ひなこ@しまねと海外

島根・出雲→大阪→東京/島根に縁ある若者コミュニティ「ルーツしまね」/オランダで交換留…

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島根・出雲→大阪→東京/島根に縁ある若者コミュニティ「ルーツしまね」/オランダで交換留学🇳🇱/東京のIT企業で新卒3年目🕊

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大阪に進学した私が、どうしても地元の島根で働きたい理由

8月のある日、インターン先の事務所で職場の人と「島根×インターンって、都会にいるとなかなか想像つかないよね」なんて笑っていた。 今回は、大阪に進学して一年間の海外留学を経験した私が、一ヶ月のインターンを通して見えてきた”島根”について書いてみたい。 インターン先は、松江市にある地域・教育魅力化プラットフォーム。 「地域の教育で未来を変える」を理念に、地域みらい留学の推進などを行っている。 地域みらい留学とは、島根発の新しい教育の形。都会では得難い体験を求める生徒と、地方の

    • 3年目の葛藤、ライフワークへの憧れ

      ゴールデンウィークの連休を使って、島根に帰っています。リモートワークと組み合わせて10日間の帰省でした。(ありがたい) 4月から新卒3年目となり、仕事について/生活について色々と考えているタイミングだったので、今回の帰省は意識的に人とたくさん会うことに。 結果的に、「自分が将来島根に帰ったら何をするか・何が求められるか」という問いについて、今まで以上に短期間で解像度が上がった時間になりました。 3年目の葛藤これは一種のあるあるだと思うけれど、新卒で入った会社で3年目を迎え、

      • 東京でとりあえず3年ってどうなの?島根を出て新卒2年目の率直な感想

        年末ということで地元の島根に帰省しています。島根で過去お世話になった人や、この一年新たに出会った人と話す中で、今の考えを残しておきたいとふと思いました。 最近文章を書けていなかったので、リハビリも兼ねて久しぶりに。 特にこんな人に読んでもらえたら嬉しいです。 簡単なプロフィール 就職先を選んだ経緯はこちらの記事もご覧ください。 東京で3年ってぶっちゃけどうなのある日、オンラインのイベントで、仲の良い後輩から「ぶっちゃけ東京で3年ってどうですか?」と質問されました。 た

        • 1.5ドルのコーヒーとドーナツ

          2021年のある日、InstagramでTim Hortonの写真を見かけて、ふっと懐かしい思い出が蘇った。 大学1年生の春休み、私はカナダのバンクーバーで語学学校に通っていた。バンクーバーの中心地にある語学学校の帰り道、毎日寄っていた場所がTim Hortonだった。 Tim Hortonはカナダのコーヒーチェーン。物価の高いカナダでもお手頃価格でコーヒーとドーナツが売られていて、アメリカで言うダンキンドーナツ、日本で言うミスドのような立ち位置だろうか。 大学3年生で交

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        • 島根
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        • 旅の記憶
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          無愛想と微笑みのギャップ、大戦の歴史

          もう一度行きたい国を聞かれたら、間違いなくトップ3に入るのはポーランド。特に、趣ある町並みが心地よいクラクフ(Krakow)の街を挙げるだろう。 初めての東欧、旧社会主義国。留学していたオランダが属する北西ヨーロッパとは、国民性も文化も大きく異なる国。 振り返れば、思い通りにいかないことの多い旅行だった。オランダからの飛行機は遅延に遅延を重ね、予定より7時間遅れて到着したり、急遽予約したホステルに酔っぱらいが乱入して騒ぎを起こしたりと、話のネタは尽きない。 それでも、一番

          無愛想と微笑みのギャップ、大戦の歴史

          誰もいないクリスマスの街、深夜のバスターミナル

          2年前のクリスマスは、イギリスにいた。 クリスマス休暇を利用して、当時留学していたオランダから、イギリスで留学している友人たちを訪ねる旅を計画していた。 クリスマス・イブの24日に、マンチェスターで留学する友人Rが住む寮に到着。留学生向けの大学寮は、私の友人の他に人気がなく、しんと静まり返っていた。 欧州では、クリスマスである25日は小売店はおろか、公共交通機関も全てがストップし、「家に籠もらざるをえない」一日となる。私と友人Rも、翌日に備えてスーパーへ買い出しに出かけた。

