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こんなデザイナーになりたい

noteの企画に初めて参加してみます。

私は演劇デザイナーを名乗って活動していますが、
果たして私はどんなデザイナーになりたいのか。

真剣に考えてみようと思います。

専攻はデザインマネジメント

私は大学でデザインマネジメントについて学んでいます。

以下Wikipediaです。

概要[編集]
企業経営におけるデザインの意味は物理的な造型行為だけでなく、組織や制度、戦略、さまざまな要素の関係性といった対象を設計することまでをも含んでいる。すなわち、デザインは製品の色や形を決定するだけでなく、統合的な商品企画やブランドの確立、コーポレート・アイデンティフィケーション(CI)確立において重要な役割を担っている。[1]また、近年はイノベーションの誘発がデザインの効果として注目されている。以上のような認識を踏まえると、デザインマネジメントは単なる製造部門の問題ではなく、重要な経営課題と位置づけられよう。[2]
目的[編集]
デザイン・マネジメントの目的は、デザインを新たな能力として組織的に活用できるよう促し、経営戦略の観点に立って全社的なデザイン戦略を立案、実行して成功に導くことにある。そのためにはデザイン資源の調達や、デザイン資源を活用する組織体制作りが必要となる。さらに、現在はデザインを企業における価値生産の仕組みとして広く捉え、製品やサービスのレベル、イノベーションへの応用、ビジネスモデルのデザインなどを統合したり、企業と市場や社会との関わりにデザインを活用したりする考え方へと、デザインマネジメントの担う領域が拡張している。[3]

Design management netさんにこんな解説も。


『「デザイン マネジメント」とは、デザインの創造性を生み出す環境づくり、マーケティングを通してユーザーの価値観、好みを継続的に把握するシステムづくりなど、人・物・金・情報・時間を最大限に活かし、経済効果を上げる諸活動である』とされています。
簡単に言い換えると、デザインを経営の中心に置き、製造からマーケティング、広報、製品、広告宣伝、販売方法までを統一させる経営手法のひとつです。

つまり、運営や企画、広報に至るまでデザインの考え方を中心に経営をする
ということです。

デザインを中心に、というと
イラストやプロダクト中心なの?となりますよね。

例えば私が学んで書いた記事には
「イノベーター理論から今の小劇場界を考えてみた」
という記事があります。

このサイトにわかりやすく載っています。

きになる方は見てみてくださいね。

デザインマネジメントを演劇に活かしたい

私は「演劇デザイナー」を名乗っています。

現在の小劇場業界は、
広報がうまく行っていない印象があります。

フライヤーが良くても、キャストが美人でも
内容が面白くない。。。

面白い面白くないは個人差が大きので
一概に「私が面白くないから良くない作品だ!」
と言うことはないのですが

それでも自分が面白くない作品はみたくない。

そこで、
芝居はどうやったら共感したり感動したり面白いと思うのかを考えました。

そうしたら「自分の感性に響くものが面白いのではないか」
という仮説にたどり着きました。

女性ファッション誌でもWebメディアでも
俳優や監督のインタビューを良く見かけますよね。

と言うことは
あのインタビューを見て作品を見る人や
作品を楽しんだ人がより深く楽しむために読む需要があるのです。

そしたら
小劇場でも演出や脚本家、役者の思いを届けると言うことは有効なのではないか。
小劇場Webメディアがあれば、
いわゆる「虚無舞台」に当たる確率を下げることができるのではないか

でも、それだけでは新しいお客様を多くは迎えられないと思います。
小劇場の舞台は2000程度のものもあれば6000円近いものもあります。

6000円のチケットを、ちょっとインタビューを読んだだけで
パッと買う人はなかなか少ないはずです。

そうしたら、チケットの料金形態をA席B席などに分けて変えたり
サブスクリプションモデルを作って公演収入以外の収益を増やす
必要があります。

けれどチケットが高いのは理由があって
劇場代が高かったり稽古場代が高かったり
自分たちの力ではどうしようもない問題があります。

そうしたら
劇場や稽古場に交渉して
毎月全ての枠を埋めるから安くしてくれだったり
劇団と提携して
劇場や稽古場を紹介したり、制作のお手伝いをしたり

そんな改革も必要だと思うのです。

私はデザインマネジメントの力を通じて
これらの問題を解決するデザイナーになりたいです。

いただいたお金は!!!全て舞台裏のためのお金にします!!!!殺人鬼もびっくり☆真っ赤っかな帳簿からの脱却を目指して……!!!