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2021年 星組ロミオとジュリエット B日程観劇感想~瀬央ティボルト編~

みなさん、ロミオとジュリエットのような恋はしたことありますか?

私は現在進行形で恋してます。

瀬央ティボルトに落ちました

ずっと寝ても覚めても瀬央ティボルトのことばかり考えてしまう毎日です。宝塚大劇場に観劇しに遠征した日は2/28なのですが未だに熱が冷めません。先日B日程の配信を見て少しは気持ちが落ち着くと思ったのですがますます深みにハマっております!東京ロミジュリも何回でも見に行きたいです!

感想を書けば少しは落ち着けるかもしれないって思ったので書いてみることにしました。あまりに長くなりそうなので感想分けることにしました。

気力があったら、後日、全体の感想とか他の役の感想も書きたいですが、これ以下、ほぼ瀬央ティボルトの感想しかないのでご注意ください。

まず、何故ムラ遠征したかと言いますと、友の会でまさかのSS席が当たったからです!ありがとう友の会!やっとお友達になれた気がするよ!

そして当たった下手寄り6列

これがね、ダメでした。瀬央ティボルトがよくいる立ち位置の目の前なんですよおおおお

瀬央さんはほんわか明るいイメージの方だったので、見る前まではティボルトどうなんだろうって思っていたんですが、最高すぎて今、拗らせておりまして、思い出しては泣く状態...
さながら、失恋したばかりの面倒くさい女のようになっている私。

大劇場で瀬央さんのお写真飾ってあるところも写真に収めてまいりました。

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この写真よりもずっと本物はずっとカッコいいので死にそうになりました。

瀬央さんのセクシーさというか、色気があるなと言うのには眩耀の谷のときとショーのRayの時に気が付いてはいました。謎の男と礼真の二人で歌う歌のところとかも最高でしたもんね。ショーのRayでもベリーショートの黒髪に燕尾服と言う最高の組み合わせを見せてくれた瀬央さん。スタイルもいいんですよね!

そして、大劇場で観劇したロミジュリB日程。ロミジュリBOXも購入済みで、礼真琴さんの新人公演が良かったのと、礼さんの歌もダンスも演技も大好きなのでかなり期待してました。

生で初めてのロミジュリ観劇。

いや、もうね、出だしからビックリした。

愛月さんの死を見てびっくりした。何あれ、あの動きと綺麗さと妖艶さを兼ねた死がそこに…配信のあった日と友の会当落があった日に愛ちゃんの死がtwitterでトレンド入りしたのわかりますよ。見れば。

何か、すごいものが始まる予感しかしなかったが、本当にそこから凄かった。

ヴェローナでみんなが登場するところ、ここで瀬央ティボルトが下手の階段から出てきたわけですよ。

あんな色気あるイケメンだなんて聞いてないよ!?写真よりも断然良すぎて見た目だけでも死ぬレベルの良さ。(オタクなので軽率に死ぬとか言いますけど本当に死ぬレベルです)

瀬央さんのティボルトソロの所とか良すぎてやばいです。ルックスも最高に良い上に歌も演技も良いのです。眩耀の谷の時の瀬央さん(東京公演)も凄く良かったけれど、格好良さに磨きがかかっているんです。何があったんだ…

瀬央ティボルトから目を離せず、6列なのに時には双眼鏡で瀬央ティボルトを追ってました。(あと愛月さんの死も観てました)

SS席でもね、双眼鏡って必要なんです。

皆様もどんなにいい席でもオペラグラス持ってると幸せになれると思います。私は最前列でも持っていきます。

マーキューシオが刺されて死にそうになってるときも、双眼鏡で瀬央ティボルト見つつ、あそこの娘役に混ざりたい、流石15で女を知っただけあるとか思ってました。マーキューシオのシーンも見たけれど、瀬央さんが気になってしまって、本当にきちんとマーキューシオの死ぬ場面を見たのは配信で、でした…すみません。

ティボルトの死ぬところも良くて、綺麗な顔なんですよ…

きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで…。

宝塚関係ないセリフですみません。まさにこれだったんですよ。綺麗な死に顔。美。見る。ずっと見てた。

そんなわけでメインの場面はチラ見でティボルトの死に顔ばかり見ちゃってたんですよ。しかたない。

瀬央ティボルトの役づくりも良かったんです。ジュリエットのことは凄く好きだけど結婚は許されないし、それでも好きって気持ちが伝わってくるというか、感情が歌に乗ってると言うか。

