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腹275分目

6月13日(火)

朝起きて、悲しくなった。私は何もできないしつまらない人間だったようだった。知っていたが朝からなぜこんな思いをせにゃならんのだ、と思い二度寝をした。不貞寝。

昼、急にパフェが食べたくなったので喫茶店へ。私はチョコレートに合わせるのはバナナ、というのが最適解だと考えている人間ではないので、メニューに「チョコレートパフェ」と「チョコレートバナナパフェ」の2つがあってとても上機嫌になった。もちろんチョコレートパフェを頼んだ。ポッキーが上面に3本ささっていたが私はそれに構うことなく、スプーンで生クリームとアイスをすくって食べた。ポッキーから食べるなんてナンセンス。まずは口いっぱいにつめたい幸せの味をほうばるのが吉。3月に初めてここに来た時はひどく落ち込んでいて、頼んだピラフも全く味がしなかった。その味のしないピラフを食べている時に隣に座っていたおじさんが着席と同時に季節のパフェ、と頼んでばくばくほうばっていたのが羨ましかったのを思い出した。季節のフルーツパフェではないけれどやっと食べられて嬉しい。自分がこれを食べたい、と思ってそこから店を探し、自分の足で歩いて食べたかったものに到達するのが大好きだ。味よりも体験重視なのかもしれない。いや、とっても美味しいのだけれど。

んまい

とはいえ、今日は朝からずっと暗い気持ちだった。が、まだまだ明るい17時ごろに外に出て散歩をしているとみるみる身体が元気になっていくのを感じた。信号が青になっただけで風が吹いて、笑えるようになり、目が開いて、緑と空がよく見えるようになる。腕を振るたびに風をかいて進んでいるような気持ちになった。多分、こういうことの繰り返しなのだなあと思う。

もう少し外界とコネクトしていきたいと思うようになった。4ヶ月ぶり。大体4ヶ月周期でくるようになるものなのだろうか。頻繁に日記をつけるようにすることで自分の心や身体がどのようなものなのか、分かるようになるといい。

「てか回復兆候。今日友達にも会えるしね。」というメモ有。この夜はたらふく中華を食べた。

愛しのパオ〜 高菜が美味い

細切れのメモを残しているだけだったので、なんとなく記録として何でもない日も残しておくことにする。

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