eritonunoは
新しい作品を生み出すことを続けてきていて、同じものを何度も何度も作ることは少なかった。

それは
わたし自身が 色々と作ってみたいという欲求が大きかったのと、
もうひとつは
「わたしが同じものを作り続けることは 誰かにとって価値があると思えなかった」から

なぜ、そんな風に感じていたのか分からないほど、自然にそう思い込んできた。
それくらい、自己肯定感が低かったのかもしれない。

だけど、それを続けているうちに、
最近は
自分が自分のアクセサリーを消費しているんじゃないか…？
そう 思うようになってきていて。

わたしの自己肯定感が低いことで
わたし自身が わたしの作品まで、ないがしろにしてきたのかもしれない。

そうやって 新しいものばかりを生み出すことに、疑問を感じるようになってきたのと同時に、

「これだ」というものを、
ただひたすらに、信念を持って
アップデートしながら 作り続けていくこと。
その中で、新しいものも少しずつ生み出していく。

そんな、ものづくりの姿勢でありたいな、と思うようになってきています。

そういう ブランドの軸みたいなものって、
本当は最初に決めて、
その旗を振りながら 歩いていくものだと思うけれど
eritonunoは 「ようやく旗を立てつつある」というような 、
そんな感じの成長途中なんだと思う。

いまさら気づくようなことも、
やっぱりたくさんあるけれど、
こうやって綴って伝えていくので
そんな至らない部分も、
eritonunoというブランドの一部なんだと知ってもらえたら良いな。

そして これからは、今までに作った作品たちを掘り起こして
それらの魅力を また大切に伝えていきたいと思っています。


そんな、第一歩に、秋冬の 木春菊の耳飾り。
春夏に作った 木春菊の耳飾りを 秋冬のカラーで作ってみました。

小さくて かわいくて
強い花芯のまわりに、繊細な花びらがある。
そんなマーガレットの耳飾り。

この秋冬は
墨黒のような、グレーのような、インディゴのような…
なんとも言えないカラーと

アンティークカラーに染めた、ベージュホワイトのマーガレット。

耳に着けると、シンプルだけど
さりげなく 気持ちが上向きになるから

アクセサリーって、
ただ飾るだけの意味ではなくて
自分を褒めてあげられるアイテムとしても
選んでもらいたいな、と思います。

そういう意味で、
自分が頑張りたい時、誰かを応援したい時なんかにもプレゼントとして贈るのもオススメです。

って話が少し逸れちゃったけれど、
秋冬の木春菊、11/22(日)20:00より 販売開始です。