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なぜデザイナーの私は、noteで記事を書き続けているのか

こんにちは!気付けばデザイナー4年目も後半戦にきているひのふ(@pinopo_)です。
なんだかんだ、noteを書き始めて1年半近く経とうとしていていることに最近気が付きました。 マイペースですが、noteの記事を更新し続けてることができています。

有難いことに、noteを書き始めてから勉強会などで「あの記事書かれた人だったんですか!」とか、「日野さんの書いた記事を参考に実際に会社で取り組んでみました」だったりなど、直接感想を伝えてもらう機会が増えました。(ありがとうございます、ありがとうございます!)
また、「xxさんと会った時、日野さんのこと話したらnoteの記事で既に知ってたよ」という報告も頂くことが増えてきました😳
noteを書き続けることによって嬉しいことがどんどん増えています。(他にも副業の方のお仕事も増えたりなどなど…)

なので、今でこそいろんな人から「仕事をしながら自分のアウトプットもしててすごい」「いろんなことに挑戦して取り組んでいてすごい」など、褒めて頂く機会も増えたのですが、最初からそういう人間だったかというと、そうではないです。
また、私自身まだまだだし、大した人間ではないと思っているので、そういうお言葉を頂くと嬉しい反面、「中身はからっぽでごめん…」とかとか思ってしまうのですが(ネガティブ)、一見外からはそういうしっかりしたデザイナーに見えてるということがわかりました。(大変恐縮です🙏🙏)
それもこれもnoteで発信し続けているおかげだなと思っています。


ということで、前置きが長くなってしまいましたが、今回は「私がなぜ、noteで記事を書いているのか、書き続けているのか」について書きたいと思います😌
note書く理由が見つからない、書くメリットがわからない、デザイナーとして自信がない、という方にオススメの内容かもしれません!


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UIデザインのできる同期たちへの劣等感


いきなりタイトルがヘビーですみません。時は新卒1年目に戻ります…。私は、武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業し、株式会社ミクシィにUIデザイナーとして入社しました。
当時大学では私はUIデザインは全くやっておらず、グラフィック系が好きだったのでそればっかりの作品を作ってました。
が、就活のタイミングでUIデザインに魅力を持ち(当時スマホが普及し始めて、イケてるアプリがどんどん出始めている頃だった記憶)UIデザインができる会社に入社しようと決めました。


無事、ミクシィに入社することができた私ですが、まあ当たり前なのですが私と違い、大学から既にUIデザインをがっつりやっている同期が何人かいました。
当時はそのことについて、特になんとも思っていませんでした(何も考えてなかったとも言える😇)新卒で配属された部署もとても良い環境で、新卒UIデザイン未経験の私でも、デザイナーの先輩方が優しくたくさんのことを丁寧に教えてくれました。(本当に感謝しきれないです🙏🙏)

ここまでは平和でハッピ〜🌟な心でいました。

とある事情で部署を異動をしなくてはいけなくなり、今度は同期のデザイナーしかいないチームに異動することになりました。
ここから1年間ほど、自分の実力不足に悩まされることになります。


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当時一緒のチームで働いてた同期は、みんな大学時代からUIデザインの経験があり、スタート地点が全然違うことをこの時に思い知らされました。
自分なりに勉強して仕事に取り組んでいましたが、同期からもらうデザインのレビューに素直な気持ちで受け止めることができなきくて(よくある、プロダクトをよくするためと思えず、自分自身が否定されているように受け取ってしまうやつ)ここで心がズタボロになり、折れました。ポキっと。

かつ、同期たちが学生時代から培ってきたちゃんとした実力があったので「なんで自分も同じように考えられないんだろう」「なんで自分はこんなことにも気づけないし、できないんだ…」他人と比べてどんどん自分に自信がなくなっていきました。地獄…。


また、自分なんかが意見を言っても言い返されるのではないか、ああ言われたらどうしよう、こう言われたらどうしよう、と思うことも増え、自分の考えや意見もだんだん主張しなくなっていきました。
かなり忙しい部署でもあったので、毎日新しいタスクが増え、〆切に追われる日々だったので、いつからか考えるのをやめてしまいました。(現実逃避😇)
そして、考えるのをやめ、ただひたすら与えられたタスクをこなすだけのデザイナーになりました。


そんな日々を過ごす中仕事で、すでに折れている心がさらに粉々に砕ける出来事がありました。その日の帰り道、初めて仕事に関して泣きました。と同時に、このままじゃやばい…と気付きました。(やっと)(ついに)
この時既にデザイナー2年目が終わろうとしていて、3年目に入るところだったので、もう「新卒だから」という甘ったれたことを言ってもらえる年数でもなくなるという焦りもありました。

