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明晰夢レポート

初めて本格的な明晰夢を経験したんで体験をシェアします。**あくまで私自身の体験です。

大学から帰ってきて、疲れていたので1時間ほど寝ようとベッドに横になった。この時から少し体が重いような感覚、イメージしやすいような感覚。この部分は表現するのが難しい。変性意識突入モードとでも呼ぼうか。この変性意識突入モードは恐らく瞑想などでも同じだ。トレーニングもしくは強いドーズのサイケデリック体験などで得られものと考える。もしくは生まれ持った体質。ここからは俗に言う金縛り状態でまぶたは開けることができない。同時に夢の世界に突入。ある程度は自分のイメージしたビジョンの世界に行き、自分の行動は自分で選べた。だがそれも慣れていないせいか、後半はイメージしていない世界にいることが多くて普通の夢の中で自我だけが残っている感覚だった。ただこの夢はすごかった。幼少期の記憶が鮮明に映し出されていたり、東京の街が完全再現されていたり。(完全にインセプションの世界) ただその後の経験はかなり怖かった。これが夢だと完全には気づいていない状態が続くと、怖いビジョンが出てきたときに、これは現実だと思うのでかなりの恐怖心が生まれる。私の場合は現実と夢の区別が曖昧な状態だったので、まぶたを開ける感覚。いつものベッド、いつもの景色。「起きた」「けどなんか違う、怖い」「あれまだ夢じゃないか」を5回ほどループした。これかなり怖い。6回目についに夢じゃないかと思った瞬間、ベッドに体が沈んでいきまるで海に溺れるような感覚。ゲットアウトという映画でまさにこの体験通りの描写があある。沈んでしまえばもう帰ってこれない感覚に襲われ全力で叫ぶ(もちろん意識の中で)そしてまぶたを全力でこじ開けやっと現実に戻った。

以上が私の明晰夢の体験だが、正直かなり怖かった。夢だと完全に意識できない限りはかなりの恐怖心が生まれると思う。でも今のテクノノロジーでは到底及ばない完全感覚付きVRの世界に入れるのはなかなか楽しかった。

ゲットアウトのシーンhttps://youtu.be/kBwVWrBk_uo