「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」感謝祭 劇中歌ライブはただのライブじゃなかった

第二部トークショーはいろんなところにネタが落っこちまくってるので私の出る幕ではないかなと。書きたくなったら書きます。
それよりも第3部劇中歌ライブの構成クオリティが末満レベルすぎて感動しました。まあ末満さんが関わるわけだからそんな劇中歌垂れ流して終わりなわけないことになぜ最初から気付けなかったんだろう自分。

まるでもう一度本編を見せてもらっているかのようでした。

曲順はエリエリだけラストに動かして、あとはそのまま。確かにその方が歌のみの場合ストーリーが入って来やすいし、締めも良いですね。
しかーし。ほんと気づくのが遅かった、いや早くても同じだけど余計に絶望した。二輪咲きによって解釈が変わった後に見るリリウムほど体に悪い物はない!!!ほんと絶望の嵐ですよ!!!

というわけです。
それでは一曲ずつ振り返ろう。


劇中歌ライブはただのライブじゃなかった

第二部 永遠の繭期の旋律「LILIUM劇中歌ライブ」

◎冒頭
ファルスが登場。ちゃんと時系列を考慮した構成にすることを意識したのかな。登場時はリリウム後のファルスだと思われる。

「あれからどれだけの月日が経ったのだろう。
〜中略〜
かすかに残っている、失われた、少女たちの記憶。」

つまりTRUMPのソフィーのように昔話をしている構成に。ここのダブりも結構キた。何より二輪咲き以外にもセリフを書き下ろしてくれていることに感激。
このシーンがあることで、再演(もどき)との違いをしっかり出しているように思われますね。

◎Forget-me-not〜私を忘れないで〜
シルベチカの寝姿が見えた瞬間「ちゃんと演じてくれるんだ!!!」と大興奮する私。そしてハンドマイク。演劇ではちょっと質の劣るヘッドマイク使っていたからやっぱクオリティーを考えてのハンドマイクなのかね。
♪美しく咲いた花はいずれ枯れるわ
のちょっと太めの声が好きだったけどニュアンス変えてきたな。まあ歌い込みの違いだろうけど。
サビ前でしっかりリリー以外の全員登場。
それにしても娘。13人アンジュ9人の22人が一気に登場するのは相当怖いね。個人的には二輪咲きに新キャラは普通に良いんだけど、やっぱ劇中歌は許せない部分があったりなかったり…

◎シルベチカなんて知らない!
イントロとともに走って舞台上に登場するリリーと少女たち。ていうか普段からハンドマイクでバリバリ踊ってる彼女たちだから、あまり違和感ないかも。そして間違いなく歌が上達している。全員。特にリリーだね。力んでた部分とかとても柔らかくなっていた印象。
こちらも本編通りの振り付け、フォーメーションでやりきってくれました。もちろんシルベチカの途中登場もあり。

◎繭期のティーチング
こちらは歌メイン。少女たちは終始立ちで「そーれーがこのサナトリウムクラン!」の歌唱と「いつの日か立派な大人のヴァンプになるために」の振り付けのためにいる感じ。マーガレットとマリーゴールドが非常に楽しそうだった。初日は「純潔であらんことを」なし。千秋楽はあり。二人の歌唱自体はとてもしっかりしてました。紫蘭は鞭持ってたよ。

◎幻想幻惑イノセンス
スノウソロ。リリーは無し。初日はもうリズムが走り過ぎでそっちに気を取られてしまったよ…。でも迫力は変わらず。
最初と最後のセリフ有りだったんだけど、なぜか最後の「冷めない方が良い夢もあるの」がマイク切れちゃって聞こえず。勿体なさすぎてた…。
千秋楽は発表会を見に来た母のような気持ちで見守ってましたが、完璧に歌いきり、最後のセリフでしっかり締めてくれました。もう一人でスタンディングオベーションする勢いで観劇した。がんばったねえええ!!!
スノウの独壇場。さすがでした。

