見出し画像

風邪

このところ疲労が溜まっていたせいか
あっけなく風邪をひいてしまいました。

わたしは気管支が弱いので、風邪を引くと咳が長引きます。
副業でインストラクターの仕事をしているため
声は商売道具のひとつ。
そのため体調には気を付けていて
ここ20年くらい、風邪は引かずに乗り切ってきたのですが
ついに今年は引いてしまいました。

おかげさまで、かなりたっぷり眠ることが出来て
体力も回復してきました。

身体の休みをとることも大切ですが
外界との接触をシャットダウンして
精神的にも休みをとることは、わたしにとって大切なことです。

このところ、独りになる時間の確保が難しかったので
「それなら」と神様の用意してくれた休み時間だったのかもしれません。

寝ている時間に、いろいろ考えていたら
「ここしばらく旅行していないなぁ~」ということにも気づきました。

今年の抱負として年頭に
「定期的に旅行をしたい」という項目をあげていたのに
時間がないとか
今は混んでいるとか
そのうち行くからとか
なんだかんだと理由をつけて
旅行にいきたい自分の気持ちを後回しにしていました。


「Fubuki 、今年がもう終わっちゃうよ」
ということで
急でしたが、小旅行も計画しました。
好きな宿が空いていたので、すんなり決まっちゃった。
うまくいけば紅葉も観られそうです。

秋の大自然から生きるパワーをもらって
わたしに不要なものを放出し
エネルギー交換をして来ようと思います。


それにしても
子ども時代を「いいこちゃん」で育ってきたせいか
仕事を休んで家にいると
どうしても、小学生の頃の病気で休んだ日の感覚に戻ってしまいます。

みんなが学校で勉強している時間に家で寝ている
あの微妙な感じ。

親も優しく、嬉しいような退屈なような
眠っていたらあっという間に夜になってしまったあの感じ。

「今日はみんな、学校で何をして過ごしたんだろう?」
なんて空想したりしてしまう、あの感じ。

休んだからと言って特に何が変わるわけでもなく
数日経てば、何事もなかったかのように日常に戻れるのに
みんなが前進している間
自分は踊り場で止まっているような
ちょっと列から外れて自分だけ楽をしているような、あの感じ。


もういい加減、あの感覚からは解放されてもよさそうなものなのですが
みんなで一緒に歩みを進める教育は沁みついているようです。

小学校時代のあれこれを思い出してしまいました。



お休み中ご迷惑をおかけした皆様には
心からお詫び申し上げます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?