動き出した今週 〜その一〜

ご縁がないはずだったところから、別の形でご縁に繋がったお話です。

前回(その一週間前の残念なお知らせメール)のことがありますので
別の募集で候補にする何名かのうちのひとりに
入れていただいただけかな、でもしかし
何か知識が増えるようなヒントがあるかもと、単純な気持ちで伺いました。
質問を受けたり、お尋ねしたりした後、これはオファーですと
自分の名前が入った、雇用条件の書面を提示されました。
青天の霹靂とはこういうことを言うのだと思います。良い意味で。

お受けした理由は2点あります。
1点目は、職歴が多い私の、浅くても経験業務の広さを
評価してくださったこと。
2点目は、正社員ではないのですが直接雇用で
直属のボスが、私を採用する会社のトップであることです。

前者について、職歴が多いことは、これまで大抵はマイナスになって
しまっていました。
後者については、トップの直属である場合、一般的な企業の組織や役割を
知っているボスならば、部下として行う業務は幅広く
新しい世界や新しい情報を知る機会が多いと思ったからです。
この年齢でどうかとも思いますが、退職金も年金もあてにならない私には
いつまで仕事があるかということが今後の生活の生命線です。
できるだけ広く、最新の情報を手に入れることが容易である環境こそ
自分自身に必要な最小限かつ、可能な最大限の準備だと気づきました。

最初は、どんな企業でお世話になっても一から教わり
その上で過去の経験を上乗せして、スピードを上げたり
効率化していくという工程が必要です。
理由は、同じ業種でも、たとえ同じグループ企業でも
企業や部門ごとに独自の文化(用語や習慣)があるからです。
これ無くしては私の場合、これまでまったく仕事になりませんでしたから。

一から教わる時間を待っていただけないなら
その職場で私は何もできないため、面接でのお尋ねは主にその点でした。
「最初は御社の業務について、一つずつ教えていただくことになると
思いますが、それでもよろしいでしょうか。」
これに対して、概略ですが
「仕事の進め方や考え方などが他社と違うはずなので
同じ言葉で表現する作業も違っている可能性があり、確認しながら
お願いするつもりです。」
という回答は、これまでお世話になったたくさんの企業からいただいた
回答の中で、最も安心できるものでした。

もちろん、実際のところは、入ってみませんとわからないのですけれど
期待しすぎず、まずは周囲を見て、できることから始めるという
これまでに体得した方法と
新しく学べる何かをプラスして化学反応を起こせるように
観察と戦略をたてる最初の一週間を過ごしたいと思います。

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