ひめゆりゆなです。

深夜テンションシリーズです。

ちんこ

この言葉をご存知でしょうか？

男性器であり、主に陰茎と睾丸を指すその言葉は…

たちまち幼稚園児を爆笑に誘い
小学生ならばうんことの合わせ技にてさらなる笑いの輪廻を作り出す。
老若男女誰もがこの呪文を人生に1度は使用する。
そう、ちんことは愛されているのです。

対して、女性器を指すまんこ。
ちんこの対義語と言っても良いでしょう。
その言葉は幼稚園児にはまだ理解が出来ず
小学生の高学年でこの語を発したならば…
大人の階段を早く踏み出してしまったが為の女子を中心とする嫌悪の目と突き放した態度がざっくりと使用者に突き刺さる…

まんこに対するこの記述は筆者の実体験。
6歳と3歳、ある程度の年の離れた兄を持った私の部屋は、彼らのUSEDのエロ本を置く墓場となりました。
そこから知識を得て早めの性教育をセルフィした私は、禁術、まんこを会得し、1度小学校で試して大いに後悔をした…。

ちんことまんこでなぜこんなにも扱いが違うのか。
どちらも人が股ぐらに有するもの、共通項はあるはずなのに…。

それは、広く発するちんこが実はちんこではないということにあるのではないでしょうか？

何を言っているのか？
即ち、爆笑の呪文ちんこには、エロチズムが一切ないということ。
ただの笑いのネタであり、時に意味を成さないスキャット。
それが、広く親しまれるちんこの正体。

即ち、幾度と使われているちんこ、とは性的意味合いを持たず、ただただ何となく言ってる面白い言葉であり
陰茎と睾丸を指すことは理解しようとも、その場に笑う人々は誰も具体的なちんこを脳裏に描かないのです。

一体誰がどうやってちんこを面白くしたのか、それは何故か幼稚園で「いっせーので(数字)」などの手遊びが流行るのかと同じくらいな謎。

ただ、社会とは大人子供が合わさって形成されるものであり
社会から子は、「いっせーので(数字)」と同じ要領でちんこに笑いを見出すのでしょう。

まんこには、なんとなくの面白さは生まれず、性的意味合いただ1つだけ持ったために多用することを避けられたのではないかと推測します。

では、大衆に愛されたちんこに対し、まんこ同様の意味を持つ、性器である方のちんこはどうか。

最近めっきりと減りはしましたが…
私は顔の見えない男性からダイレクトメッセージにてちんこをお披露目いただく機会を何度も頂いていました。
男性ならば、男子トイレの立ちションでお隣の芝生を見るがごとくちんこを見るでしょうが…

ここもやはり意味合いの違いで、ちんこの存在は左右するのです。

私がはじめて食らったファースト性的ちんこは5歳。
近所の小5男子からのレイプ的な行為でした。
彼から押し付けられるちんこ…
それはいつも言葉に聞くと腹筋トレーニングを無意識にさせられる笑いを込めたシャイニングちんこにあらず。
更に兄に連れられた連れションで、隣側の兄を見て小便の勢いに感銘を受けたあのライフルちんこでもあらず。
排泄器官を押し付けられ、くさいにおいに泣きわめいた、何にも面白くもなく、ただただ不快を招くダークネスちんこでした。

性的意味を持ったちんこは、成長して、男性的役割の薄れた私からは、私自身が持ち主であることからも向き合うこともありますが…
他者から向けられる機会も大いに増え、かの性的なちんこはわたしに密接な関係となりました。

それは小便の際にこちらから意図して覗く、ライフルちんこ、とは違う。
ちんこの方からやってくるのです。

けれど性的なちんこは何も全てがダークネスちんこではありません。
性的ちんこがダークネスと化するか、愛情表現の為のものとなるのかには、持ち主が左右する。

多分、恋愛感情を持つ人の性的なちんこであれば喜んで受け入れられるはず。

ただし、そのちんこが性的処理のみを目的とする場合には
例え好きな人であるというバフ(補正や強化)を加えたところで対象に嫌悪を抱かせるダークネスちんことなってしまいます。

