1608年、オランダの技師ハンス・リッペルスハイが望遠鏡を発明し、特許を申請した日だと言われています。残念ながらこの時の特許申請は、ほぼ同時期に同じ発明をした人物がいたためにおりなかったそうですが、歴史に残る発明の一つである事は疑いようが無いでしょう。

肉眼では見る事が出来ない遠くのものを見通すというのは、冒険心というかロマンというか、そういうものを具現化したような機構です。天体観測がロマンチックなのは、少なからずそういう思いの下ではないでしょうか。

さて、天体観測が主題の一つである映画を一つ紹介します。

「50回目のファーストキス」は元々2004年にアメリカで制作された映画ですが、のちの2018年に日本人キャストでのリメイク版が製作されています。わたしが紹介するのはリメイク版の方です。

タイトルの通りラブコメ映画ですが、監督が福田雄一、主演が山田孝之と、「勇者ヨシヒコ」を代表するコメディーものの金字塔とも呼べるキャストで作成されており、ギャグ色が強い作品になっています。

一日が終わるたびにその日の記憶を失う奇病に罹った女性に、天体学者を目指してハワイにやってきた男性が一目惚れをする……という下りから始まるこの物語は非常にロマンチックです。

「星」といえばラブコメですからね。

また、挿入歌として山崎まさよしの「One more time,One more chance」が使われているのも、個人的には非常に良いです。心が動かされます。

全体的にさっぱりとしているので、オススメです。

そういうわけで、明日は望遠鏡の日。たまには星を観ましょう。