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言葉の奥深さ

空がすっきりとした秋晴れを伝えてくれるようなそんな日。
そんなこんなで、今日は「言葉の奥深さ」について。

私は今季大学で国際教育を取り扱っている授業を履修している。
そして、その授業を担当している先生が「言葉」「言い回し」をすごく大切にされている方なのだ。

元々私自身他の人の「言葉」に触れるのがすごく好きだったり、本が好きだったりするんだけれど、この授業を始めて受講したときに何とも言えないワクワクを覚えた。
それは、授業内容ももちろんなんだけれど、「言葉の奥深さ」において。
思考がより豊かになっていきそうな、そんなワクワク感。

例えば、英語の「develop」。
他動詞だと「~を開発する」という何かに働きかけている意味合いなのに対して、自動詞だと「発展する」と自ら成長している意味合いになる。
他動詞と自動詞によって語感が全く異なる。

もう一つの例えば。
「人材」という言葉。
よく「人材育成」や「グローバル人材」という言葉を耳にすることもある。
でも、この「人材」っていう言葉って「人」を「材」として考えているから「人」を「手段」として考えていることになっちゃうよね。だからこそ、もっと丁寧な言葉を選んでもいいかもね、という内容。

私自身、「develop」の他動詞自動詞の違いは意識したことがあったけど、「人材」という言葉に関しては意識したことが無かったからこそ、そういう見方もあるのかぁという多角的な視点を得る貴重なお話だった。

こんな感じで、言葉一つをとってみてもその意味合いは視点によって多種多様。だから面白いし奥深いなぁと。
他にもたくさんあるけど、書くと書ききれないからここまでにしておこっと。

今日は「言葉の奥深さ」についてでした。

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