ひな

Twitter→@hina__mofumofu

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最近の記事

誰にもバレずに生きてやる

今まで、気持ちのことを何かすごいパワーのある、みんなと分かり合える魔法みたいに考えすぎてたかもしれない。違うじゃん。私の気持ちは特別だからこそ、お前なんかにわかられてたまるか、そんな簡単に私の苦しみがわかってたまるか。だから私の考えてることは嫌いなお前に教えてあげない。誰にもバレずに生きてやる。お前だけ何にも知らないまま。

    • 成仏

      私の心は一度死んだ。 約2年前、思い出したくもないほど嫌な思いをして一度心が壊れてしまった。どういうふうに壊れたか書きたいけど、書けないな。逃げさせて。 もちろん思い出したくないから書かないっていうのもあるけど、もう一つ筆が進まない理由は、心を壊されたときの自分と今の自分がけっこう違っているせいで自分のこととして思い出せないから。されたこと言われたこと何一つ忘れたわけじゃないけど、そのときの心の動きをリアルには思い出さなくなってきたのだ。 去年まではずっと、過去のことを思

      • 綴るほどじゃないけど

        あの子がわざわざSNSに投稿しない、生活 どんなものを食べてどんな人と話しているんだろう そんなことがいちばん気になる どんな人もみんなに見せる部分と見せない部分があって、 こういう自分は好きだからたくさん見せようっていっぱい話したり、逆に好きな部分だからこそ不特定多数には見せないでおこうってしまっておいたり。 こんな自分は嫌いだから隠そうと思ったり、嫌いとかじゃないけどわざわざ見せるほどじゃないからそのままそっとしておいたり。 そのままそっとしている部分って、見ようと思っ

        • 『かわいそうだね?』綿矢りさ

          綿矢りさは『蹴りたい背中』くらいしか読んだことがなかったけど絶対好きな小説家になる気がすると思って図書館で借りてみて読んだ。 「かわいそう」から来る慈愛で許す、助けることを心に決めた主人公だけど、結局自分が一番かわいそうになってしまったようなお話。 ご立派な親切心を見せる聖人より、感情を爆発させているモンスターの彼女の方が好きだ。 この話では地味にずっと「言語」がポイントになっている。 主人公は勉強中の英語で恋愛相談をするが、英語の先生たちのネイティブマシンガントークにつ

        誰にもバレずに生きてやる

          お散歩

          散歩は、楽しい。 ただ歩くだけなのに、ちょっとした娯楽として成立している。 あるときは一駅分歩いてみる。 思いつきでの散歩が意外と楽しい。 知った道だから無心で歩ける。 お気に入りの音楽も口ずさんで1人の世界。明日も歩いてみようかな。 あるときはまだ馴染みのない街を散歩した。 ちょっとおしゃれな東横線の街。 駅前で思わずドーナツなんか買っちゃったりして。 なんとなく記念撮影。インスタにあげちゃおうかな。 あるときは家の近くで猫に出会う。 茶色のねこが日向ぼっこ。 この建

          目覚まし

          アラームが鳴っても 私の1日は始まらない この時計がおかしいの 1日が24時間なんて誰が決めたのかしら 私の時計はまだ31時 もう少し自分と向き合わせて 寝ているときほど私だけの空間なんて、ないじゃない 大学の時も 一限なんて行けたことなかったな 病院も免許更新も 大事なものは何故朝が多い? オフピークで生きてるのあたしだけ? あなたがシャワーに行くこと 私も知らないわけじゃない ただ意志が弱すぎるの 9時出社なんて誰が決めたのかしら 私とあなたはまだ32時 もう少し

          目覚まし

          映画

          夕日が沈む海 制服で二人乗り  シングルベッドで迎える朝 ベランダで吸うタバコ エモいの代名詞のような景色を まだ画面でしか知らないの 私が好きな映画と君が好きな映画 同じときもあるけど 違うときもある 違う景色を見て生きてるから  平坦なストーリー 何もないようで変化していくこの映画  つまらないなんて思わないで 本当に見たいのは 変わらないものなのかもね 転居先の公園 小さな動物園にはしゃいじゃって 君と来れてよかったって思った 図書館の本を読みながらコーヒー嗜む

