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こだわりと想いの詰まった作品につける価値。

ハンドメイドのものって
「クオリティが低い」「安い」っていうイメージは まだあるのだろうか。

少し 前までは
「安いけれど、すぐに壊れる」というイメージを持つひとも 多かったし

ハンドメイドブームで
そういうものを 販売したり
そういう売り方の作家さんもいただろうな、と思う。


かく言う、わたしも
布花を始めるまでに
そんなハンドメイド販売をしたことがある。


クオリティに 自信がないから 安い。
(わたしの場合)


と言っても、
一度イベントを経験して

直接 お客様だったり
他の作家さんの作品などに触れると

「これじゃ 続けていけない」ことに気づく。


ものづくりが好きだったから
続けていきたかったし、

「ハンドメイドを 趣味じゃなく、お仕事にしたい」

そう思っていたから。


自分の作品に 自信が持てないからこそ
一から、自分の手で 生みだす作品を作ろうと、

布花アクセサリーを 作るようになって

それから徐々に
作品の質も 上がってきていると実感している。

そして まだまだ、
さらに質の良いものを提供できるようになりたいと思っています。


冒頭の問いに戻るけれど
ハンドメイドブームは
ある程度去って

「ハンドメイド = 安い」という概念は

「ハンドメイドのものは 少し高いけど 上質」
に変わってきているような気もします。

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例えば 先日着ていたこのワンピース。

奈良の作家さんのもので
リネンのワンピース。

買ったのは 3年前くらいかな。

生地がしっかりしているから
夏は少し出番が減るけれど
春秋冬と ほぼオールシーズン着られる。

にも 関わらず、
縫製も生地も 衰えないのだ。

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この黒のトップスも 作家さんのもの。
こちらも リネン。(リネン大好き)

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このエプロンワンピースも
価格は ¥20,000くらいだったけれど

生地の質も
後ろ姿のデザインも かわいくて
こだわりが詰まっていたから 購入したもの。


質が良くて
こだわりが詰まっているものって

お気に入りになるし、
長く使えるから
結局 コスパが良い。

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このグリーンのワンピースも
3年くらいは 着ている。

ちなみに 胸に付けているブローチも
作家さんのものだ。


作家さんのものを
一度、手にすると
その質の良さに、

市販のものは 生地も縫製も
心許ない感じがして

なかなか お気に入りに出会えなくなるのが
少し難点なほど。


アクセサリーや

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帽子も バッグもいくつか
作家さんのものを 使っているし

食器も 作家さんのものが好き。


作家さんのものじゃなくても

もちろん、良いものはたくさんあるから
そういうものと 合わせて

お気に入りのものを 集めていきたいと思う。


で、結局なにが言いたいかと言うと…


少し 価格帯が高くても、
そのお値段は
作家さんが
こだわりと想いを持って 作ったものだから

それに比例して、
価格がつけられているのだと思うから
買ってみて欲しいな、と思う。


お値段気にせず、
良いなと思ったものは 選ぶようにすると

ものが溢れる時代に、
自分の好きなもの、お気に入りのもの、
買う、買わないの選別の目が
養われるように思う。


あと、もうひとつは

作家さんも
こだわりと想いをもった作品に

自分が本当は納得してない、
安いお値段を つけちゃうのは

作品が かわいそうじゃないかな?
ということ。


逆に言えば
その作品に込める 想いとこだわりって
そんなもの?

って、思われるかもしれない。

だから こだわった作品なら
その作品に対して
自分が納得するお値段を
きちんとつけてあげて欲しいな、と思う。


そんな わたしも
もっともっと良いものを 作っていきたいと思っているし

良いものが 出来れば、
その作品のこだわりの分だけ お値段をつけてあげるようにしたい。

わたしも いつも
価格を決めるのに悩むから、
備忘録のために 書いておく。


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