◎プリンセスマーガレット
アンジュ3人による姫姉様のお通りよ!有り。むろたんがヒマワリ、あいあいがモンステラ。
やっぱりオリメンじゃない分安定してない感はあったかな…。もちろんマーガレットの歌の安定感は抜群。
マーガレットのアレンジは初日はDVDと同じ。千秋楽は「ひれ伏しなさい」がオリジナルのまま。これはレアなものが観れた!
歌唱後に「ご機嫌麗しゅう〜」の一連のくだりが有り。
オタ「麗しゅう〜」
マー「小さーい!!!!!もう一回!!!!!」
と、2回ほどやらされました。
初日「佐々木ちゃん!あいちゃん!室田ちゃん!」
千秋楽「ボブ!ハーフアップ!ポニー!!」

◎或る庭師の物語
プリマーの大騒ぎの後のこれなんだけど二人が役に入りすぎてて置いていかれそうだった。まずおだ鞘コンビの安定感に脱帽。魅せられました。
そしてSPECTER観た後なのでまた考えさせられる歌詞…。本編の時より鞘師の声が柔らかくなってるからよりおだちゃんとのユニゾンが溶け合っていた印象。

◎ひとりぼっちのスノウ
イントロ、スノウだけスタンバイ。チェリーが飛び出してくる。それだけで笑いが起こる。どういうことだ。
チェリーも柔らかな歌唱になっていた、けど、チェリーはあの硬い歌声が合っていたように思うのでちょっと残念。
「あなたが声をかけてみなさいよ」のところでマリーゴールドがファルスの隣なんだけど、初日千秋楽共にマリゴーがイケよ!お前話しかけにイケよ!みたいな手振りをファルスにして二人でニヤニヤし合ってるのが最高だった。おまいら何してんねんw

◎相撲
そのまま秘密の花が綻び隊の4人が残り、「はっけよーい、のこった!」で相撲が始まる。両日共にローズ勝利。これまた4人で大騒ぎして捌けるんだけど、次の曲の冒頭にあるめいめいの「バカバカしい!」がこの4人に向けられているように聞こえて千秋楽では会場から笑いが起きてた笑
でもちょっともったいなかったかな…

◎TRUE OF VAMP
マリーゴールドのセリフからスタート。本編さながらの迫力のある演技。というかこの曲は特に完成度が高かったように思う。この二日間に賭けるかのような食いつきようで物凄い気迫。ていうかマリーゴールドが髪を切ったことによってアイドル感が薄まり、よりマリーゴールド感が増していたんですよね。アイドル感が薄まったといっても、80年代の少女漫画のようなキラキラ感はちゃんと残ってて、なんか、ベルバラぽかった。ベルバラ80年代じゃないか。しかもいつもみたいに前髪分けてなくて、パッツンでおろしてるから根暗感倍増。
ここでは初日のスノウのリズムもちゃんと持ち直してて2人にしっかり追いついていけてたので安心。生き生きしてたなあ。千秋楽は、トークショーでこの三人のモノマネがあったからちょっとやりずらかったかもなと思った。あやちょがいつも以上に微動だにしてなかったから笑
最後は「リリーに近づかないで」でリリーの腕をマリーゴールドがひっぱって捌ける。残されたスノウの元にファルスが登場。

