこか誉めているのに冷たさを感じてしまいます。


大人なストーリーなので、
うぶな人にはむずかしいストーリー展開だと思います。
もし、このドラマをテレビで見たら、
ここ数年前のどこかで再放送していた、
『東京ラブストーリー』のラストのように、
イライラが募ってしまいそうです！

お互いを愛しているのに、
それが叶わないなんて、
やっぱり寂しいですね。
ならば、人なんか好きにならない世界に
行きたくなりますが、
そんな惑星が世の中にあるのでしょうか？

次は、
カップリング『花は咲いたか』について、
1998年2月号会報TUGofC&AからASKAさんのお話。

「『Girl』のしっとり系のあといきなりこれだから、
聴いている人は最初は戸惑うかもしれない。でも、
『Girl』と『花は咲いたか』は系統が違って
相反するものに聴こえるかもしれないけど、
音的にはつながっているんです。
だからあまり違和感はないと思う」(ASKA)

『花は咲いたか』お気に入りの歌詞を
書いてみます。

✏️花は咲いたか 夢は見えたか
✏️大したことはない
✏️朝がくりゃ おはようだ

(ニックネーム)
ひまわり&洋ちゃんより
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

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ASKA Official Site
【Fellows】
https://www.fellows.tokyo/

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～YouTube～
【ASKA Official Channel】
『Girl』Music Video
https://m.youtube.com/watch?v=xx9tNmb-8Zo
『Girl』ライブ映像
https://m.youtube.com/watch?v=aPdj0MA4ujY

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毎週日曜日、夜23:30～23:55放送。
TOKYO FM(JFN全国38局ネット)
『Terminal Melody』
〈パーソナリティー〉
小山ジャネット愛子さん
https://www.tfm.co.jp/terminal/
☆この番組では、
日本のポップス史に
いくつものメロディとメッセージを刻んできた
CHAGE&ASKA、
そして、ソロアーティストASKAの音楽を
毎週さまざまな角度から紐解いていきます。
★CHAGE&ASKA、
ASKAさんの曲のリクエスト募集中！

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〈U-NEXT〉
ASKA作品独占配信中！
①2012～13年のASKAコンサート
『ASKA CONCERT TOUR 12>>13
ROCKET TOUR』
☆インタビュー込みのショートバージョン。
完全版Blu-ray発売は、2021年春ころ！
(再生59分・P550円(レンタル期間あり))

②2018年のコンサート
『ASKA PREMIUM SYMPATHETIC
CONCERT 2018-THE PRIDE-』
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③『ASKA CONCERT TOUR 2019
Made in ASKA-40年のありったけ-
in 日本武道館』
(再生135分・見放題(有料))
☆Blu-ray、DVD、LIVE CD発売中！

④Music Video
『自分じゃないか』(通常映像)
『僕のwonderful world』(通常映像)
『幸せの黄色い風船』(通常映像)
(再生20分・見放題(有料))
☆2020.10.11北海道、支笏湖で撮影されたMusic Video。
映像は「通常盤」になります。

⑤Music Video
『歌になりたい』
(再生6分・見放題(有料))
☆ロケ地はアイスランド。
2019年8月撮影です。

ご視聴は👇こちらから👇
https://video.unext.jp/browse/feature/FET0009911