【日記】「すき」と「にがて」は表裏一体?


「すきなことはなんですか?」


と聞かれて、わたしはなんと答えるだろうと、ふと考えた。
みんなはなんて答えるだろうか。

一息もつかず、あれとこれと、それとあれと、と
たくさん答えられる人もいれば、
はて、と首をかしげる人もいると思う。



以前、というかだいぶ昔だけど、通っていた英会話教室で、
同じような質問をされて困ったことがある。

たしか、趣味はなに?と聞かれて
当時、特にこれといった趣味がなく、なにか言わないとと焦った私は、
「eating!」と、声高らかに宣言して、
講師の先生も苦笑い、、、
高らかに食い意地宣言。笑

とても恥ずかしい思いをしたことがあるのです、、、


趣味はなに?という入りならまだしも
海外のラブコメなどの映画で、時折みるこの類の会話。

恋愛が始まりそうな予感たっぷりの二人が
お互いについて自己開示をぐんぐんしていく感じ。
(そういうシーン好き。笑)


「あなたは何がすきなの?」
「あなたは何をしているときが一番あなたらしいの?」

的なパーソナルをぐんぐん攻めてくるこの類の質問。
日本人には、この質問をされて困る人もたくさんいるんではないだろうか。
もれなく私もそうかもしれない。


こんな感じで、自分の
「スキ」に関して考えるようになったのは、
ついこないだの、自分の体験からだった。


とあるきっかけで、造形や美術についての授業を受けていた時。
粘土や絵の具などを使って、さまざまな造形遊びを作る授業だった。
私は、こういうのゼロから何かを作るみたいな作業、きらいだなー
おもしろくないなーと、あまり気が進まず
気怠い感じで作業していた。


そんななか、その授業の先生に、ふと言われたこと。

「これいいね、絵を描くの好きなんじゃない?」と。


授業が終わった後も、なぜかその言葉が頭から離れず、
どうしてだろうかと考えていた。
絵を見るのは好きだけど、描くのは好きじゃないな、、、
と言われた瞬間は思っていた。

しかし、自分の記憶を辿っていくと、
小学生?のころは自作のキャラクターを描いて、
4コマ漫画をたくさん書いてたし、(クオリティは皆無)
自ら母親に志願して、アトリエ教室に通って
油絵とか、魚の絵を書いていたことを思い出した。


私、絵を書くの好きだったのか。と再確認した。
(得意ではなく、好き、ここ重要)



ここで、タイトルの言葉のようなことを思った。
「すき」と「にがて」は表裏一体なのかも。

自分の好きだったことが、大人になるにつれて
それは、うまくできないとダメとか、
下手だから恥ずかしいとか、
自分より上手な人がいるとかで、

「すき」だからこそ、うまくできなくて、「にがて」
に変換されてしまうんじゃないだろうか。


私はかなり、頭でこねくり回して考えてしまう質なので、
こんな思考になってしまうのかもしれないけれど、

大人になるにつれて、ただただ楽しむことを忘れてしまう。
子どもの頃の、無垢な感情が、
こうやって無意識のうちに変換されるのは、とても残念なことだと思った。


子どもの頃の、ただ好きという感情を
忘れたくないな、と。
こんなことから思った次第でございます。

他の人にも、こういうことってあるのかな。
考えすぎな、私だからだけなのかもしれない。笑




散文、乱文失礼しました!
読んでくれた方、ありがとうございます!








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