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茨城県同性パートナーシップ制度

あまりにも大きすぎる一歩を、6月という月にと聞いて、単純にめちゃくちゃ嬉しかった。議会内でも反対が多数だったのを押し切って、というのは少しきになるところではあるけど、世の中やったもん勝ちなので、言い方が子どもらしいけど「やっちゃう」というのは大事なことだと個人的には思う。

県として初導入が茨城県というのがまたいい。
住んだことがあるわけではないのですごく詳しいわけではないのだが、茨城は田舎であり都会である県だと思っている。中心地は東京都内にも簡単に出られるし(時間はかかるけど)、でも車がないと生活できない場所も存在する。茨城から通ってる猛者も知ってるけど、上京してきた人も知ってる、そんな不思議な立ち位置。

まあ余談ですけど、東の人間にとってごっちゃになるのは群馬栃木あたりらしいけど、西の人にとっては群馬栃木茨城埼玉全部ごっちゃらしいよ。ウケるね。

閑話休題
制度とLGBTQ+ってコンテクストで置いていかれがちなのが「地方」の存在。私自身もずーっと埼玉東京あたりが生活圏なのでどうしても、地方の存在は忘れてしまう。
同性パートナーシップ全県導入を神奈川で!とか大阪で!っていうのは正直市区町村レベルと変わらない影響力な気がしている。それよりは「え、どこそこ?」って言われてしまうような小さい町が導入したほうが影響力はあると思う。だからそういう意味で「イバラギ?いばらき?」(ギでも変換できた。やめてあげて)みたいなところがやるのはすげえなあ、嬉しいなあと、思うのです。

え〜、すごくいいなあ。すごく。心がほっこりしてきた。

ちなみに他に22の自治体でこの制度が導入されているらしいです。

こういう話がブワッと盛り上がった時に注意したいのが2点。
一つは、制度導入に対して否定的な意見の否定をしないこと。
もう一つは、潜在的な当事者を引っ張り出してこないこと。
制度の導入というのはあくまでも選択肢を増やしただけなので、今まで通りがいい、という人は信条を無理に変えたりする必要は全くないと思う。ベン図でいうと円が重なった部分が真ん中に寄っただけなので、否定的な人を否定するともう暴力で解決するしかなくなる。この手の話の盛り上がりはこれが怖い。

あとはもうLGBTAQ+って言葉を使うことと、性的マイノリティという言葉が使われなくなるといいな〜〜と願うばかり!!

ちなみに、私的茨城情報は「ロッキンの会場」、「大事な人が住んでいる」と「大洗の海は寒い」です。

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。