◎共同幻想ユートピア
セリフからなんだけどイントロとの兼ね合いがうまくいかなかったようで、セリフが歌に食い込み「同じ夢を見よう」からの歌唱。悔しかっただろうな〜。。千秋楽はちゃんと調節したみたいでTRUE OF VAMPのアウトロからセリフスタートさせて無事最初から歌えてました。
ちなみにハンドマイクでワルツ踊ってました。すごく踊りにくそうだった。
でさ、普通にマイク構えるとスノウの顔面打破しちゃうからちょっとずれてるのよね、だから二人が顔を合わせることはなくてね…。
でもあれはスノウが恥ずかしすぎてる感もちょっとあったかな。顔の近さは天下一品でしたけどね!
千秋楽ではファルスが一生懸命スノウを見るんだけどスノウは見たり見なかったりで…でもこれが最後だからという感じでファルスに「永遠の美しさを」で突き飛ばされる前はしっかり顔を合わせていました……もうなんなのこの二人…。
スノウそのあと脳内混乱シーンもあり。ファルスの指揮姿もあり。全てあり!素晴らしい!!
からの「離して!」とファルスノ厨発狂シーンに突入。
「君には純潔でいて欲しいんだ」から短剣を突き刺すシーンもやってくれました。


まさかこれが観れるとは…!!!ちなみに今更だけど全体を通してライティングも当時の感じを再現されててね…。トークショーで赤面しまくってた二人とは思えない堂々としたファルスノありがとうございますありがとうございます。「嘘よ、あなたは嘘をついているわ」でスノウが履けて、ファルスが取り残される。

「僕は思い出す、彼女たちのいたクランを。
あの時確かに生きていた。
今となれば全て幻。」

セリフは全文じゃないし雰囲気ですがこんな感じ。

◎もう泣かないと決めた
千秋楽よりは初日のほうがよかったかな。どちらも素晴らしいことには変わりはないけど。
やっぱめいめいの歌は演劇の中でこそ生きるよなあと実感。歌うまいんだけどね、やっぱりこのリリウムに関してはそれだけではもったいないわあ…。はやくめいめいにミュージカルの仕事を…はよ…。でも稽古を積んだわけでもないのにすごく堂々と歌いきっていた。リリウムに観客を引き摺り込もうとする気迫よ。

◎秘密の花が綻ぶ
きっとすごく練習したか、それか仲良くなりすぎてもういつでもセッションできるぜという域に達していたのか、どちらかとは思いますがセリフの掛け合いが本当に綺麗で失礼だけど驚いた笑
「なんか臭くない?」から始まり、間奏のセリフもタイミングはピッタリ。完成度はかなり高かったかと。

◎葬送終曲「聖痕《スティグマ》」
もう今日はこれを聴きに来たようなものなので。果てしなく好きですこの曲。
もちろん紫蘭マリゴーのセリフから。壇上に4人登場したと思ったら拳を突き上げながら階段を降りてステージ前方まで移動。まさかの4人のみでスタート!この曲はどっちに転んでも喜んでたけど2点の期待ポイントがあって
・4人がハンドマイクでとにかく歌い狂う(他メンの登場なし)
・本編と同じフォーメで、とにかく踊り狂う
もしダンスがなかったとしても期待大だったし、ダンスあるならそれはそれで生で見たいNo.1だったのでもう楽しみで仕方がなかった。
そしたら大サビまでは4人で歌い狂い、大サビからは本編のように全員登場して踊り狂ってくれて(しかし4人のバックダンサー的なフォーメ)、私の2つの夢を同時に叶えてくれた…。しかも4人も何気に踊ってるけどDVDではなかなか見れないからその点が特に良かった!
割と大サビまではどうしようこのまま他メン登場しなかったらって思ってたので、全員走って出てきたときの「キターーー!!!!」感は異常。てかもしかしたら口に出てたかも。笑
今日イチでした。
初日で大サビの登場がセンターポジの人は間に合ってなかったので、千秋楽ではファルスノだけ少し早いタイミングで壇上を歩きながら登場して、後から全員が走って登場という感じ。これはこれでファルスノの走るシーンがカットされてる分よかったかな。
最後はファルスノだけ残って、ファルスがスノウの手を掴み「いくぞ!」で捌け。

◎あなたを愛した記憶
これね…もう、「あぁ…」感たるや。

このシルベチカのセリフ(パート)はキャメリアの中で作り出されたものでしかなかったんだなーってね…。セリフは無し。むしろ無くて良かったわ。泣いてたわ。かななん歌うまくなってた。

