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お仕事紹介:市場冊子イラスト(名古屋綜合市場)#006

私の名前は、陽菜ひよ子。
肩書はイラストレーター&漫画家&文筆家、と名乗っています。
(一応メインは絵描きです)

現在この記事のように、今までのお仕事履歴として
2006年の単行本デビュー作から、各お仕事ごとの詳細を書いています。

私のお仕事履歴をご覧になれると同時に
イラストの仕事ってどんなん?と思ってらっしゃる方や
今後イラストの仕事をして行きたい方にも
興味深く読んでもらえると思います。


クライアントとデザイン会社

今回のお仕事は、いわゆる「広告系」のお仕事です。

このお仕事は、エンドクライアントが「名古屋総合市場」という
名古屋駅近くの柳橋市場の中の会社のひとつです。
お仕事を発注して下さったのは、名古屋のデザイン会社である
クーグートさん
です。

こんな感じで、市場のリーフレットになっております。

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中面は総合市場内の店舗MAP。

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実はこの買い物HOW TOで、私が登場しております。
サクラではありません。当時は立派な常連さんでしたから(笑)

この総合市場さんをはじめとする、柳橋の市場は
お店相手の卸だけではなく、一般のお客さんも大歓迎なんです。
ツアーなどもよく開催されていて有名なのは
綜合市場のお隣の「マルナカ食品センターさん」です。

マルナカさんのツアーに参加して、慣れたらぜひ綜合市場さんにも(笑)


記念すべき初のコラボ★


このお仕事、すっごくうれしいお仕事だったんです。
なぜかと言えば
カメラマンのオット・宮田雄平との初コラボ★なんです。

このリーフレットに登場する写真
一番上の画像の右下の綜合市場さんの全体写真以外は
すべて宮田が撮影

しかも、宮田にとっては、これが最初のお仕事でした。

私のイラストは2点だけですので
宮田の方が大活躍だったのです。

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お仕事をいただいたキッカケ・1~大ナゴヤ大学に参加

ちょっと長くなりそうですが。。。

2011年初頭に、オットの持病であるアトピーが悪化して

8月に名古屋にある私の実家に引っ越しました。

とりあえず、住むところは保証されているので
あせらず、じっくり名古屋に根を伸ばして行こうと考えていました。

オットは翌年から、写真の専門学校に通うことに決めており
いずれは二人ともフリーランスとしてやっていくのだろうと想定して

できるだけ、メディアに近い人と親しくなれる方法はないかと
模索していたのです。


そんなときに目に留まったのは、大ナゴヤ大学という組織でした。

たまたま店先で見かけて手に取った1枚のはがき
私の嗅覚に引っかかるものがありました。

自分で言うのも何ですが、そういう
「何か面白いことがありそうなこと」
「何かに繋がりそうなこと」には敏感です。

フリーランスって、こういう「嗅覚」ってすごく大事だと思うんです。
私なんてもう、そんな感覚やカンだけで生きてきたような部分があります。


「大ナゴヤ大学」大学ではありません。
東京にはシブヤ大学があり、京都にある京都カラスマ大学に続いて
開校された姉妹大学です。

「大学」を名乗っているが、学校教育法の謳う学校法人、大学ではない「町中がキャンパス」「誰もが先生、誰もが生徒」をキーワードに、人と人とのつながりを大事にし、地域の資源(人、モノ、場所)を活かしたユニークな授業を原則無料で実施している。

そんなわけで、興味を持って、大ナゴヤ大学の授業に参加したのです。


お仕事をいただいたキッカケ・2~市場授業に参加


大ナゴヤ大学にはいろいろ興味深い授業があり、オットと二人
どれに参加するか、すっごく悩みました。


悩んだ結果、彼はプラネタリウムで有名な名古屋市科学館の授業に参加し
私は名古屋テレビ塔やこの総合市場の授業に参加しました。


オットは当時まだ写真の学校に入学してもしていなかったのですが
当時の大ナゴヤ大の学長・S氏
授業の際に撮った写真を気に入ってもらえて
大ナゴヤの方々に一目置かれる存在になっていました。

写真学校入学後も「見た目だけは立派なプロ」といわれてましたしね。
当時の彼ってこんなんでしたが(笑)

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私はといえば、この頃は、イラストより帽子作家のほうに主軸を置いていて
周りに「イラストレーター」だということは隠していたんです。

でもそれが、あっさりバレるきっかけがありました。


お仕事をいただいたキッカケ・3~夫婦で冊子をつくってプレゼン


この授業、どういった内容かというと、一般に開かれてはいるけれど
実際には敷居が高いと言われる市場に足を運んで
まずは自分が「市場の常連さん」になり
最終的には「どうすれば市場を盛り上げられるか」プレゼンする
というものでした。

で、この市場の授業、確か4回くらいのプログラム
オットは元々外れていたんですが
途中から飛び入り参加できることになったんです。

最終的なプレゼンは、二人で組んで冊子を作りました!

