政治家は誰のために政治をしてるのか

 どうも、氷雨斑早希です。今日で9月も終わりますね。つまり、あしたから増税ですね。そんなわけで、今日は今回の増税に伴い導入された「軽減税率」について思うところを書いていきたいと思います。

やっつけ仕事で中途半端

 今回、軽減税率が導入されるにあたって、何が8%のままで、何が10%になるのかの線引きがなされましたが、正直、とりあえず形だけ作りました、という感じが否めません。

 抜け道が払拭されない食料品、読まなくても何も支障をきたさない新聞は8%で、女性の生活において文字通り数十年使う生活必需品の生理用品は10%と正直、利権と権力の癒着を感じる線引きの仕方がされています。こと、生理用品に関しては、僕は男なので、打撃はないといえばないのですが、何のための軽減税率かを考えれば、これが妥当でないことくらいはわかります。女性議員はここでこそ声を大にして仕事をすべきだったのではないでしょうか。いったい誰のための政治なんでしょうね。

 元来、軽減税率は生活に深くかかわるもの(生活必需品、もしくは人によって必需品になるもの)にかかる税金は嗜好品よりも軽くして、生活への負担を減らすためのものです。ちなみに僕の生活に直結するようなものだと衣料用洗剤や髭剃りなんかは響きますね。

 こんな中途半端な区分の仕方しかできないなら、いっそのことまんべんなく一律10%のほうがあきらめはついたかもしれません。どうせ、そのうち別の形でとられる予感しかしないもの。

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