◎永遠の繭期の終わり
歌唱について特筆することはとりあえずないんだけど最後本編では壇上にリリー以外の少女、下段にリリーで向かい合うシーン。今回は少女たちのかわりにファルスただ一人がリリーを見つめている構図に。二人は見つめ合い、何か始まるかと思ったけどそのまま少女純潔のイントロへ。

◎少女純潔
イントロが流れると同時にファルスは階段を降りて下段に移動。全員登場して本編と同じフォーメーションに。もちろんはーちんとかもいます笑
少女純潔のファルスの思いつめたような叫んでいるような表情がただのED曲にさせない要素の一つでとても好きなんですけど、今回も健在。ていうか全体的にファルスは、くどぅーは今回のイベントを「イベント」で終わらせてなかった。いや、他のメンバーが終わらせてるんじゃないんだけど、役作りの力のいれ方が他のメンバーに比べて尋常じゃない。

もうお腹いっぱい。満足。大満足。そんな感じでそのまま終わるかと思いきや、またファルスが一人で登場して、時系列はリリウム後へ。

ファルス「僕は眠る。
一体どれだけの間眠っていたのだろう。
もう眠っているのかいないのかすらわからない。
そして僕は夢の中でリリーに会った。」

壇上にリリーが登場する。今度はファルスが下からリリーを見上げる図に。

リリー「ずっと探した。やっと見つけた。
ファルス。いいえ、ソフィー・アンダーソン。」

ファルス「僕は夢を見ているのか?」

リリー「夢だろうが現実だろうが関係ない。
あなたに会えたのだから。」

ファルス「彼女のことを忘れるはずがない。
僕の大切な、(暗点)
永遠に枯れない花。」

ゾッとした。いまだにリリーをそういう目でしか見ることができないことに。いまだに、永遠に枯れない花に固執していることに。そして、結局リリーが不死なのかそうじゃないのか謎説あるけど、この段階では生きているわけだし、少なくともリリウムの時系列ではわからなかった「薬を飲まなくてもリリーは枯れない花となった」ことは証明されている。ソフィー(ファルス)は、クラナッハ(ソフィーの父)の遺言「永遠に枯れない花をつくってくれ、そう、リリーのように美しい花を」にとうとう応えてしまった。
まあ、これが現実世界での本当の再会だった場合の話だけどね。

◎Eli, Eli, Lema Sabachthani?
初日さ、もう冒頭でリリーもスノウもリズムが走っちゃって、竜胆紫蘭も思いっきり走りまくって全員でのユニゾンでちょっと大変なことになった。千秋楽ではしっかり歌えてましたよ。
ラストにエリエリって、ファルスがさ、キャスパレのときくらいしか見せ場が無いからちょっと新鮮すぎたかも笑
ここでファルスフィーチャーされないとか!!ってなる。
キャスパレといえば秘密の花が綻び隊のとこでリコリス、生田追加、マーガレットのとこでその他のメンバー追加(だからすごい大所帯でマーガレットよいしょしてた)でした。あとファルスはちゃんと百合の花持ってたよ。

サビ前のターンは体幹アイドル鞘師さんをガン見して、あとはファルスとスノウをひたすら交互に見るというお仕事してた。当時よりダンスに表情があったなあ、くどぅー。今回は細かい動き、ダイナミックな動き、しなやかな動き、加わっていました。やっぱダンス部(だけでなくこの1年の積み重ねもあると思うけど)で刺激受けたのかな?とっても成長してましたねー。エリエリはとにかくくどぅーのダンスの下手さが目に余るという印象しかなかったからね…笑 あやちょの何考えてダンスしてるんだろうというようなイニシアチブ発動系のとにかく体がよく動くダンスも好きです。

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日奈

LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-

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