ティボルトは悪くないんだよ…周りが悪いのだって思えるティボルトでした。つんけんしてるが根はやさしいタイプ。ああいう報われない恋や不憫なキャラには弱いのです。

しかし、ティボルトってあんなに可哀想な役でしたっけ…?って疑問に思い、過去のロミジュリも見て見ましたがやはり演じる人により解釈は変わりますね。

瀬央ティボルトは、よりによって自分が好きな女が敵のロミオを好きになってしまって、ロミオの心臓を抉り出したいくらいに憎むわけですが…パリス伯爵ならまだ殺そうとまでは思わなかったんじゃないかな?昔からジュリエットのことを想っていたけれど、いとこ同士は結婚が駄目というキャピュレットの掟の所為で気持ちも伝えられなかったのに、あっさりとロミオに奪われ…

不憫すぎる

だがそこが良い。

抱かれたいと言うより抱いてあげたいって感じがするティボルト。過去のティボルトは抱かれたい系の色男率が高いと思います(個人の感想です)。

ジュリエットの母とも関係があるのも、ジュリエットをことを想いすぎて自暴自棄になった結果なんだろうなとしか思えない…

普通に考えると、初めて女を知った15の夏というのはキャピュレット夫人に襲われたか迫られたのでは?と思うところですが、ジュリエットに似た女の子と関係を持って、でもやっぱりジュリエットじゃなきゃダメなんだと気づくけれど次々女の子と関係を持っていき、色気が増したティボルトにキャピュレット夫人が迫ったのではと思っております。流石にキャピュレット夫人も何も知らない子供に手を出さないだろうと思いたい!私個人の解釈です。

単純にキャピュレット夫人が女を教えた人だったら嫌だなって少し思ってます!

食聖の時の、売れないご当地アイドル パラダイス・プリンスのリーダーだった瀬央さんと本当に同一人物なのだろうか、と疑問に思うくらい色気がある瀬央ティボルト。ギャップありすぎですやん…惚れるって…

ジュリエットを好きすぎて拗らせちゃった結果、ロミオにジュリエット取られるくらいならジュリエットすらも殺してしまいそうな感じがあるんですよね、瀬央ティボルトは。 一途な想い故の狂気って好きです。

でも、瀬央ティボルトは本当は優しいんでしょ!?って思えるところもあるので、実際にロミオに渡すくらいならと思っても殺すことはできないと思います。妄想し過ぎですみません。まだまだ続きます。

瀬央ティボルトの一番好きなシーンは、「今日こそその日」の歌のシーンで、「初めて女を知ったのは15の夏だった~」と歌い始めるところなのですが、次々と寄ってくる女たちの手を次々と振り払いつつ(この振り払い方もいちいちカッコイイのでヤバイです)、「禁断の恋に~」のところで娘役の人の手をぐっとつかんで抑え込む感じのところがあるんですけど、そこが一番好きです!!!

なんでそこ!?って言われても知らん。そこが萌えたんですよ私的に。女たちをぞんざいに扱うところが良い。

このシーンてこんなに暴力的だったっけ??って思って昨日、ロミジュリ初演の円盤見てみたんですが、凰稀 かなめティボルトはもうちょっと優しくて、普通に女たちの手を下から取ってエスコートしてるようにも見えるし、軽くあしらう感じなんですよ。

全然違うwwww

やや乱暴な瀬央ティボルトバージョンが好きです!

ここのシーン、最後のモンタギューの跡取りを  送り込むんだ 地獄へーと歌った後、横を向く時のあの静かな表情からの目見開きカッと開いた目が好きです。瀬央さんの表情の流れるような変化の仕方が全部好き!

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私の下手な絵での図解で申し訳ないんですけど、ここ最高にいい表情で大好きな瀬央ティボルトのシーンなのでぜひ注目していただきたい。

ここも歴代のティボルトがどうだったか確認しましたがみんな違うので面白いです。緒月ティボルトだと振り返る感じでやってますね。

瀬央ティボルトは目の見開き方とか、ちょっと目を細めてさげすむ様に顎を少し上げて見下す表情とか、表情の演技も細かくて好きです。指の動かし方とかも全部好きなんですが丁寧なんですよね。それが繊細さを出しているというか、貴公子っぽさがあって良いです。さすがキャピュレットの貴公子ですよ。美人系で綺麗なティボルト最高です。

本当に感想長いんですけど、まず瀬央ティボルトの好きなところ全部書かせてください。その後に全体的な感想と個別の他のキャラの感想書けたら書きます。私も拗らせすぎて瀬央ティボルトの事まず書かないと気が済まないので。

