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第10回放送(前半)『Terminal Melody』ゲスト瀬尾一三さん(2週目)~瀬尾サウンドから僕らのサウンドへ~🎵SAILOR MAN🎵

TOKYO FMをキーステーションに、
JFN38局をネットしてお送りしています
『Terminal Melody』

こんばんは!小山ジャネット愛子です。

イントロを聴いただけで、
あの時代の心の扉が開く、
そんなとっておきの名曲。

この番組では、
日本のポップス史に
エバーグリーンなメロディを刻んできた
CHAGE&ASKA、
そして、
ソロアーティストASKAの音楽を、
毎週さまざまな角度から紐解いています。

今夜は先週に引き続き、
作編曲瀬尾一三さんをお迎えしてお送りします。
CHAGE&ASKAのデビュー曲『ひとり咲き』から
長きに渡って、編曲を手掛けられている瀬尾さん。
今日はどんなお話がお聴きできるか、
私も楽しみです。

心の五線譜に出逢う場所
『Terminal Melody』へようこそ。

~ここでCMに入る(1回目)~

🌹小山ジャネット愛子です🌹
小山ジャネット愛子がお送りしています
『Terminal Melody』
では、ご紹介いたしましょう。
今夜もゲストにお迎えいたしました
作編曲家の瀬尾一三さんです。
こんばんは。

🍀瀬尾一三さん🍀
こんばんは。よろしくお願いします。

🌹よろしくお願いいたします。

🍀はい。

🌹先週もお話を聞かせていただいて、
あっという間に時間が過ぎましたけれども、

🍀はい。

🌹先週は主に、
CHAGE&ASKAのデビュー当時のお話を
お伺いしました。

🍀そうですね。

🌹瀬尾さんが編曲を手掛けられた『万里の河』の
ライブテイクもお送りしましたけれども、
今夜はですね、
1987年にシングルリリースされたこちらの曲に
まずちょっと注目したいと思います。

~🎵SAILOR MAN🎵のサビが流れる~

🌹小山ジャネット愛子さん🌹
作詞作曲 飛鳥涼さん。
そして、編曲は瀬尾一三さん。
1987年のシングルで『SAILOR MAN』です。

こちらは当時、
JALの沖縄キャンペーンソングとして
起用されたんですよね。

🍀瀬尾一三さん🍀
あっ、そうでしたか。

🌹はい。
今、サビの部分をお聴きいただいたんですけれど、
すごく印象的なギターのカッティングが、
バンドサウンドですよね。

🍀そうですね、はい。

🌹CHAGE&ASKA 80年代後半にもなると、
グッとロック色の強い曲も登場してくるわけですが、
そうなると、先週の『万里の河』から比べると、
ものすごく大きな変化ですよね。

🍀はい。

🌹瀬尾さんは当時、この変化をどんなふうに、
受け止めて、
アレンジに取り組んでらしたんでしょうか?

🍀まず、アーティストにとって、
デビューっていうのは、とても大事なもので、
それは、どのアーティストもそうなんですけども、

🌹はい。

🍀デビューってところで、
どういう印象付けられるか?
ということが、大切なことなので、
僕が、先週言いました、
僕から見たCHAGE&ASKAの印象付けが、
ちょっと「和」テイストという感じを強調して、
それで、ある程度の認識を獲たと思うんですけど、
でも、結局彼らは、ツアーで回るためには、
バンドと一緒に回らなきゃダメだって来るときに、
僕が作り上げた、
いわゆるスタジオミュージシャンをいっぱい入れて、
いろんな楽器を入れてやるっていうことに、
もう今度は、それを再現するには、
バンドだけでは足りなくなってくるわけですよね。

🌹はい。

🍀だから、
CHAGE&ASKA+バンドだけでできる音を作ったほうが、
彼らも動きやすいだろうということで、
だんだんそういうふうな、
あまり大きな編制にならないように、
自由に活動できるような
音楽作りをしたほうがいいと思い、
だんだんバンドサウンド的に
作っていきましたね。

🌹はい。
それで、この曲が収録されている
『Mr.ASIR』には、
瀬尾さんが編曲を手掛けられた
『LONDON POWER TOWN』
という曲も収録されています。

🍀(笑)はい。(笑)。

🌹この年、
ちょうどCHAGE&ASKAがロンドンを
訪れりて、ライブで
ロッド・スチュアートであったりとか、
スティービー・ワンダーとか、
大御所との共演も実現していますので、
例えば、そういった、海外での経験が、
サウンドの変化とか、
楽曲作りへの姿勢の変化みたいなものも
感じられたりしましたか?

🍀そうですね。
これは、彼らと仕事して、
ずいぶん経ってからなんですが、
飛鳥君が僕に、
僕にポロっと言ったことがありまして、

🌹はい。

🍀「僕たちは、
瀬尾サウンドから抜けるのが大変だった」と。
いわゆるさっきも言いましたけれども、
デビューっていうのは、
だいたい僕は作り上げた
CHAGE&ASKAサウンドなんですけども、
それをやっぱり、
CHAGE&ASKAのサウンドにするためには、
自分たちが動かなきゃダメっていうこと。
そのためには、僕も
手伝ってバンドサウンドの方へ
持っていこうとしましたけれども、
でも、
彼らはしっかり自分たちで、
それをつかみましたからね。
僕の作り上げたサウンドじゃなくて、
彼らが作り上げCHAGE&ASKAサウンドを
ちゃんと作り上げたので、
なかなか、むずかしいことなんです。
デビューのサウンドを変えるって言うのは。

🌹はい。
それは脱却した後に、
そういうふうにおっしゃったんですか?

🍀そうです。

🌹今だから言うけど?

🍀だから言うけど(笑)。

🌹(笑)。

🍀だから、僕、そのときに、
改めて、デビューの時の曲は、
真剣に、一生懸命を、その人の人生を
背負うことになるので、
ものすごく考えないとダメだなと、
そのときに思いましたね。

🌹その脱却するのが大変だったというのは、
見方を変えれば、瀬尾さんがやっぱり、
すごく真剣に、おっしゃるように向き合って、
作り上げた結果ですよね。

🍀まぁ、それが良かろうと思って、
こちらはやっているんですけども、
でも、
そこに苦しめられるってこともあるんだなって。
でも彼らは、自分たちサウンドを作りましたので、
それはすごく偉いと思います。

🌹うん。なるほど。

~ここまで番組スタートしてから(7分44秒頃)~

~続きのお話は~
ロンドンでのお話です。
など。

~~~~~~~~~

毎週日曜日、夜23:30~23:55放送。
TOKYO FM
『Terminal Melody』
パーソナリティー
小山ジャネット愛子さん
https://www.tfm.co.jp/terminal/
【放送局】JFN全国38局ネット
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☆ロケ地はアイスランド。
2019年8月撮影です。

ご視聴は👇こちらから👇
https://video.unext.jp/browse/feature/FET0009911

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