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当時の我が家は、オットのアトピー治療のために
かなりストイックな食生活をしていたのです。

私の持論として、アトピーにいい食事って、美肌になるんです。
だから「美人になる食事!」ですよね!(やや強引(笑))

市場で手に入る食材で「美人になれる食事」について描いた冊子
中はざっとこんな感じです。

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宮田の写真がメインのページも。

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この冊子、とても評判が良かったのですが
これを見た授業コーディネーターのMさんから

「ひよこさん、すっごく絵が上手い。

もしかして、プロ?」

はい、ここでバレました(笑)


といいますか、もちろん

バレる気満々でした(笑)

だってこのときのこのプレゼン
綜合市場さんへのプレゼンであると同時に
大ナゴヤ大学さんへのプレゼンでもあったんです。


でもまさか、これがすぐに仕事に結びつくなんて
そんな甘いことは考えていませんでした。


そして、お仕事へ


しかし、ちょうど、綜合市場さんの冊子を
クーグートさんで制作
することは決まっており

大ナゴヤ大学の授業コーディネーターでもあり
クーグートのデザイナーのMさんがデザインを担当
カメラマンとイラストレーターを探していたのだそう。

ちょうどそこへポンッとやってきた冊子

ありがたいことに、綜合市場の社長も気に入って下さり
もうこの二人に頼むしかないよね?となりますよね。。。

自分の引きの強さにビックリしますが。



この話がドラマティックなのは

仕事の依頼の電話がかかってきたのが

宮田の写真学校の入学式の帰りだったこと。

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咲きかけの桜の美しさが目に染みたなあ。。。。


そして怒涛の撮影


3週間ほど経過して、4月の終わりが撮影最終日でした。

そのあと、市場での食材を持ち寄って
みんなで市の公民館のキッチンで「手巻き寿司パーティー」

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このパーティーで、冊子についてお披露目がありました。

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ここでまた一つのミラクルが。

なんと、直前の市場での撮影の時には問題なく動いていたカメラ
パーティーの席では、ピクリともシャッターが下りなくなったんです。


カメラ、最後のお役目を終えたんだねぇ。。。
感慨深かったです。。。

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これが最後のカメラとの写真となりました。。。

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これは写真の学校で借りたカメラ。しばらくこれ使ってました。
Canon派の彼の珍しいNikon写真


GWに見て回って、新しいカメラを購入
これでプロとして恥ずかしくなくなりました(笑)

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この頃のできごとは、この本に詳しく描かれております。

この本が出た経緯は、こちらでご覧になれます。


イラストのお仕事:出版と広告・Webの違い


イラストのお仕事には、「出版系」「広告系」「Web系」などがあり

エンドクライアントと発注者が同一かそうでないかや
ギャランティの相場仕事を受ける際の注意点などが違ったりします。


出版の場合は、基本的にお金を払ってくれるエンドクライアントと
実際に制作する発注者が同じ出版社であることが基本ですが

広告やWebの場合は、お金を払うエンドクライアントは一般企業
広告代理店や制作会社、デザイン事務所などに依頼をして
そこからイラストの発注がかかることが一般的です。


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ようやくはじめてマガジンを作りました。お仕事詳細です。


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陽菜ひよ子 / イラストレーター&漫画家&文筆家

著書『アトピーの夫と暮らしています』(PHP研究所)。イラストのお仕事は、NHK・Eテレ『すイエんサー』、書籍『おいし なつかし なごやのおはなし』(戸田恵子著、ぴあ)など多数。現在2冊目の本の執筆中。ひよことプリンとネコが好き。 http://www.hiyoko.tv/

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私のお仕事1件ごとの詳細です。実際のイラストや掲載内容、仕事に結びついたキッカケなど、いろいろ書いています。
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