          鉄道博物館

          ここに来るまで、名前も知らなかった 鉄道のまちだなんて知らなかった 館内には行ったこともないけれど いつか思い出して懐かしくなったりするのかな 銀河に響くメロディ 今日もあなたのもとに帰るわ 交換したセブンティーンアイス 冬の屋外 猫のイラスト あたたかかった まだ知らないことだらけ いつかここも大事な場所になるのかな 手を繋いで歩いたお風呂カフェ まだ冬の景色だけ知っている 銀河にも行けそうな夜 今日もあなたと帰るの

          鉄道博物館

          空腹

          私は食べる ケーキ、ラーメン、パン、ポテチ おなかがなんて空いてるかどうかわからないけど 少しでも食べられるなら食べてしまう 食べなくてもいいのに食べてしまう 食べたくても食べられない人もいる、なんて知らないわよ。 私は食べられるんだからいいじゃない 空腹なんて忘れた 私は空腹が怖い おなかがすいて辛いことも 力が出ないことも 食べる以外に解決策のないことも あれ こんなこと怖がっている私の方がよっぽど怖いかも おなかがすいて食べるんじゃない もうおなかがすかないように

          アンガーマネジメントのことを「怒る権利もないという考え方」とツイートしてる人がいた。怒る権利、考えたことなかったけどあっていいよねたしかに

          アンガーマネジメントのことを「怒る権利もないという考え方」とツイートしてる人がいた。怒る権利、考えたことなかったけどあっていいよねたしかに

          彼氏にポエムのお題を出してもらって電車の中で書いたら15分でできた。  #15分ポエム というのをやってみようと思う!長く時間をかければ良くなるというものでもないし

          彼氏にポエムのお題を出してもらって電車の中で書いたら15分でできた。  #15分ポエム というのをやってみようと思う!長く時間をかければ良くなるというものでもないし

          今年はいつ雪が降るかな。君がつぶやく。 雪が降ったら、お散歩しよう。あのもこもこのパンダみたいな帽子をかぶって、着ぐるみみたいにまるまると重ね着して。このへんでは見慣れない景色だから、君と一緒に歩きたいんだ。 東京の雪は儚いよね。私が知ってる雪と違う。 雪が降っても、地面に落ちてすぐ溶けてしまう。ひらひらと舞っている間だけ、キラキラしてる。すぐに消えてしまう景色だから、君にも見てほしいって思っちゃうんだ。 季節を一緒に見たい。私は恥ずかしくてそんな野暮なこと言わないけど。

          平和とは何もないこと

          常に気を張っていた2022年度や、何か変わらなきゃと焦っていた2023年上半期と比べて、今はすごく落ち着いている。 住む場所があって、贅沢はできないけど美味しいご飯を作ったり可愛い服を着回したりできている。 自信を失っていたときは、明日自分がクビになるかもなんて本気で考えていたけどそんなことは起きないって2年くらいかけてわかった。一息つく暇があれば憎い相手のことを思い出して今にも殺しに行きたくなっていたときもあったけど、今は殺すのはまた今度でいいかなと思えるくらいの適切なめん

          平和とは何もないこと

          今なんかじゃなく

          もっともっと辛くなったとき、 もっともっと泣いていて今にも死にそうなとき、お前らのところに行ってやる。 死神

          今なんかじゃなく

          あたたかい冬の日に

          ああ、私って人との距離感わかってないんだ。 ちょっとした友達や知り合いはもちろん、親とさえ。 「もう"お母さん"をやめてほしい。連絡もとりたくないし話したくもない」そう言ったのはあくまで母の関わり方に問題があると思っていたからだ。

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          あたたかい冬の日に

          イライラするのやめる

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