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【レポート】DesignScramble2018に行ってきた

こんにちは〜ひのふ(@pinopo_)です!
今回は待ちに待っていた、渋谷を舞台としたクリエイター・デザイナーのためのデザインフェスティバル、DesignScrambleに、会社の先輩と行ってきました!🏃💨


当日はTwitterでもリアルタイムでレポを投稿してたので、せっかくなのでより印象に残った点をnoteにまとめていこうと思います〜!

👇ちなみに先輩と話しながら決めた当日参加したイベントはこちらです!

隙間時間にBANKオフィスとサイバーエージェントのオフィスに行ってグッズを買ったり、GMOペパボのデザインプロセス展も見に行ったので、思ってたより時間がパツパツで最後はもう体力なかったので、18時半からのUX MILKのイベントは断念しました…。思ってたより時間がありませんでした…!

🏢🐶💻

■目次
1. 表現者とともに作る、コミュニティとしてのメディア
2. プロダクトはデザインで加速する
3. 「デザイン経営」の実践。
4. GMOペパボ「デザインプロセス展」
5. まとめ


1. 表現者とともに作る、コミュニティとしてのメディア

様々な表現者やクリエイターを抱えるコミュニティ・サービスを運営されているSHOWROOMの前田さんと、She isの野村さん、竹中さんのトークイベントでした。

🔴SHOWROOM前田さんのお話
- 芸術性が高いものが視聴者に受けると思われがち。
- だけどSHOWROOMは、完成するまでの過程の共有をし、不完全さを見せることによってファンが共感して応援しについてくる設計になっている。

YoutubeやNetFlixなどの動画はリアルタイムで見ない(非同期)視聴者は見るだけ(受動的)に対し、SHOWROOMは演者とリアルタイムで交流でき(同期)、ユーザーが演者にコミュニケーションを取りに行く(能動的)サービスです。同期、能動的なサービスだからこそ、不完全さを見せることが自然とできる場だと思いました。
「表現の手段や手法がわかっていないクリエイターが多い」という話もすごく印象的でした。私もその内の一人な気がする😇


2. プロダクトはデザインで加速する

レシピ動画アプリ「クラシル」を運営するdelyのデザイナーおよび、スタートアップ各社のデザイナー(UI,UX,CI,BI)をゲストとしてお招きし、プロダクト開発を行う組織における、デザインの重要性のお話をするイベントでした。

Q:デザイナーが他のところまで見るところの価値は?
🔴三笠さんのお話
- 最初の課題定義がずれていると、正しくUIが作れていてもいい作品にはならない。
- 本当に良いプロダクトを作りたいのなら、課題のところからデザイナーが関わるべき、求められるべきなのかなと思っている。
🔴甲斐さんのお話
- デザイナーが上流にいかなきゃいけないけど、様々な理由で上流にいけない、という企業は多いと感じる。
- 2018年で国からデザイナー経営宣言が出て、あらゆる企業に大きい影響力を与えた。
- 社内でデザインをちゃんとやっていかなきゃいけないという視点が生まれている(まだ生まれているだけだけど)ので、デザイナーにとってチャンス。

以前はUIの部分だけ考える、つまり見た目のみを良くするデザイナーが多くいました。クラウドワークスのデザイナーの上田さんが「良いプロダクトを作るには、デザイナーの具現化する力や体験を一から考える力が必要である。」と仰っていた通り、良いプロダクトを作るには、課題発見や価値定義の部分などの前半の部分からデザイナーの具現化できる力が必要だと改めて考えさせられました。

また、cocoda!のデザイナーの甲斐さんが「ユーザーが集まっていくとサービスってすごい変わる。」というお話も印象的でした。例にあげられていたInstagramでは、当初は写真を1枚投稿するサービスでしたが、今ではInstagramでビジネスまでできるようになっています。これはユーザーが増いることにより起きた変化であり、このような変化が起こるというのは誰も想像ができなかったことでした。このお話を聞いて、プロダクトというのは本当にユーザーありきだと感じました。なのでデザイナーはより体験を考える部分から深く関わっていかないと、ユーザーの的を射たUIを提供することもできないと思いました…!


