離れたが最後。


みなさんごきげんよう、ストレスが溜まると食べてもいないのにお腹が有り得ないくらいにパンッパンに張る神聖幾何学マニア★姫です。


昨日まで熱心にファッションの話をしていて、それで思い出したんだけど、姫調べでは、人間というものは、第一線から退くと、のちに本当にポンコツになるのであります。w


一体何の話なのかというと、姫の中の音楽にまつわる話に遡ります。


そして、ふたつの話があります。

まずはひとつめ。


姫は幼少期にエレクトーン➡ピアノというコースでピアノを習い始めたのですが、とある時期に差し掛かるとまぁ練習が嫌いで嫌いで、習いには行っているものの、とにかく練習をしない子供でした。


手前味噌ですが、基本的にわたくし姫は器用なので、ある程度やると要領を得てしまい、飽きてしまうんですよね。一定のラインを超えると (特定のジャンルに接したときに、ある程度のレベルまで到達すると)  途端に興味がなくなるんです。


幼少期の姫のピアノの腕前は、至極一般的なレベルよりは突出していたので、『その年齢でそれ弾けちゃうの?』っていうことをよく言われており、将来天才ピアニストになるのではないか?!とじんわり囁かれるようなこともありました。


でも、みるみる興味がなくなり、その後も完全に惰性だけでピアノを続けて18歳にまでなってしまった姫は、『高校を卒業したらピアノをやめよう』と決めて、スパッとやめました。


その時教わっていたピアノの先生は、長年習っていた先生が産休に入り、代理で教えてもらっていた先生なのですが、日常会話が主に擬音、っていうタイプの先生だったので(これ伝わる?w)非常にわたくし姫とは相性がよく、やめる間際になって改めてピアノの楽しさに気付かせてもらったりもした先生でした。


私が『高校卒業と共にやめます』と伝えると、とても悲しそう、いや、苦しそう、という方が忠実かもしれないな。もう随分と前のことなので細かいことは覚えていないけど、とても苦しそうに『えぇ...そうなの...?もったいない...』というようなことを言ってくれて、私に対して引き留めるだけでなく、のちに姫母にも真剣に話をしてくれて、なんとか思い留まることは出来ないのか?というようなことを、姫母経由でも私に何度も投げかけてくれたりしたくらい、それはそれは熱心に引き留めてくれたのです。


しかし私はそもそもピアノの練習が嫌いだし(きっとピアノの先生はまさか私が練習嫌いだとは、思っているはずもないw)、そこから解放されることを心から望んでいた。高校を卒業したら音楽の専門学校(ギター科)に入学することも決めていたので、ピアノをやっていたら気が散るし、邪魔になるような気もしていたのだ。


でも、ここまでの本心をピアノの先生に対して口にしてしまうのは、きっとピアノが大好きでピアノと関わっているであろう先生には失礼な気がしたし、先生を傷付けるような気がして、言えなかった。


その代わり私が当時口にしたのは、こんな言葉だ。


『ピアノは好きなので、一人でも自分のペースで続けていきます』


と。


確かこれを、姫母からもピアノの先生に伝えたし、私も直接伝えた。

そのとき、先生から返ってきたのはこんな言葉だった。


『一人だけで続けていくのって、姫ちゃんが思っているより、大変だよ』

『二週間に1回でも、一か月に1回でも、習うことを続けていって欲しいな』


これを言われた18歳の姫ちゃんの気持ちとしては、


先生の言わんとしてることはとてもよく分かる。

でも当時の私は、ピアノの練習がとにかく嫌いで、自分のためになっているとは思えなかった。嫌いなことに時間を割くことが、自分にとっていいことだとは思えなかったし、最終的な姫ちゃんの着地点はこうなった。


なんか、


先生、



ウザ。



wwwwwwwwww


酷い。酷いよね。w

今改めて思い出しても、当時ここに着地したの本当に酷いと思う。w


でも、私にはこれから、専門学校に入ってギターを本格的に極めて、卒業したらキレイでオサレなお洋服を着て、セクスィーなPV (MV) を撮り、音楽番組で松ちゃん浜ちゃんやタモさんにいじり倒され、人気アーティストに昇り詰める、といった輝かしいシナリオが待っていたので、


ちなみにそのへんの話はこちらw


嫌いな練習を余儀なくされる、ピアノ教室に通い続けるわけにはいかなかったのです。


それなら、自分の夢に繋がるためのギターを死ぬ気で頑張った方がよい!

有意義な時間だ!


とそう考えていたのでした。


これまた続く。w

















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