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漫画紹介「ギャグマンガ日和」

ジャンル:ギャグ、既刊15巻(続編含め20巻)

「ギャグマンガ日和」および「ギャグマンガ日和GB」はジャンプスクエア連載の漫画で、作者は増田こうすけ先生です。

その名の通りギャグ漫画です。面白いので紹介します。

・魅力その1、ジャンル制限無しの短編集

この漫画にあらすじというものは必要ありません。基本的にほぼ全てのお話が一話で完全に完結しているので、知識ゼロの状態から物語がスタートするのがデフォルトだからです。

全ての巻が短編集という事で、大胆かつ斬新だったり、いちギャグのためだけの世界観が構築されたりと、やりたい放題です。

だからこそ、話の設定全てがギャグに直結し、直接的な面白さが味わえます。ストーリーもキャラクター人気もかなぐり捨てて、ひたすらギャグを追求する様は、「濃縮メロンコリニスタ」を彷彿とされられます。

要するにそれだけ面白いという事です。

・魅力その2、広ジャンルをカバーしているギャグ漫画

この漫画はシュール系の笑いが多めですが、それだけではありません。文字で笑わせてくる事もあれば、顔芸で攻めてくる事もあります。あるあるネタやパロディーも多用しますし、時には一話まるまる使って皮肉的なオチを演出したりもします。

笑いの幅が広いのです。無差別に乱射されたギャグの銃弾が、読者の各々の好みを突いてくるのです。

だからハズレに感じる回も少なからずありますが、アタリを引くと最高に笑えます。単行本で読むとハズレ回も気にならないので、お腹を抱えながら読める逸品です。

・魅力その3、史実を基にした話が多い

表題の通りです。

史実を基にした話が多いので、特定の歴史に詳しい人は特に楽しめます。まあ、ギャグ漫画なので史実に基づいた人物が登場するわけではありませんが。

・総評

20年間短編ギャグ漫画として続くだけあって、コンスタンスに面白い話が多く、ギャグ漫画好きなら誰にでもオススメできる漫画です。好みの回を見つけるまで、読み続けてみましょう。

私的好感度:78/100、オススメ度:83/100

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