3. 「デザイン経営」の実践。

自分の会社に移動し、デザイン領域執行役員トークセッションを聞きに行きました🙋ここでも多くの学びを得ることができました…!

🔴サイバーエージェント佐藤さんのお話
- 人に任せて藤田社長に企画を見せたときに、人づてで「藤田さんあんまりでした」と言われ、そのあんまりがどれぐらいのあんまりなのかわからなくて悩むことがあった。
- 自分が作った動画が藤田社長まで伝わってなくて、人づてでキャプチャの状態しか見せれていなかったこともわかった。なのでなるべく現場に出るようにし、温度感を知れるようにしている。

佐藤さんのなるべく現場に出るようにするお話は死ぬほど共感しました…。人を通して上に見せて「だめ」と言われても、そのダメ出しの温度感がわからないのは本当によくある話で、逆に上の方も、作成した本人から話を聞いてないのでその制作物の熱量などの温度感も伝わっていないんですよね。これってお互いが直接話をすれば解決することなんですよね。だからよりデザイナーは上流に関わっていき、自分の制作物の温度感を伝えていく必要があるんだなと感じました。

まだ、デザイナーのキャリアについてお話されていたとき、DeNA増田さんの「キャリアに困ってるのはデザイナーだけではない、どの職種も困ってる。なのでそんな悲観的に思わなくてもいい。何に向かってデザインしてるかがぼやってしてると不安が溜まる。仕事の先に叶えたいことは何なのかを内声していくのが大事だと思う。」というお話もすっごく心に残りました…!🙏
そりゃみんな自分のキャリアに悩んでますよね…!ロールモデルがないからできない、ではなく自分自身で試行錯誤しながらデザインをしてどうなりたいかを考えていきながら前に進んでいくことが大事そうだと感じました。


4. GMOペパボ「デザインプロセス展」

こちらの展示もとても楽しみにしていました〜!「すごい…!」「細かい…!」と先輩とキャッキャはしゃぎながら見て回っていました😂

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GMOペパボの様々なサービスを取り上げ、どういう過程でロゴをリニューアルしていったか、どういう過程でサービスが成長していったかが展示されていました。こんなに見せちゃっていいの〜!?っていうぐらい、ロゴ制作のSlackのやり取りやロゴの初期案、ブラッシュアップしていく細かい過程まで全て展示されていました…!かなり見応えのある展示で大変満足して帰りました!アンケートにも書いたのですが、ぜひ冊子として購入したいと思いました…!

また、展示方法も凝っていて楽しめました!

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minneのアワードロゴの細かいブラッシュアップを、トレーシングペーパーに印刷して重ねて見比べることができるようになっていました。すごい!

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ムームードメインのサイトのリニューアルの制作過程を、Photoshopのデータ風に見せていて面白かったです!リニューアル時点ではPhotoshopからSketchに変わっていて、先輩と「すげ〜!」と感動していました😂時代…!


5. まとめ

隙間時間には各企業のグッズも購入しに行くことができとても楽しめました〜!こんなにもたくさんの企業が集まっている渋谷、すごいところだ…!本当はもっと行きたいトークイベントやブースなどあったのですが、時間が足りず断念…。


反省点としては意外と予定がパツパツになってしまったこと…!うまく時間調整してスケジュールを組めたつもりでしたが、結構移動に時間がかかってしまったりしてお昼を食べる時間もなく、移動時間中にコンビニで買ったパンを歩きながら食べるという…。次回はもう少し時間に余裕を持ったスケジュールを組みたいです(でも参加したいイベントいっぱいあるしな〜〜難しい)

DesignScrambleの運営の皆様、登壇者の皆様、お疲れ様でした…!わくわくできるだけでなく、学びもとっても多いイベントでした!次回開催も期待しております…!

それでは。

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