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イラストレーターの処世術

イラストレーターの仕事は、絵を描くのが好きであればOKというわけではなく、意外と高度なコミュニケーション能力が必要です。それは、10年以上続けても実感として感じ、「まだまだだなぁ」と反省することも多いのです。

そのコミュニケーション能力とは、相手を仲良くなるというより、自分自身を守るために必要なこと、だとも言えます。


全く知らない人と仕事をする危険


イラストの仕事の来るきっかけはいろいろだと思いますが、私の場合は、Webを見た方から突然メールが来ることが多いです。

相手は全然知らない人なので、依頼主の身元は、わりとシビアに確認します。

出版社の編集さんやデザイン会社のデザイナーさんであれば、メールアドレスのドメインとその会社のWebsiteのドメインが同じであることは念のためにチェックします。

フリーランスの方でWebsiteもないような場合は、お名前や屋号を検索したり、FBで探したり、「その方が実在するかどうか」を確認します。

私は諸事情から、一般の方からのご依頼は受けておりませんが、誰でも私にメールは送れます。本(闘病記)も出版しているので、たまに感想や問い合わせも同じメールフォームから受け付けているためです。

いたずらや悪意を持って「なりすまし」て「依頼」することは、いくらでもできるのです。


気持ちよく好条件で仕事ができるかどうか判断する基準


今はメールのやり取りだけですべてが終わってしまうことも多いのですが、そんなやり取りの中でも「相性の良し悪し」は感じます。

まず、圧倒的に「言葉の足りない人」から「いかにして言葉を引き出すか」ということに注力します。乱暴な言い方をすると、最初のメールでしっくりこない相手とは、最後までしっくり来ませんし、トラブルになりやすいことが多いのです。

イラストレーターに仕事を依頼するに当たって、イラストレーター側に必要な情報は、大体以下の通りです。

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