このままだと、中身や思考の成長がない、ただ技術力だけ上がっていくデザイナーになってしまうと考え、まずは環境を変えようと思い、異動することに決めました。


noteとの出会い


異動すると決めてから色々と行動を起こし、無事異動先(今の部署)が決まりました。(この間に胃腸炎になり体調を崩し〆切に追われ自律神経が狂うなどありましたが)
しかし、異動が決まったはいいけど、環境が変わったからと言って自分自身が変わる行動を取らなきゃ何も変わらないよな…と考えていました。


そんな時、ちょうど当時の部署内のデザイナーたちで今後のデザイナーのキャリアプランを考える機会があり、noteに記事を投稿しようという話題が上がっていました。(当時部署内のデザイナー同士のミーティングがあったのですが、私は異動が決まっており、そのミーティングには参加していなかったため、記憶が曖昧ですがこんな感じで周りのデザイナーがnoteを書き始めた気がします)

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周りのデザイナーがみんなどんどんnoteに記事を投稿し始めました。(この時期ぐらいからデザイナーの中でnoteに記事を投稿するのが流行ってきたように思います)
それを見ていた私は、そういえば大学生のときにイラスト用としてnoteのアカウント作ってたなーと思い出し、久しぶりにログインしました。


当時自分の課題はなんとなくわかっていて、自分の考えを言語化して伝えたり、デザインの意図を言葉にして伝えるのが苦手というのがありました。こちらの記事にも言語化が苦手なことを書いてます👇


とにかく意見するのが苦手で、言語化に自信がないので会議中もどんどん発言しなくなってました。(やばい)
周りのデザイナーの記事を見て、私もnote使って、自分の学んだこと、考えをちゃんと言語化して、アウトプットしてみようかな…と思い、自分を変える一歩として、まずはnoteを始めることにしました💪



noteのおかげで取り戻せた自信

このnoteを書き始めたことは私にとって大正解でした。noteを書き始めて、変わったことがいくつかあります。

・自然と記事のネタになるものを見つけるアンテナを張るようになった
・イベントレポートなどで、相手にうまく伝わるような文章を意識して書くことができるようになった
・まだまだ課題はあるが、文章を書いたり言語化することに苦手意識がなくなってきた
・発言する、意見を伝えることが怖いということがなくなった


そして一番に、デザイナーとしての自信がつきました。自分なりに調べたことや、「自分はこう思うんだ!なぜなら〜」ということを記事に書いていくので、はっきりとした自分の意思を持てるようになりました🙌

自分の思考の深くを、人に話したり文章にする機会ってなかなかないと思うのですが、noteに記事を書くというのは「私というデザイナーは普段どういうことを考えているのか、どうしてそう思うのか」を吐き出すことができる良い場所なので、私がどういう人物なのかも読んでくれてる人に知ってもらいやすいのかなと思いました。(よって、声をかけてもらうことも増えてくるのかなと…)

また、自分の学びを参考にしてくれている人たちがいることが実感できたり、書いたnoteの記事を感想と一緒にシェアしてくれる人たちがいたり、スキやフォローされるなどのフィードバックを得られるので、自信に繋がりました。
そして、また記事を書こう!と思えるモチベーションにもなり、とにかく最高のサイクルが生まれてました。


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そしてnote以外にも、Twitterで良いと思ったものや自分の考えをツイートしたり、簡易ですが自分の作品を一覧できるポートフォリオサイトも作ったことによって、より外に発信していく機会を増やすこともできました。

恐らく、こうやってnoteの記事を書いて外に発信→フィードバックをすぐに受け取れる→次の記事を書くモチベーションに繋がる、というサイクルが私にかなり合っていたんだと思います。



「積極的にアウトプットしてすごい」とここ最近よく言われますが、外に発信していないめちゃくちゃセンスがあって実力のあるデザイナーはめちゃくちゃいます。(自分の周りの大学の友達でもハイセンスな作品作る人はいっぱいいるし尊敬してる人もいっぱいいる)
私は「自分はこういう人間なんだ!普段こういうこと考えてるよ!」と外に伝えていき、同じような課題に直面してる方々の救いになったり共感してもらえることが私の自信にも繋がるということがnoteを通してわかったので、外に発信してるよ〜という感じです。



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結論:自信を保つためにnoteの記事を書き続けている


とまあ長ったらしい自分語りになってしまいましたが…私は、デザイナーとして自信をつけたくて、noteを書き続けています。
同じように自信がないデザイナーさんなどいらっしゃいましたら…noteに1つ、「なぜ自信がないのか」自分の考えを整理する記事を書いてみるのもいいかもしれません…!👀
原因の深堀りをすることができますし、こういう格好悪いところや過去の失敗を文章化することにより、当時の思考や行動を整理することもできます。また、なんでも格好良くこなせる完璧な人間ではないということも知ってもらえます。そうすると失敗するのも怖くない。


自分の自信を保つために、これからもマイペースに、自分の学びやデザインの話をnoteに投稿し続けていきたいと思います。
🥳🥳🥳noteありがとう!🥳🥳🥳


おわり




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