それを、愛情表現の為の使用であり、対象に対する愛ゆえの性的ちんこであるとするならば、それは、愛されるちんこ、即ちラブリーちんこです。

私の見解では持ち主の素質、そしてちんこの使われ方によって、同じちんこであってもダークネスにもラブリーにも転ずるものであると考えられます。

長々とちんこを連呼致しましたが、インターネットで顔を隠したもの、即ちハーミットが送り付けるちんことは、誰のちんこかも分からず、加えて性的である。

それは持ち主不明の性的欲求だけが魔物と化して顔を出した姿。
女神転生のマーラー神にも相当するもの。
そう、ハーミットちんこ。
それはほとんどの場合にはダークネスちんこ、となるのです。

私自体がニューハーフであり、ちんこを持つ。

そして、ニューハーフがアダルトビデオ業界では、アダルトジャンルとしてそれなりに人気があったりします。

わたしもニューハーフになるまでは、自分がニューハーフが性的に好きなのかな？
と思っていました。
実際に今も好きではあります。
好きでありそのものであるからこそ。
なぜニューハーフが1つのアダルトジャンルとしてある程度の人気があるのか？
その問いのひとつの答えが私には解ります。

それは、男性からすれば性的なちんこ、とは大雑把に対象への好意を表明するものだからです。

ニューハーフが性対象である男性からすらば、ニューハーフの性的ちんことは、ニューハーフがどんな心境で性的ちんこを示していようとも、ラブリーちんこ、なのです。
例え、演出のためにバイアグラを飲んで無理やりに性的なちんことして仕立てあげていようとも、それを見た男性からすれば、ラブリー。
ニューハーフが性的ちんこを差し出していること。
それを見る男性には、ニューハーフの女優が性的興奮を表すシグナルに見えます。

性的コンテンツに女性が行う演技とは違って、リアリティを持たせ、性的ちんこを広く、男性に向けた愛情表現と捉えるのです。

ちんこ、ちんこ、と書いているからバカバカしくはありますが…
要は心情の読み取りや思いやり…
これを繊細に読み取ろうとするのが広義に女性で、男性は大雑把な傾向があるでしょう。

男は鈍感。デリカシーがないと言わせる心は私のちんこで比喩表現をした所にあると考えます。

さて、長々と書いていきましたが…
私が何故こんなにちんこを連呼しているのかの結論をお話します。

私は女装サロンのスタイリストでありカメラマンです。
つまり、女装させ屋さんと言っても過言ではなく、多くの女装子を見てきました。

そしてその女装子のあらゆるものを私が愛でておきながら…
私が視覚的に見る上で大抵の場合に嫌悪を抱く点があります。

それが、ちんこです。

私は特例の後記にするもの以外の女装子のちんこを嫌います。

理由は、私は女装子を女子と化してしまいたいから。

なるべくなら、私はいらして頂けるお客様を、ちんこでも出さない限りには男性だと思えない程のクオリティを持っていただく存在としたいのです。

逆に言わば、ちんこを出してしまうというのは私からすればタネ明かしをした手品同様。

性別がどちらか分からない
あるいはその回答の正反対の存在にしか見えない存在こそが分からない
だからこそクオリティの高い女装子やニューハーフは倒錯を生み出し、異様な魅力を生み出すと実体験からも思います。

加えて、SNSサイトに愛する女装子のちんこが露呈して蔓延してしまうというのは嘆かわしい…

私は決してその人々に行動を止めるように諭す権利はありませんが…
時々路上で、野外でちんこを露呈し、性的行為をする映像や動画を掲載する女装子を見ます。

時として高評価がされているそのメディア達は、私個人的にはナンセンスな地雷。
公然わいせつだと言って、法律を正義の鉄槌として振り落とすことは本人の気を害する可能性があるので決して行いはしませんが…
正直に言えば公然わいせつの証拠になり得ると思います。
100歩譲って室内での露出写真や動画にして欲しい…。