次にいいなと思った瀬央ティボルトのシーンは、最初の方のヴェローナ歌うところで(ここはヴェローナ~ってやつ)、瀬央ティボルトが右手でベンヴォ―リオに肘鉄食らわせて、その後マーキューシオにつかみかかり、ヴェローナ大公が諫めて割って入るところで、瀬央ティボルトがするお辞儀が綺麗で凄く好きです。

そこかよ!って言われそうだけどそこです。そこ萌えたんです。あまりに綺麗なお辞儀過ぎて…貴公子っぽくて好き。他にも何回かお辞儀してますが全部好きです。

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腰のナイフ描き忘れた…落書きですがこういうシーンです。

あと同じ場面のヴェローナ大公がここはヴェローナ~って歌うところで、

花咲き乱れる美しいパラダイス だがその陰には地獄が潜む

の地獄が潜むあたりで瀬央ティボルトがしてる仕草の振り付けというのか、顎を撫で上げるようなところも良い。

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多分見たらわかっていただけると思いたいけど見ないとわからないと思われる…このあとベンヴォ―リオとマキューシオと軽くやり合い、ヴェローナ大公が割って入っておさめにかかり、先ほどの綺麗なお辞儀のところになります。ここまでの流れの瀬央ティボルトが好きです。

こんな丁寧な貴公子っぽいしぐさをしておきながら、2幕で「お前か、教会で見たというのは」「どうなんだ見たのか見なかったのか」「み、見ました」って感じのやり取りがあったあと、見ましたって言った男の子を殴る瀬央ティボルトも好き。

あれ、礼さんがロミオで新人公演やった時、瀬央さんは殴られてる方なんですよね。それが殴る方になって立派になって…

他にも割と暴力ふるってるシーン多いんですが全部好きでつい見ちゃいます。頭突きとかしてるところも好き。頭突きしたと首横にちょっと倒すしぐさも好き(細かすぎて伝わらない)。

マーキューシオを刺した後の女侍らせ、あごクイ(娘役の顎をクイっと手で持ち上げるように触ってる)とかしてるのも良い…動作のひとつ一つが全部良いんでうよおおおおおおおお

そこの娘役と変わりたいと思いつつガン見してました。

あとはですね、ジュリエットがいるバルコニーを見つめる瀬央ティボルトが最高に好きです。なんであんなに見つめられて気づかないのジュリエット…

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本物は凄く素敵なんですけどこんな感じで見つめてる瀬央ティボルトが良いんです…めっちゃジュリエットのこと好きな男なんです…たぶんロミオより愛してますよ!!!!!本当に格好良すぎて、なんでジュリエットはティボルトに恋しなかったのか不思議でしょうがないんですが。

掟があるからそういうのは対象外なのか鈍いのか。ちなみに何回かバルコニーを眺めるところは出てきます。一度じゃない。だけどほぼジュリエットとは絡みがないティボルト…

絡みと言えるかわからないけれど、仮面舞踏会でジュリエットの腕軽く引っ張って後ろにやるところくらいしかなくないですか?

仮面舞踏会では一生懸命ジュリエットを守ろうとしてパリス伯爵と踊る羽目になるティボルトw

ティボルトのダンスのシーンも大好きです。ティボルトが中心になって踊るところが良い。他にも仮面舞踏会はマーキューシオにナイフ向けるティボルトも格好良くて良いです!

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実際には刺してないので血しぶきは飛んでません!勝手に描いただけです。あと仮面付けてますが面倒で描いてません!

「ティボルト」を歌う瀬央ティボルトも良かったです…本当の俺じゃない、の歌の方も好きだけどこの俺はティボルトって歌うのが凄く感情が乗っていてジュリエットへの切ない思いが溢れていて聞いてるだけで泣いてしまう…孤独を抱いて生きているんですよ、瀬央ティボルトは…

二幕の「決闘」の歌詞のところでも、

誰が誰を好きになってもいい
愛し合う心は誰もが変わらない
誰もが自由に生きる権利がある

ってロミオとかが歌ってるんですけど、ティボルトは「自由に生きる権利などない」って歌うんですよね。悲しい。自由が無かったティボルト…

そろそろティボルトについて書きたいことは書けた気がします。またここも良かったと思うところがあれば追記して書き足すかもしれませんが、おおむね満足しました。私の妄想も入っているかもしれませんがご容赦ください。

ロミオの事とかも書きたいんですけど、ちょっともう少しかかるかもしれません。がんばります。

こんなに長いのに読んでくださってありがとうございました!









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