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8月19日は俳句の日

は(8)い(1)く(9)の語呂合わせです。無理矢理感の薄い、良い語呂合わせだと思います。

夏休み、ヒマな人も少なくないでしょう。これを機会に俳句の作成に挑戦してみるのはどうでしょう。ポエマーとして、わたしも明日は俳句を詠むのに一日を費やそうと思っています。

ちなみにわたしが最近気になっているのは「自由律俳句」です。

俳句は五・七・五のリズムと季語の挿入が必須ですが、その枠を取り払ったのが自由律俳句という事です。

つまるところ、ルールが存在しないわけです。

中でも種田山頭火の自由律俳句は、とりわけ自由なので不思議です。

「咳をしても一人」は有名ですよね。シンプル過ぎて俳句なのかどうか疑わしいところがありますが、心情が読み取れるのでなかなか心に残ります。

でもわたしの中でどうしても納得がいかない種田山頭火の俳句があります。それがこれ。

まっすぐな道でさみしい

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なんとも感想に困る俳句だと思います。Twitterで流れてきそう。

一応この俳句は、種田山頭火の生涯やこの俳句を詠んだ彼の心情を読み解く事によって詳しい解説が成されるのですが、そういう裏事情の知識が必須な俳句というのはなんだかまた別ジャンルな気がします。

俳句にもいろいろあるという事です。好みによるとも言えますね。

さて、俳句が作れる夏らしいゲームを紹介します。

前にも紹介したゲームではありますが、せっかく夏なので何度でも紹介します。北国編「ぼくのなつやすみ」は傑作です。

作中にて出会えるトラックのおじちゃんと話をする中で、俳句を作れるというミニゲームがあります。全てが自由になるというわけではなく、おじちゃんが詠んだ複数の俳句のワードを拾ってつなぎ合わせる方式なので、結構滅茶苦茶に作れてしまうのが面白いところ。

セミしぐれを食べたりいわし雲をジンギスカンにしたりと子どもらしい発想を自分の手で生み出す事が出来るので、ゲーム内での小学生である主人公への共感がますます深まるという、良いシステムです。

そういうわけで、明日は俳句の日。ゲーム内でもいいので、俳句を作ってみましょう。

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