けれどもどうかちんこのタネ明かしは秘めておいて欲しいというのが私の意見であり
前述した野外での性行為に勤しむちんこの露呈とは
支持者を除く人からすれば凶暴なダークネスちんこである可能性が高いのです。

時に女性用下着から膨らみを持たせる女装子の写真が人気ともなりますが、それにはそれっぽい張形でも仕込んでいるのかと
まだ疑いたくなるくらいの女装子の美であったり愛らしさのクオリティが伴いその姿が矛盾を掻き立てて、倒錯的な魅力を生むものと考えます。

ここで、後記に記すと前置きした特例についても書きます。
その特例とは、タネ明かしであるちんこを見てすら
未だに本当は女性なのではないかと疑う程の中性さや女性らしさ、あるいは美や可愛らしさを有するパターン
それから、何らかのちんこをダークネスちんことはしない工夫がなされたパターンです。
モザイクやスタンプ加工によって見えなくするのもそのひとつでしょう。

その特例の場合が生み出せるのは、画力を有した絵師の書く男の娘やニューハーフの絵であったり
努力をしたり、先天的に恵まれた実物の男の娘やニューハーフの姿そのものです。

もしかしたら、嫌悪のないちんこ、とは…
誰もが愛するかの人畜無害なちんこ、老若男女が1度は唱えるシャニイングちんこに近い存在にもなり得るかもしれませんね。

とは言っても、そもそもトランス的な表現を好まない人からすればこの記事からそもそも気色悪いに違いありません。

何らかの属性への割り振りができる以上、その存在は万人にウケるものとなることは難しい。

ミュシャの絵画が嫌いな人はこの世のどこかにはいるだろうし、ディズニーランドが嫌いな人もどこかにはいます。

ただ、嫌われてしまう可能性があるにしろ、何も多くの人に嫌われる存在と進んでなるのは、自身のポリシーや鉄の意志でもない限りは…
する必要のない行為に思えるのです。

私自身も親にSNSサイトを見せられないくらいには露出度の激しい写真の投稿をしています。

それは自分のそれなりに努力して得た、豊胸手術による人工的な乳房をアピールしたりその他の身体を射影して、自分自身の持つ美の答え
女性の形を表現しているつもりのものです。

写真集も何点か出し、買い手になってくださる方もいらっしゃいました。
だとしても、気持ち悪く感じる人もいるでしょう。
そうなるとダークネスちんことさして変わらない存在かもしれません。

性的欲求を強く持った男性が渇望する、ちんこの対義語…まんこですらも
生々しく露呈していれば誰かにとってはダークネスちんこ、それと同様の存在となります。

大切であるものは見せ方です。
誰しも人であるゆえに、間違えがあったり、考えの差異も有り得ます。

けれども、インターネット誰かが見ていてそれに信念やこだわり、譲れないものがないのだとすれば…
今1度見せ方の考え方をして頂けると幸いです。

私は、先天的性別と逆の見た目を目指すからこそ、特別な場合でもない限りは自分の局部をちゃんと隠すということ意識して
自分のこだわりと
周囲から自分自信がダークネスちんこ的な存在とならない許容範囲
その丁度いい点を自分自身の写真を通してお伝えしていきたいと思います。

露出度の高い女装子の皆様が、より魅力的な存在となるためにこの記事が助力となることを祈ります。

ひめゆりゆなについて

1993年　6月12日京都府京都市伏見区生まれ
2011年　京都市左京区でSNSで出会ったニューハーフの恩師から姫百合夢那の名前を名付けられる。
2012年　桜美林大学入学と共に3月上京。12月に芸能事務所イマーゴプロモーションに女装タレントとして所属(2015年契約解消)
2015年　某原宿所在のコンセプトカフェにて多数ショー出演と海外を中心としたテレビメディア応対を担当。(詳しいお話は本人まで)
2016年　桜美林大学卒業。Studio RAAR所属開始。カメラマンとして始動。