          誰もいないクリスマスの街、深夜のバスターミナル

          コミュニティの価値を、誰よりも信じ抜くこと

          ちょうど一年前、こんなnoteを書きました。 島根県の「地域・教育魅力化プラットフォーム」という一般財団法人でインターンをし、1ヶ月間のまとめとして書いたものです。 ただ漠然と「島根」に興味を持っていた私が、この1年間を通して自分と島根の距離をぐんと縮めることができました。 地域・教育魅力化プラットフォームでのインターンを皮切りに、島根の若者コミュニティ「ルーツしまね」の関西拠点を立ち上げたり、高校生・大学生・行政や教育関係者250名が集まるイベントで登壇する機会をもらえた

          コミュニティの価値を、誰よりも信じ抜くこと

          ヘルシーな就活

          21卒の就活がピークを迎える4月。 私もまさに選考ラッシュ。毎日のようにオンラインで選考を受けている。 年末あたりから続けてきた就職活動も、ゴールは目前。 4月中には終えられたらいいな、と思いながら、会社を絞る段階にかかっている。 就活が完全に終わったわけではないけれど、少し目処も見えてきたのでプチ振り返りをしたい。 詳細を振り返るというよりは、ここはよかったなというポイントを書き留めておこうと思う。 ここまでの就活を振り返ってみると、健全な就活ができたという印象がある

          何かにすがりたくなるとき

          12月を師走とはよく言ったもので。まさに全力疾走の毎日が続いています。 忙殺されそうな日々の中で、心の支えにしているものがあります。 それはしいたけ占い。 え、占い?と思われるかもしれません。 今の私にとって、メンタル維持に絶大な効果を発揮してくれています。 6ヶ月ごとに発表される「○○年上半期/下半期」のしいたけ占いはチェックしている人も多いかもしれません。 私は、それに加えて毎週月曜にLINEで配信される「今週の運勢」が好きです。 例えば、「今週は頑張りどころ。今

          何かにすがりたくなるとき

          いろんな関わり方が認められる場所

          大学の学園祭休みを使って、6日間ほど帰省しています。 (今の私の優先順位は、学祭<<<帰省。笑) 忙しさで目が回りそうな大阪での生活をちょこっと抜け出して、ほっと一息つける場所。 自分の今の立ち位置を客観的に見つめ直すことができる場所。 今の島根は、私にとってそんな場所です。 11月3日は、以前のインターン先である地域・教育魅力化プラットフォームが主催するイベントに参加してきました。 11月2日〜3日の2日間かけて行われた、全国地域教育魅力化フェスタ2019。私は2日目の

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          しまねマイプロに参加します

          大阪から島根に帰省してきました。 今回はしまねマイプロに参加するため!私も初参加なのでわくわくしてます。 しまねマイプロとはどんなイベントなのか?どんな人が集まるのか? せっかくの機会なのでさくっとnoteで紹介してみたいと思います! しまねマイプロって?その前に、まずマイプロの説明から。 マイプロとは、「マイプロジェクト」の略。 全国各地の高校生が、自分だけのマイプロジェクトを見つけて取り組んでいます。 マイプロジェクトは、身の回りの課題をテーマにプロジェクトを立ち

          しまねマイプロに参加します

          この夏、島根でインターンをするまで

          大学4年の夏。留学のために卒業を遅らせるとはいえ、必ず聞かれるのが就活の話。業界とか分野を聞かれると、今の私はこう答える。 「将来は、地元の島根に帰るのが目標です。」 生まれも育ちも島根県。公務員の両親のもと、大学進学までずっと島根で過ごしてきた。 他人よりちょっぴり長い受験生活を経験し、念願かなって大阪の大学に進学。 「早くこの田舎を抜け出したい」と思っていた私は、大阪で関西色の強い友達に囲まれて過ごすうちに、心の奥底にあった地元への愛着に気づき始める。 「人口がワー

          この夏、島根でインターンをするまで